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ウエルシアの薬剤師って良いの?現役薬剤師が解説!

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今回はウエルシアの薬剤師について、その業務概要や年収、 強みや、キャリアの積み方などを説明します!

ウエルシアの口コミや評判が気になる薬剤師の方や、ウエルシアに就職しようと考えている薬学生の方は、是非参考にしてみて下さい!

以下、簡単な目次となります。

目次

 

ウエルシアとは?現役薬剤師が解説!

薬剤師であれば耳にしたことがある、急成長を続けている大手調剤併設型のドラッグストアになります。

2017年度の売り上げは、ドラッグストア業界のトップに君臨していて、事業展開がドラッグストアだけではなくて介護、海外事業にも力を入れている株式会社です。

超高齢化社会に向けて、日常生活用品を提供するだけでなく、医療機関への窓口として「かかりつけ薬局」の役割を、常に考え、行動しています。

そのため、現在、約7割の店舗で調剤や投薬を行う環境を整えていて、他企業のドラッグストアに比べても、薬剤師としての専門性を損なわずに働く事が出来るドラッグストアと言えるでしょう。

ウエルシアが成長し続ける背景には、国が掲げる働き方改革や、介護、在宅医療などにも先取りして行動していることが挙げられます。

また、人手が足りない集落への宅配事業の取り組み、24時間営業のドラッグストア展開、積極的なM&Aなど、常に前を向いている企業です!

食品や生活用品を購入するだけではないドラッグストアが、ウエルシホールディングスになります。  

ウエルシアの強み6選!

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本項では、まずウエルシアの強みについて見ていきましょう!

ウエルシアは様々な新しい取り組みにチャレンジしている企業ですが、その中でもとりわけウエルシアの強みと言えるものを挙げてみました!

1.調剤併設型の店舗が多い

ドラッグストアの薬剤師は、企業や店舗によって、全く処方箋を受け付けていない環境に置かれる場合があります。

ドラッグストアの中に調剤室が入っている店舗と、入っていない店舗があると思いますが、ウエルシアグループでは、展開しているドラッグストアの約7割に調剤室が併設されているので、処方箋を持ち込む利用者がいれば薬剤師として調剤業務、監査業務、投薬に薬歴記載を行う事が可能です。

私が実際に調剤薬局で働いていても患者さんが持ってくるお薬手帳にウエルシア薬局が発行したお薬手帳のシールが貼ってある事があり、ドラッグストアの商品販売だけではなく、医療機関として勢力を拡大しているのが伺えました。

その背景には、上記したように、国が推奨するかかりつけ薬局の取り組みを、事業として積極的に行っている点が挙げられます。

ウエルシアに勤める薬剤師はしっかりと処方監査を行い、疑義照会や相互作用にも強いです。また、ドラッグストア勤務により、サプリメントとの飲み合わせの確認もより数をこなすことが出来る点も強みの一つと言えます。

2.便利さを追求した24時間営業

ウエルシアの営業時間は他のドラッグストアに比べると時間が長く、仕事終わりに立ち寄れるドラッグストアとして便利な面も持っています。

全ての店舗が24時間営業ではありませんが、立地や客層によって24時間買い物が出来る店舗が現在100店以上あります。まだまだ少数で都会に多い印象ですが、24時間処方せん受付にも対応している店舗も存在しています。

薬剤師の視点から考えると、24時間体制のドラッグストアでは負担が多く感じるかもしれませんが、深夜帯を過ぎると駆け込みの様に患者さんが来る事は少ないので、意外と負担は少なく働く事が出来ると思います。

基本的には正社員が現場を回していますが、人材不足の場合は、バイトの薬剤師が出勤する場合もあるので、時給が跳ね上がり、高額で働く事が出来る事でしょう。

利用者目線で考えると、残業や仕事に追われている忙しい社会人にとって、24時間ドラッグストアがオープンしている事は、非常に助かります。食品や生活用品にも対応しているので、深夜遅くなっても焦らずに買い物が可能です。

今後の企業展開として利用者の生活リズムを考慮した試みをしてくれるドラッグストアだと思います。

3.イオンとの繋がりがある

イオンがドラッグストアチェーンの連結子会社化として、ウエルシアホールディングスを迎える事になりました。

それに伴い、ドラッグストアの中にイオン銀行が設置されたりと、珍しい試みが行われており、他のドラッグストアと比べて差別化を図っています。

全ての店舗には対応していませんが、銀行需要の高い場所や、24時間営業している場所に設置率が高いです。いつでもイオン銀行が利用出来る点は、利用者にとって大きなメリットとなるでしょう。

他にもイオンオリジナルブランドの商品が、ウエルシアの店内に置いてあるので、イオンブランドがドラッグストア店内で購入出来る事は、利用者に一定の安心感を与えています!

