薬剤師は日本中に浪漫を届けたい

現役薬剤師が、薬剤師の転職、仕事、バイトを語るブログ。他スポーツやゲームなど趣味も書きます。

薬剤師が仕事で感じるストレスは?解消法も紹介!

f:id:kikuo1005:20180213215627j:plain

今回は薬剤師が仕事でストレスを感じる場面や、ストレスを感じだ時の解消法などについて説明していきます!

薬剤師で、職場のストレスが非常に強い方、どうしてもストレスを発散させる良い方法が思いつかない方は是非参考にして下さい!

以下、目次となります。

目次

 

薬剤師が仕事でストレスを感じる場面5つ

f:id:kikuo1005:20180213215640j:plain

まず、薬剤師はどのような場面においてストレスを感じることが多いのでしょうか。

もちろん、人によりストレスを感じるポイントは大きく異なりますが、今回は現役薬剤師の私の経験談を元に、お話していきます。

1.疑義照会が上手くいかない時

薬剤師の特権スキルである疑義照会では、疑義照会をしたくても出来ない、思うように処方箋を変更してくれない、医師に疑義照会を行なったのに罵声を浴びたなど、処方箋監査を行う薬剤師にとってトラブルやストレスが発生しやすい業務になっています。

医療用医薬品の処方権は医師のみに与えられた権利ですが、薬剤師がその処方箋の内容に疑義がない事を確認して薬を作り、患者さんに適切な薬を渡す事が出来ます。

疑義照会は処方箋を初見で見た段階から始まり、疑義照会をクリアしなければ、次のステップに進む事が出来ないので、職場内が滞り、最終的に患者さんを待たせてしまう要因の1つになってしまいます。

現場を任されている薬剤師、仕事をスムーズに行いたい薬剤師は、正直、医師の確認を取らないで、薬局で勝手に処方箋を変更したいと思っている方が、間違いなく一定数いる事でしょう。

現場によっては、医師のミスの頻度や質、絶対に変更して欲しい疑義、凡ミスで変更して欲しい疑義など、細かく分けるとキリがないくらいに様々な問題が出てきます。

病院によっては、調剤薬局の薬剤師から直接病院の医師に疑義照会の電話を繋げるシステムではない病院もあります。

この場合は、先ず調剤薬局の薬剤師が病院の薬剤師に疑義照会を行い、病院薬剤師から病院内の医師へ疑義照会を行い、回答を返します。

病院薬剤師からみると、直接診察室の医師に疑義照会すると、ストレスの矢先を向けられてしまう事もあります。また、逆に病院薬剤師から、疑義照会を断られるといった、調剤薬局薬剤師側の意見も間違いなくあります。

両者ともスムーズに仕事を行う事が出来ずにストレスが溜まってしまうのです。

他にも、実体験として、患者さんの不利益が起こる可能性がある相互作用について医師へ疑義照会をしても、「そんな作用は知らない!診察中に電話をしてくるな!」と暴言を吐かれた事は、1度や2度ではありません。

こちらとしては、患者さんの健康、治療の事を優先して調べて考えて判断し、最後に医師へ薬の変更依頼をする為に疑義照会するも、罵詈雑言を受ける・・。

特に配慮の欠ける医師だと、疑義照会の失敗を揚げ足にとり、あそこの薬局、薬剤師はおかしな事を言うから行かない方がいいと、処方箋を集めない様に仕向けて、露骨な嫌がらせを行う方も存在します。

薬局では基本的に処方箋枚数が利益に直結するため、死活問題になりかねませんし、経営者が薬剤師の場合は、非常にストレスが溜まります。

疑義照会は薬剤師ならではのスキルではありますが、上手く使わないと自分にストレスとして跳ね返ってくる仕事だと思います。

2.理不尽なクレームが発生する 

調剤薬局、ドラッグストア、病院、製薬会社と、薬剤師が働く業種のほとんどで理不尽なクレームは発生しています。

社会人になる前に、先輩から薬剤師はサービス業と言われた理由が、今ではわかります。

特にドラッグストアの薬剤師や、調剤薬局の薬剤師で現場に従事する方は、圧倒的にクレームを処理している職場だと思います。

どちらも責任者は薬剤師である場合が多く、こちらに非があるクレームであれば仕方がありませんが、非常に理不尽なクレームも中には存在するので注意が必要になります。

中には警察を呼んだり、呼ばれたりと、裁判まで発展してしまうケースも聞きますので非常に神経を使う仕事になります。

調剤薬局では患者さんの待ち時間が怒りのボルテージを上げてしまい、理不尽なクレームの引き金になってしまうケースが多い印象です。

薬剤師は可能な限り、正確に素早く仕事を行っています。急いでいるのはわかりますが、処方箋がない状態で来客して、

「前回と同じ内容だから、先に薬を作っておけよ!」

と、言われる事もありますし、期限が切れている処方箋を持ってきて、出さないと営業妨害をするぞと威嚇してくる患者さんも残念ながら存在します。

私の周りでは、ドライブスルーの様に、車から降りずに、薬剤師が直接薬局外の車まで薬を届ける様に命令された事もありますし、顔が気に入らないという理由で謝罪しに家まで来させる患者さんもいます。

