はい、キクオです！
今回は、薬学生におすすめなバイト（アルバイト）10選を紹介します！
【2017/07/09】バイト1選追加
【2017/07/14】追記、タイトル微修正
私は薬学生の時は両親からアルバイト禁止と言われていました。なぜなら勉強を怠り、進学できない可能性があるからです。私の様に、進学を心配され、アルバイトを止められている方も多いのではないでしょうか。
しかし、私はそんな親に隠れつつ、様々なアルバイトを経験しました。
私の大学ではアルバイトをしている人はさほど多くはありませんでしたが、やっていた人ほどコニュニケーション能力が高く、有名薬品メーカーの内定をもらっていました。
学生生活において、重要な事は勉強だけではありません。バイトを通してお金の価値を知り、コミュニケーション能力を磨く事も立派な勉強の一つです。
以下、順番におすすめのバイトを説明していきます。
では、いってみましょう！
薬学生におすすめなバイト11選！
居酒屋ホールスタッフ
おそらく働きたくないバイトの一つではないでしょうか。しかし、居酒屋では、お客様のクレーム対応など、様々な事を学ぶことができます。クレーム対応を学生の内から身に着けておけば、病院、調剤薬局、ドラックストアなど、様々な職場での対応を、非常に上手く出来る様になります。なぜなら、相手が酔ってはいないからです。
病院、薬局でもクレーマーはいます。クレーム対応を行ったことがない薬剤師は、現場で使い物にならないことが多いです。また、調理場とチームで仕事をしていると感じることができ、周りを把握することができるスキルを自然と学ぶことが出来ます。
多職種で働く病院薬剤師を目指す人に向いているバイトだと、私は思っています。なにより出会いが多く活発な人が多いため、人脈作りや大学生活をエンジョイすることが可能です。
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塾講師
社会人になると薬剤師は相手から「先生」と呼ばれるものです。塾講師のバイトを行うと生徒たちから先生と呼ばれるためある程度先生への免疫つくかもしれません。
薬剤師は、患者様に分かりやすく物事を伝えなければ一流とは言えません。塾講師のメリットは短期間でいかに相手に分かりやすく伝えるかをを学べることです。 よく患者様から「この薬とこれの飲み合わせは大丈夫？」と聞かれますが、薬のプロは「わかりません。」とは言いませんし、塾講師も質問された場合に、そんな回答は出来ません。
分からなければ自分で調べるスキルと、そこから回答を導き出して答えるスキルをバイトを通じて学ぶことができます。
また大半が子供向けの学習塾のため、子供に対する扱い方も上手になり、小児科門前薬局で必要とされるスキルを磨くことが出来るでしょう。
大学時代の友人は集団授業での塾講師のアルバイトをしていましたが、とても声が大きく説明がシンプルで分かりやすい人でした。現在彼は調剤薬局の管理薬剤師、かかりつけ薬剤師として働き、患者様から信頼を得ています。
ラーメン屋
いらっしゃいませー！と元気よく接客が学べます。私の大学では非常に元気な先輩がいました。その先輩は必須科目以外の授業はサボり、昼から深夜までラーメン屋でアルバイトをしていました。月に20万は稼いで車を2年生で購入したのを覚えています。
夜中5時までやっているラーメン屋であったので時給は良かったそうです。なにより学校で一番エネルギッシュな先輩でした。薬剤師の世界で活発な薬剤師は重宝されます。
私が今まで職場で出会った薬剤師の8割は物静かな性格の人でした。少数派のガツガツ系薬剤師は社会に出て、間違いなく成功します。私が勤めていた病院の上司トップ3がそうでした。社会に出てからでは性格を変えることはとても難しい為、是非バイトで学んでみましょう。
バイト経験を語る時にみんなが大好きなラーメンをネタに話をすると薬局内でも一目置かれる存在になるかもしれません。
薬局事務
調剤薬局の事務です。主にレセプトを操作して薬局の窓口として仕事を行います。最大のメリットは現役の薬剤師と働くことが出来る事です。薬局薬剤師のやりがいや、大変さを理解することができ、医療用医薬品についてもリアルに学べることが出来ます。
時給は1,000円程になるかもしれませんが、薬学生におすすめなアルバイトの一つです。薬剤師になるにあたって保険の点数を熟知しておくことも非常に重要であるため、レセプト業務を主に行う薬局事務は、その点からも勉強になるバイトです。
ブライダルスタッフ
理由はマナーを学ぶことが出来る点です。薬剤師は世間からは頭がいいと思われがちですが、常識がない薬剤師が数多く存在しています。名刺交換すら、うまくできない薬剤師はたくさんいます。
結婚式場でバイトをする場合、スタッフとしてある程度のマナーの勉強が必要になるため、テーブルマナーであったり、上品な会話をするといったスキルを、学生のうちに学ぶ事が出来ます。
大学時代の友人がブライダルスタッフをしていましたが、業務は立ち仕事で配膳を主に行い、時給は1,200円程であったようです。彼は無事にストレートで薬剤師になり大手薬局チェーンで現在働いています。
コールセンター