強み④:ヘルスケアやビューティー部門をプロデュースしている

都市型店舗展開の新しい形として、ヘルスケアとビューティー部門をプロデュースしているドラッグストアが、ウエルシアの強みになります。

都市部に限定した展開になり、店内で美容系部門のコーナーに加えて、処方箋も受け付ける事が出来る内装になっています。

取り扱いブランドは化粧品メーカーの大手を含め、他のドラッグストアと比べてもオーガニックや、ラグジュアリーブランドなど幅広く扱っている点も魅力的です。

また、都市型のウエルシアには、働く女性に対しての美意識と健康の向上を目的に、ドラッグストア店内に、夜21時までネイルサロンを営業している店舗もあります。

利用者にとっては、ネイル後も買い物を行って帰宅できるというメリットがあります。

このように、時代に合わせたドラッグストアを繰り広げているポイントは、今後もウエルシアの強みになると思います。  

強み⑤:在宅医療に強い

在宅療養に強みがあるウエルシアでは、介護事業にも強みを持っています。

関東地方に介護サービスを実施して、居宅介護支援や訪問看護などの拠点を作り、薬剤師としても在宅医療に強い組織を築き上げている最中です。

ケアマネージャーとも連携を取りやすくなると思いますし、勉強会への参加よりも、身近に感じて仕事を行う事が出来ると思います。

私が驚いた事は、在宅医療の学会にウエルシアから正社員を積極的に参加させている事や、無菌調剤室としてクリーンルームの設置しており、非常に環境も整っている点です。

病院薬剤師では輸液の混注を行う事もありますが、ドラッグストアに勤務する薬剤師で注射薬を扱い、混注業務を行えるのは、ウエルシアの独自の強みであると言えますし、勤務する薬剤師にとっても貴重な経験となるでしょう。

まだまだ、無菌調剤室が入っているドラッグストアは珍しいと思いますが、今後のウエルシアはますます事業を拡大して介護事業とタッグを組み、在宅医療に力を入れていくでしょう。

超高齢化社会に対応出来るように、ドラッグストア内でも介護予防教室や認知症カフェなど、地域と協力して事業の実績も積んでいます。

新しいドラッグストアの在り方として、様々な医療を提供出来る点がウエルシアの強みだと言えます。 

強み⑥:血液検査を受ける事が出来る

最近では保険調剤薬局の待合で糖尿病に関する値を測定するために血液検査を行う薬局もありますが、ドラッグストア内で血液検査を受ける事が出来て、自身の健康をサポート、アドバイスしてくれる環境は少ないです。

調剤併設型のドラッグストアの展開が多いウエルシアグループですが、基本的に調剤室がある店舗に血液検査が出来る環境を整えています。

内容として、自己採血による糖尿病や脂質の値を測定する事が出来るワンコインの検査で、時間をかけずに自分の値を把握する事が出来ます。

また、より詳しく知りたい方の為に、コレステロール、肝臓、腎臓、尿酸値などの8項目を検査できるコースや、肝臓の値を更に細かく検査する事が出来る13項目のコースを調べる事が可能です。

かかりつけのドラッグストアとして、久しく血液検査を行っていない生活習慣病の予備軍の方には、健康を意識するキッカケにもなると思いますし、現場の薬剤師は、ドラッグストアでも臨床に携われる事を肌で感じる事が出来る取り組みです!

ウエルシアの評判や口コミは?現役薬剤師が調査! 

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ウエルシアに就職を考えている薬剤師は、やはり給与情報や福利厚生などの口コミや評判が気になっているのではないでしょうか。

本項では、キャリアの積み方も含めて、様々な面からウエルシアを見ていきます!