患者さんは病院やクリニックの診察後であり、疲れている状態かもしれませんので、最後に寄る調剤薬局にフラストレーションが溜まった状態で来る事があるのかもしれません。

クレーム対応能力やクレームをある程度流せる薬剤師でないと、ストレスは日々蓄積されていきます。

ドラッグストアについては、商品を多く扱う事が多いため、会計トラブルなどクレームの引き金となる要素が多いです。

明らかに会計が正しく出来ているのに、後からお金が足りなかったと電話がかかってくる人、薬が全然効かなかったと自己判断で購入したサプリメントに対しての理不尽なクレームする人、商品の入れ方が悪いので料理が上手く出来なかったと、理解不能のクレームをする人など、バラエティー豊かな理不尽さが特徴になります。

ここまでくると流石に免疫が出来てきて、問題なくクレームを処理する事が可能かもしれませんが、ストレスは溜まる事は間違いありません。 

3.仕事をしない薬剤師 

薬剤師業界だけでなく、どこの企業にもいる仕事をしない人間の事を指します。圧倒的に人材が潤っている薬局や、大きく成長している企業には、一定数存在すると思っています。

私の病院時代を元に記載していきますが、何が何でも仕事をしない中年薬剤師が存在しました。薬剤師歴としては20年程になり、年齢は40代後半に差し掛かる独身男性になります。

仕事をしないと言うよりは、仕事を上司が与えていないという解釈になりますが、全体の会議で決まった事でも100%動きませんし、上司から課題が出ても、屁理屈を言い問答無用で仕事を断ります。

上司との喧嘩は毎日の様に行われていましたが、業務中に携帯をいじる、電話をかけることは日常茶飯事で、新人薬剤師からも仕事しろよと直接は言わないものの、ストレスの元凶である事は間違いありませんでした。

最も私がストレスが溜まった出来事として、口だけは達者な点でした。自分は業務中に遊んでいるのに対して、思いついたように仕事を振っていく事には、イラつきを通り越してため息しか出ませんでした。

また、小さな調剤薬局では、怠慢な管理薬剤師がずっと自分の薬局であるかの様に支配している場合があり、スタッフへの配慮が欠けている場合には、身の回りの仕事をすべてやらせようとする愚かな薬剤師も存在します。

例えば、投薬をすべて他の薬剤師に行かせたり、ひどい場合には資格がない事務員にまで命令して自分が楽になるように仕向けます。

すべての薬剤師が、このように仕事をしない訳ではありませんが、リアルな現場では実際に存在しているのが現実です。

もし、周りに酷い薬剤師がいる場合には、関わらない方がいいですし、仕事にしても関わるとストレス倍々形式で増えます。 

4.数字に追われる時 

上場企業に勤める薬剤師や、製薬会社に勤める薬剤師に多いです。

実績を求められたり、数字でしか評価を受けない時にストレスを感じてしまう事があります。

医療従事者としての仕事のやりがいを感じる時は、患者さんに安全で適切な治療を届ける事が出来た場合、また、それに対して感謝された時が、やはり一番実感を得やすいです。

しかし、営利目的である企業の上層部では、どうしても黒字経営を優先して考えてしまいます。

近年では、調剤薬局の経営がますます苦しくなる一方で、加算を取りに行くために、さらなる成果を薬剤師は求められる事になるでしょう。

かかりつけ薬剤師も1つの例であり、患者さんの薬の情報を一元化するための設定が、いつしか、月に数十件のかかりつけの同意を取ってこいと数字に追われる企業も存在します。

また、製薬会社のMRは、適切な医療情報を現場に届けるために日々奮闘していますが、社内では個人の売り上げランキング、全国のエリアとの競争が日常であり、手段を選ばないセールスを行う事にもなるでしょう。

会社のプレッシャーに耐えられなくなり、MRから病院薬剤師調剤薬局の薬剤師ドラッグストアの薬剤師に転職する方も多くいます。

MRの戦国時代として今後ますますシビアになってきますし、すべての薬剤師も数字や件数をより意識していくでしょう。

医療を提供するだけの薬剤師は淘汰されつつありますし、やらされて数字を追う様になってしまうとストレスが倍増してくると思います。

5.実習生のやる気がない時 

6年生の薬学部となり、長期実務実習として病院を3ヶ月、薬局、ドラッグストアを3ヶ月間、実践的な実習を行う事が必須になりました。

薬学部が全国に拡大して学生の質が下がっている可能性や、実習時には既に自分の就職先を心に決めている薬学生がいて、自分の会社の風土を小馬鹿にしたり、実習中に寝てしまう学生も存在します。