正しい言葉遣いを習得できます。薬剤師において疑義紹介は避けては通れない業務です。私も新人の時は、話す内容も理解していないまま、へたくそな電話対応で疑義紹介を行い医師を何度困らせたことか・・・。
コールセンターではマニュアルに沿った、正しい日本語でアルバイトを行なえます。大学生活では緊張した環境の中、電話対応を行うことは、まずありません。
しかしコールセンターで数ヶ月もバイトを行えば、知らない相手でも緊張しないで電話することが可能になってきます。
医師に電話をかけるときや、卸へ電話をかけるときにも困りません。言葉遣いをスキルアップするために役に立つアルバイトだと思います。
遊園地の着ぐるみ
子供に懐かれる仕事です。小児科の門前薬局であればほぼ患者が子供になるため、ある程度子供に耐性を持っておかなければなりません。被り物をすることで羞恥心をカバーし新しい自分を発見することが出来ます。
慣れると徐々に子供の扱いもうまくなっていきます。薬局で薬の説明をしている時でも自由気ままに子供は動き回ることがありますが、このアルバイトを行って子供への耐性がついた私は、ストレスなく業務を行うことが可能になりました。
またこちらの表情は相手に伝わらないため、無理に笑顔にならなくても問題はありません。また夏は着ぐるみの中がサウナになるため、忍耐力が必要ですが、学生の内にしか体験出来ない貴重なバイトです。
ジムトレーナー
筋トレのジムトレーナーでもいいですし、水泳教室で教えるトレーナーでも大丈夫です。時給1,000円前後で私は水泳教室で低学年の子供に水泳を教えるトレーナーを行っていました。
夏休み期間を利用して毎日プールに入っていたため、体を絞ることができました。業務後にはプールを貸し切れますし、ウエイトトレーニングもしたい放題でした。スポーツファーマシストに興味があり、運動と健康を突き止めたい人にはかなり向いていると感じます。
大手のジムには健康食品、サプリメントも置いてあることがあるため薬剤師に切っても切り離せない関係でもあるのです。
ドラックストア
薬学生なら一度は考えるアルバイトだと思います。おススメはダイコクドラックなどの活気があるドラックストアです。広くて大きなチェーン店でも構いませんが、商品入れ替えやレジ打ちが主な業務になります。
一方で活気があるドラックストアでは対お客様との距離が非常に近くサービス業を極めることができます。薬剤師はコミュニケーション不全の人が多いため、ここでレベルアップしておくと社会へ出てからも成功する可能性が広がります。
学生の方が思う以上に、コミュニケーション能力は、社会人にとって有用なスキルの一つです。軽視せずに学生のうちに、しっかり磨きましょう。
派遣登録でバイト
日雇いで様々な場所で業務を行います。時給は1,200円でやや高めです。本バイトを選出した理由として、人が激しく変わるという環境に慣れることができる点が挙げられます。
日雇いの派遣のほとんどが初見で人間関係を築かなければなりませんし、業務に順応しなくてはいけません。薬剤師に置き換えてみると店舗数が多い薬局では応援体制があったり、年上の下っ端が突然やってきたりするなど素早く環境に順応していかなければなりません。
私も数種類の派遣を行っていましたが顎で使われたり、理不尽に怒られるなど様々な経験をしてきました。それにも負けず順応していくことで、心のタフネスを育てることが出来ます。
また、単発のバイトも多い為、自身の働きたい時に合わせて柔軟にバイトが出来る点も魅力の一つです。
売り子
球場のビール売りでもいいですし、百貨店での商品販売でもよいです。私は百貨店で洋菓子の売り子をした経験があります。時給1,000円で基本立ち仕事です。お客様がどういった商品希望しているかを考え希望にマッチした商品を提供、説明できた時はやりがいを感じました。
薬局では患者さんから飲み方やコンプライアンスを確認しなくてはいけません。会話だけでなく表情や仕草で相手が何を伝えたいかを読み取るスキルをここで上げたと思っています。薬学生にとっては、非常に実践的なアルバイトだと思います。
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バイトを選ぶ際の注意点
慎重にアルバイトを選べという訳でなく積極的に様々なアルバイトを経験した方がいいと思います。私は初めてのアルバイトは決めきれなかったため、タウンワークを開いたページで決めました。
飲食のキッチンで約半年した経験は印象深く記憶に残っています。もしそれで自分に合わないようであれば、次のアルバイトを探せばいいと思います。何が自分に合っているかで考えるのではなく、やってみたい、興味がある仕事でアルバイトを探すことが重要です。
どんどんチャレンジしていきましょう。バイト選びで失敗してしまっても、その失敗の経験自体が、間違いなくあなたの財産になります。
まとめ
薬剤師はサービス業です。
しかしながら、それを認識せず、怠惰に働いている薬剤師は多いのが現状です。自分の経験したアルバイトが、未来の薬剤師像変えてくれる可能性は十分にあります。
一つのアルバイトをずっと続けることも大切ですが、様々なアルバイトを経験して柔らかい頭、環境に順応するスキルを上げていくことが最も大切だと思います。
薬学生のあなたに合った、良いバイトが見つかることを祈って。
キクオ