1.ウエルシアの給与情報について

平均的な調剤薬局の薬剤師や、病院薬剤師に比べると給料が良い企業になります。

転職フェアの求人や人事の担当者の売り込みでは、新卒で年俸600万円から700万円まで可能と言われた時代がありました。

その時は、薬剤師不足が大きかった年でもあり、大学内でも他の企業よりも多く給料が出るドラッグストアとして話題になりました。数年前までは年俸制として、ボーナスなしの残業代を含む設定であったので、新卒でも全国勤務コースで年収600万円以上は可能でした。

しかし現在では、人事制度の見直しの観点から新卒が基本給約35万円年収510万円程度になっています。

年俸制を廃止して、ボーナスの評価や、手当の妥当性を検討しています。しかし、新卒で基本給35万円は薬剤師界の中でも上位の給料であり、病院薬剤師時代の私の初任給と比べても10万円以上高くもらえる企業になります。

実績や役職が上がるに連れて給料も上がるので、正社員であれば年収600万円、700万円クラスには届きます!

私の友人は入社2年目の途中で高級車を納車していた記憶があります。正直なところ20代での給料では、製薬会社のMRとも匹敵するくらいに給料を得る事が出来る企業になるので、年収に関してはトップクラスのドラッグストアです。

また店舗は限られますが、ドラッグストアの深夜アルバイトも募集していて、深夜帯であれば時給3500円程度の好条件で働く事が可能です。

薬剤師でなくても登録販売者の資格を持っている方であれば、深夜帯で時給2000円程度の求人で募集があるので、24時間営業が多いウエルシアグループならではの特徴になります! 

2.ウエルシアの昇給について

現場で働く薬剤師から管理薬剤師になると、1万円程度の手当てが付きますが、それ以上の昇給は役職が付くかどうかで大きく異なります。

上級専門社員である医療リーダー、在宅リーダーで主任の位置にいれば、年収650万円は十分に狙える位置になります。新制度前では薬剤師の昇給が約5000円となっていて、薬剤師業界の中でも昇給率は高いです。

現在では、人事制度の見直しによって評価制度を新しくして人件費を抑える方向に進んでいくと思われるので、当初よりも低くなる可能性や、実績によって前後する可能性は十分あります。

上級管理者である課長クラスに昇格すると、給料は700万円近くに跳ね上がり薬剤師としても満足できる金額になります。

キャリアモデルとしては課長クラスが40歳からになりますが、全国を駆け巡るコースで、管理者の目に留まると40歳よりも若くして地区長を任されたりと出世街道を進む事も可能です。

しかし、ウエルシアでは管理職の空きがまだ多くないため、ポストが限られています。急成長を上げているウエルシアホールディングスだからそこ、従業員数の増加、確保により、数年後の昇給率や昇給を考えた方が無難です。

私の友人は20代後半で店長兼任で、年収は650万円ほどの薬剤師がいました。新卒時は年収600万円程度で、5年程度で約50万円伸びたということです。

その後はポストに付かなければ思ったようには昇給額が上がらないので友人が嘆いていた記憶があります。  

3.ウエルシアの業務内容について

ドラッグストアの店舗管理もそうですが、ウエルシアでは調剤薬局の面を持ち合わせているため、若手の薬剤師は主に調剤、投薬、レセコン操作、薬歴記載などの薬局業務を行う事が多いです。

調剤併設型が少ないドラッグストアでは、品出しなど薬剤師でなくても出来る仕事をする事があるので、薬剤師の専門性を発揮できる環境がある事は、ウエルシア働き方の魅力であると思います。

基本的な調剤室の業務としては、保険薬局と変わらない業務内容だと考えていいでしょう。棚卸業務に、クレーム対応、薬局棚の配置を考える事など、業務内容は多いです。

また、一般用医薬品の相談やサプリメントに関しての質問も常時受け付けていて、医療用医薬品との飲み合わせなど、専門的な事も聞かれてアドバイスを行うなどやりがいも多いです。

3年目を目安に管理薬剤師として現場を1人で任される様になり、在宅医療の分野にもより深く挑戦出来るようになります。

在宅医療では、栄養剤の混注業務だけでなく、認知症やフィジカルアセスメントの専門分野も学ぶことが可能です。

また、私の友人には、自分の希望を伝えて人事担当になった薬剤師もいます。人事担当は営業職が強いですが、母校にに営業だけではなくて現場のドラッグストア内でも働く事もあります。

さらに、キャリアを積むとエリア毎の複数店舗を任せられるので、後輩薬剤師のマネジメントや店舗の把握する業務も勉強出来ます。店舗管理者になると売り上げの面での裁量や商品の見せ方など、病院や調剤薬局に勤める薬剤師には、体験出来ない業務も行う事が可能です。

教育面でも在宅推進の部署で働くと、同じ社員に対して終末期医療の醍醐味や臨床的なスキルを、店舗ごとの薬剤師に教える事が出来るので、薬剤師の業務だけでなく人材育成も体験する事ができるでしょう。

ウエルシアは、ドラッグストアで働く薬剤師の仕事について、「店内での商品並び替え」や「レジ打ち」だけという概念を無くした企業です!