現場の薬剤師も通常業務を行いながら、薬学生に指導や教育を行わなければいけないので、人によっては負担が増えると感じてストレスを蓄積する薬剤師もいます。

私は基本的には教えたがりな性格で、会社の方針もあり、病院時代に数十名の薬学生を教える機会がありました。

負担として考えた事はありませんでしたが、あるキッカケで180度方向性を変更した記憶があります。

病院薬剤師としての魅力を伝えようとメリット、デメリット、自分が行っている業務内容や、チーム医療について病棟業務をリンクさせながら1人の薬学生に熱く話していました。

しかし、私が話している最中に、「病院薬剤師を目指していません。」と伝えられた事がありました。

環境として、実習生にゆっくり教えられる病院ではありませんでしたので、薬学生の目的を把握していなかった私も悪かったかもしれません。

しかし、非常に悲しい気持ちになり、ストレスを感じた事も事実です。

大手調剤薬局、ドラッグストアでもやる気のない薬学生は、必ずいます。そういった時にどの様に振舞うか、モチベーションを上げるかも大切です。

薬剤師が仕事でストレスを感じた時の解消法! 

f:id:kikuo1005:20180213215700j:plain

薬剤師で、仕事に対してストレスを感じている方は多いはずです。本項では、そんな職場に不満がある薬剤師に向けて、実際に現役薬剤師の私が行っているストレス解消法を紹介します。

1.人と話す 

女性が多い薬剤師界で、憂さ晴らしとしての会話は、最高のストレス解消方法になるでしょう!

特に、大手調剤薬局の同期同士で話す時は、ストレスを解消してくれる方法だと感じます。勤務先のエリアによって、人間関係の話や、ありえない内容の仕打ちなどバラエティーに富んだ話で盛り上がり、ストレス解消に繋がります。

話を進める事で、エリアが違って良かったと思える話や、自分の薬局はどれだけ問題なのかが露骨に理解出来るようになるでしょう。

また、家族などの身内に話してみるのも、気持ちよく話せるので良い解消法になると思います。

おすすめは話している時に、笑いを入れたり、ポジティブに愚痴を吐く事です!

少し前向きに物事を捉える様になれるので、おしゃべりの時には人を笑顔にさせる様に心がけて話してみましょう!

2.美味しいものを食べる 

ストレスが溜まっていると、暴飲暴食に走る方がいます。私がその1人で、夜遅くまで仕事をして帰って来ると、ご飯は大盛り、ジャンキーな内容の食事、お酒を毎日の様に晩酌をする期間が続いた事がありました。

新人時代に減っていた体重も、すっかり元に戻り、逆に肥満体形に近付いていく事を実感しています。

最終的には、暴飲暴食は良くないと身を持って体験したので、ストレス解消として大切なのは節度ある量と、ご褒美としてとびっきり美味しいものを食べる事をおすすめします。

給料日の翌週やボーナスの節目でも構いません。自分が好きな料理を思いっきり堪能してみる事で、心にゆとりを与えてあげて下さい。

一緒に食べる相手が、自分の愚痴を素直に聞いてくれる方であれば、さらにストレス解消になるはずです!

自分のお気に入りのお店を見つけて通う様になり、店主と仲良くなる事もおすすめです。丁度よい距離感で、人生の悩み相談も受けてくれる事もあるでしょう。

適度な量と質の飲食をしてストレス解消を試みて下さい。 

3.十分な睡眠を取ること 

しっかりと身体を休める事は、ストレスを感じている人こそ行って欲しい方法です。

疲れていて何もしたくないと思うのであれば、そのまま横になりましょう。

私は病院薬剤師時代の1年目、2年目は、帰宅すると、どこにも行く気が起きないで、横になると必ず眠ってしまう事が多発していました。冬はコタツで横になって数分で睡眠するローテーションにもなっていた記憶があります。

質の高い睡眠を心がけた方が、もちろん疲れが取れると思いますが、ストレスが特に溜まってしまった日には、早く帰って、早めに就寝する方が、気持ちの切り替えもスムーズになります。