4.ウエルシアの休暇・福地厚生について

週休2日制、年間休日が116日であり、初年度の有給休暇が10日になっています。年間最高20日までの有給休暇を持つ事が可能です。これは、一般的なドラッグストアの年間休日日数と比較して、大きな変わりはありません。

休みのタイミングはシフト制になっているので、薬剤師で正社員の場合は、固定された土日休みは基本的にはないと思った方がいいでしょう。

更に店長クラスになるとシフトの穴埋めとして仕事に入らなければならず、有給消化率も決して高いとは言えないので、プライベートを充実させたい方には向いていないと思います。

24時間営業を掲げていて、実践している背景には、1人薬剤師として働く薬剤師と、店舗間を動き回る薬剤師の姿もあります。帰宅もアルバイトでない限りは夜遅くになる傾向です。

福利厚生に関しては一般的であり、驚くような内容はありません。社宅制度、産休制度、退職金制度など薬剤師界の大企業であれば、当たり前の内容になっていて、良くもなく悪くもない印象です。

従業員割引制度では社割で商品を購入出来たり、特定の施設を従業員価格で活用する事が出来るので一見良さそうに見えますが、他のドラッグストアも同じ福利厚生であり、実際に使用しない方もいます。 

5.ウエルシアの平均勤続年数は?

職場環境の風通しの良さから、離職率は他のドラッグストアに比べても、トップレベルに低い傾向になります。3年目までは現場や在宅医療といった薬剤師の専門スキルを学べる点や、一般用医薬品の受け答えを通して、スキルアップが図れる点が魅力で、金銭面だけでなくやりがいもある企業として人気があります。

3年目以降では管理薬剤師の経験や、経営面を学ぶことが出来、薬剤師として辞めたくなる時期にも、要所でポイントをおさえた研修プログラムや環境が整っています。

また、上述したように、新卒でトップクラスの年収も離職率が低い要因の一つに挙げられます。3年目で転職を考えたとしても、病院薬剤師や調剤薬局薬剤師として初めて転職すると間違いなく年収は下がります。

大抵の場合、新卒から平均すると約5年間は辞めないで、ウエルシアの中で薬剤師として活躍すると思います。実際に、私の後輩でウエルシアに入った3名は、全員1度も転職をしないで奮闘しています。

しかし、給料は潤っていいますが、その分忙しさから、巣立っていく薬剤師も存在しています。 

6.ウエルシアでのキャリアの積み方は?

入社から約3年間は、初級専門社員として現場重視で働く事が多いです。全国コースを希望すると、全国の人材不足の場所に応援に行ったり、在宅の仕事も行います。

また、2年目くらいに人事担当として母校に説明会の応援にいったりと、学生と触れ合う業務も担当する事があります。

3年目からは基本的に管理薬剤師として調剤室を管理する責任者になります。

薬剤師の業界としては、管理薬剤師になるタイミングが早い方であり、マネジメントスキルが自然と身に付くキャリアの積み方です。

入社5、6年目のタイミングで調剤リーダーや在宅部門のリーダーとして複数の店舗を統括したり、指導する立場となり、他社員の問題提起を解決するマネジメントの仕事を任されます。

こちらも大手調剤薬局とは異なりキャリアアップとしては早い傾向になります。

調剤薬局のエリアマネージャーでは約8年から10年以上勤めないと役職は上がらないので、キャリアを早く積みたい薬剤師は、ウエルシアが合っていると言えるでしょう。

勤務10年目前後では初級管理者としての肩書になり、在宅SVと言われる個人在宅営業のスキルを磨いたり、地域連携や多職種と交流を図って、キャリアを積むことが出来ます。

さらには地区長という、調剤リーダーをまとめる役職や、現場の環境を整える業務を行うキャリアも存在します。

20年以上勤めると肩書が部長クラスになり、経営面を強く求められる部署へ配属されます。急成長を続けてきたウエルシアですが、ポストの空きが今後は少なくなってくると思いますので、今後は人事評価などより厳格に選考されるはずです。

今後は「無菌室調剤としてキャリアを積みたいけれど、3年後に延ばされた」など、会社の都合に合わせたキャリアの積み方になるでしょう。  

ウエルシアの求人内容の紹介!

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本項では、実際にウエルシアの求人にはどのようなものがあるのか、具体的に説明していきます。

求人情報については、流動的なため、以下に記載の求人はおそらくは既にないかと思いますが、参考程度に見て頂ければ幸いです!

実際に詳しいウエルシアの求人情報などについて知りたい方は、是非、薬剤師の転職サイトである、ファルマスタッフ などを利用してみましょう!

もし、ファルマスタッフの詳しい利用体験談などを知りたい方は、以下のエントリーに現役薬剤師の私が実際に利用した体験談をまとめている為、参考にしてみて下さい!

また、公式サイトでより詳しい情報を入手したい方は、以下となります。

求人例①:日本橋1号店の深夜アルバイト

日中は時給が2600円と一般的な薬剤師の時給になりますが、24時間営業をしている店舗になるので、深夜帯でも薬剤師を配置する環境になります。

24時から朝5時が狙い目で、時給3550円で募集があります。立地も東京都内になり、仕事終わりに処方箋を持ってくるなど、処方せん受付の需要はあると思います。

シフト制で入る曜日は要相談で、ダブルワークで働きたい薬剤師には、非常にありがたい内容です。募集要項には調剤とOTC相談が出来る薬剤師と記載があり、面接時でもその2つのスキルがあれば比較的有利に合格する事が出来るでしょう。

交通費実費代支給、従業員割引制度も適応になる働き方になります。調剤薬局経験者でOTCに強くなりたい薬剤師の方、病院薬剤師でお金に余裕を持ちたい方にはおすすめのアルバイトです!

薬剤師向けの深夜のおすすめのバイトや、ダブルワークの求人先を転職エージェントに相談すれば、このようなレアな求人も探してくれます!

求人例②:土日祝休みの病院前のドラッグストア正社員

静岡県菊川市にある病院の門前にある店舗で、調剤、監査、投薬、薬歴業務をメインに仕事を行います。

このドラッグストアの良いポイントは、土日祝日休みである点と、終業時間が短い点になります。ドラッグストアでは、基本的に土日祝日は勤務している薬剤師が多いと思いますし、深夜営業をしているウエルシアでは夜中まで働くこともあると思います。

こちらの求人では、調剤専門の機能面だけの薬局になります。つまり、隣の病院が閉まれば業務を終了する事が可能な、保険調剤薬局の様な働き方を行う事が出来ます。

ドラッグストアでは早めに帰宅できる場所がないと思っていた私には、驚きの環境でした。調剤に特化したウエルシアの方針があったからだと思います。

年収は新卒同額の510万円程度から、経験を考慮して年収アップも可能です。どちらかと言えば調剤薬局の様な働き方になるので、OTCに強くなりたいなどの目標がある方にはおすすめ出来ない求人になります。

地域に根差した働き方であり、プライベートを充実させるのに向いている働き方です。 

求人例③:スキルアップと在宅医療の経験も積める勤務薬剤師

関東にある在宅医療を推進している薬局であり、キャリアアップを目指す薬剤師には嬉しい環境が整っている店舗です。

調剤業務だけでなく、地域包括ケアとの協力訪問に加えて、在宅医療を全面にプッシュしている求人になります。

年収は510万円程度からになりますが、今後確実に必要となる在宅の知識を身に付けたい方におすすめな求人です。この店舗では正社員だけでなくアルバイトも同時に募集していて、時給も2600円からと中々良い条件でした。

やりがい重視でチャレンジする気持ちが強い薬剤師には合っている求人ですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ドラッグストア業界の中でも、調剤併設型や在宅に強みを持つウエルシアの紹介でした。

様々調べてみて、ドラッグストアもここまで勢力を拡大して、臨床に力を入れているのかと、驚きました。

トータルコーディネートとしてかかりつけ薬局を目指すウエルシアホールディングスは、今後ますます事業を発展していくと感じます。

少しでもこの記事が全国の薬剤師の参考になればと思います。

それでは!

 

他、薬剤師の仕事の関連エントリーはこちら!

 

参考サイト

ウエルシア薬局 公式サイト

【B.B.ON ビビオン】ウエルシア薬局がプロデュースするシティ型ドラッグストア