また、寝具に拘るなど、睡眠を取りやすい環境作りに徹してもいいかもしれません。

慢性的な睡眠不足が続くと仕事のイージーミスが増えて、結局、患者さんからのクレームや周りからの叱責を受け、余計にストレスが溜まりやすくなってしまいます。

身体の悲鳴を聞く前に、どうか実践してみて下さい。

4.考え込み過ぎず忘れること 

薬剤師には真面目過ぎる性格の方が多いので、1度侮辱されたり、強いストレスを受けた場合に何週間も根に持ち、忘れられません。

これでは管理薬剤師やエリアマネージャー、本社勤務になった場合に神経をすり減らして、心が消耗してしまいます。

反省する事も大事ですが、気持ちを切り替えて対人業務に徹する方が、より重要だと私は考えています。

相手は、自分の身体が弱っている患者さんです。薬剤師自身が、弱った状態、イライラし、笑顔のない状態で投薬を行う事は、相手に間違いなく伝わり、不信感を与えます。

忘れる事は悪くはありません。やってしまった事は、過去に戻らない限りは取り返しがつきません。

誤薬に関してもそうですが、間違えた事をずっと考える事よりも、間違いを起こさないように自分の中で対策を練り、実践していく薬剤師の方がはるかに優秀です。

ストレッサーが周りに存在している場合は、それを防ぐために何か改善をする事や、度外視して考えないように忘れる努力をしましょう。その方がストレスがない人生を送る事が出来て、仕事においても上手く立ち回る事が出来ると思います!

薬剤師がストレスを感じた時に注意すべき事!

f:id:kikuo1005:20180213215719j:plain

本項では、追加で、ストレスを感じた時に注意して欲しいことについて説明します。

ストレスの溜めすぎは、心身に大きな影響を及ぼします。そのため、是非下記の事項に注意してみて下さい。

1.体調が崩れていないか 

自分自身の健康が最も大切です。無理しすぎると一気に体調を崩します。

私は病院薬剤師時代に、身体だけは丈夫と思っていましたが、1年で体重が5kg以上減少し、「少しやつれた」と、久しぶりに会う友人に言われていました。

 

このような減量の背景には、夜遅くまで毎日仕事をしていた事、体重計にも乗る心の余裕がなかった事、右も左もわからなかった私に仕事をしない上司から、無理難題を毎日の様に言われていた事が挙げられます。

仕事中にミスを多発したり、プライベートにまで引きずってしまう可能性もありますのでストレスを感じた時には体調面の管理は万全にした方がいいでしょう。

頑張り屋な性格の方ほど、自身の体調に関しては、軽視してしまうので、十分に注意してください!

2.笑顔の回数が減っていないか 

プライベートでは良く笑うのに、仕事場では極端に笑顔が減ってしまう方は、黄色信号です!

ストレスが溜まると、面白い事があっても心から笑えない場面が出てきます。

仕事だから笑顔は不必要と考える方もいますが、人生の多くの時間を割いて仕事を行うのであれば、楽しく過ごしたいものです。

私の周りには多くの仕事を抱えているのにも関わらず、ネガティブな愚痴を吐かずに前向きな姿勢で何事にも取り組む薬剤師がいました。

とにかく人を笑顔にする事が大好きで、つられてこっちまで笑ってしまう様な魅力溢れる薬剤師でした。しかし逆にその笑顔がストレスの指標となっていて、極端に笑うことが少なくなっていると、どうしたものかと心配で仕方がありませんでした。

本エントリー読んでいるあなた自身も、最近笑っているかの確認を客観的に行って、ストレスが溜まっていないかを評価してみるのもいいかもしれません。

3.暴飲暴食気味になっていないか 

帰りが遅く独身の男性薬剤師は特に注意が必要で、コンビニで糖質の塊、お酒を購入してしまい、ストレスが引き金となって暴飲暴食に走ります。

私の職場にもストレスで激太りした薬剤師がいました。大変仕事が出来る人で、次々と仕事がおりてきては、クリアしていく薬剤師でした。しかし、顔色は仕事量に比例して悪くはなってはいましたが、何よりも白衣のサイズを変更するべきだと思ってしまうくらいの劇的変化をした1人です。

その人とは最後にご飯に行った時には、大量のお酒を流し込むように飲んでいた記憶がありました。仕事は出来てもこれでは、自分が早く死んでしまうと感じましたし、ストレスの負荷が強いのだな思いました。

食生活の乱れは徐々に体に蓄積されていきます。医療従事者として健康である形を保つためにも暴飲暴食には気を付けて仕事を行うべきです。 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本記事を読んで、薬剤師の意外なストレスや、現場のあるあるストレスを感じてくれたら嬉しいです!

ストレスを感じる前に対処する事や、ストレスを感じたらすぐに行動してみるとより効果的です。

私自身もストレスが溜まった場合には、美味しい物を食べて、すぐに寝る事を基本として、何か楽しい事をよく妄想しています。

この記事を見て、皆さん好みのストレス解消法を見つけてくれたら幸いです!

それでは、また。 

 

他、薬剤師の仕事関連エントリーはこちら!