今回は、ビジネス書のおすすめについて、初学者が読みやすいものから、名作ビジネス書まで、幅広く紹介していきます!
経営について深く知りたい方や、偉人から様々なビジネス論を学びたい方は、是非参考にしてみて下さい!
以下、目次となります。
初学者向け読みやすいビジネス書のおすすめ13選!
①:革命のファンファーレ 現在のお金と広告
「読者が選ぶビジネス書グランプリ2018」にて、グランプリと部門賞の2タイトルを受賞した、現代の大ヒットビジネス書になります!
将来のビジネスや広告の考え方を戦略的、革命的に描いており、特にサラリーマン歴が長い方や、働き盛りのビジネスマンに読んで欲しい本だと思いました。
本書では、著者、西野亮廣が笑いのスパイスを小分けに挟んでいて、読者の興味を離さない様に、緻密な計算がされています。
また、「ウォルト・ディズニーを倒そうと思っている」という言葉には、読んでいて、思わずツッコミましたが、読み進めていると、次第に心を鷲掴みにされ、あまり興味がなかった著者の事を、好きになってしまいました。
今現在も、時代の流れは日々変化しています。こちらのビジネス書を読み終わった時には、周りがもう次のステップに行っているかもしれないと、きっと危機感すら覚えるはずです!
非常に読みやすいため、モチベーションを高めるためにも、読んで損はない1冊です。
②:ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する 絶対に失敗しないビジネス経営哲学
元芸人、島田伸介が芸能界だけはなく、ビジネスについて言及する哲学成功本になります。
コミカルな関西弁が、本書をよりフランクにさせていますが、書いてある内容は、経営者目線であり、思わず読み手が納得してしまう文章になっています。
島田紳助が体験したエピソードが、話し口調で描かれているので、読みやすさに関しては二重丸で、テンポ良く読み終える事が可能です。
著者にとっては、飲食店経営は副業的なポジションだったのかもしれませんが、経営を成功させる資質とアイデアは非常に為になるので、読み終えた段階で読者のモチベーションが、向上する事間違いありません。
数々の経営本を読んできましたが、実際に経営を行なった事がある著者の中で、これだけ「人」に惚れ込む事が出来る内容は、珍しいと感じます。
上に立つ者にとっては、化学反応が起こる本だと思いますし、従業員の満足を考えている方、チームで頑張っているビジネスマンには興奮剤として、最適な良書になる事でしょう。
島田紳助の著作は他にもありますので、気になる方は、是非チェックしてみましょう!
③:ドリルを売るには穴を売れ
マーケティングを知る上で外せない有名過ぎる、入門者向けビジネス書になります。
本書は、「ベネフィット」「セグメンテーションとターゲティング」「差別化」「4Pの一貫性」の4つの体系を軸に、物語形式で話が進みます。
閉店するレストランを立て直すストーリー展開で、読者にも分かりやすく伝える工夫が、実に初学者向けだと感じる事が出来ました。
高校生でも十分に理解が出来る内容になっていますが、高校の授業では決して教えてくれない、大きな学びを得られる良書です。
マーケティングを学びたい方は、初めに本書を読破して、より専門的な作品を探してみるのも良いでしょう。マーケティングの初学者向けのバイブルであり、今なお人気が耐えない代表的なビジネス書になります。
私は、自分の子供が高校生に上がるくらいに読ませたいと思っています。
④:はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法
ビジネスに繋げる生き方や、考え方を楽しく学べるビジネス書になります。
正直、タイトルを読んだ時に、フリーランスの為の本なのか、中身が伴っていない本のどちらかだと、決め付けていましたが、全くそんな事はなく、著者の経験を元にした、仕事や人生の楽しみ方を学べる良本でした。
話の内容が非常に面白くて、難しい言葉が出てこない点や、途中に導入しているシンプルな図解の助けもあり、ストレスなく読み進める事が可能です。
本書を読み終わった後には、ポジティブ思考になり、ワクワクする感情が芽生える事でしょう。
質問内容や相手を喜ばせるメリットも納得出来ましたし、私が最も為になったのは、自分のものさしに関しての話と、本人が居ない時に褒めるテクニックでした。
ビジネスにも利用出来ますが、気持ちが落ち込んでいる時にも効果を発揮する、おすすめの本になります!
⑤:「数字」が読めると本当に儲かるんですか?
売上が上がっているのに、なぜ黒字ではないのか?いくらまで値引きをすると儲けが出るのか?
著者が、敏腕税理士にコンサルを受けて、経営難の花屋から這い上がるサクセスストーリーを描いた、会計の入門者向けのベストバイブルになります。
サルが読んでも理解出来る内容や、会話形式で進行している点が分かりやすく、また、独特の言い回しが、随所に散りばめられていて、読者の気持ちをグッと掴みます。
限界利益率の言葉が、中盤以降に出てくるのですが、そこから物語に強く引き込まれてしまい、思わず一気読みしてしまう展開になっていました。
2回、3回と読み漁れる本で、会計のやりくり、シミュレーションをイメージしやすい良書です。特に個人の小売業を営んでいる人に対しておすすめしたい1冊です。
個人的に表紙のシンプルさも気に入っています!
⑥:人生の勝算
SHOWROOM株式会社の若き社長が語る、勝算への道のり、自分の成功する人生の掴み方を学べる、初心者にも読みやすいビジネス書になります。
個人的に、特に面白い描写だったのが、路上ストリートの成功話や、スナック経営に関してのファンビジネスであり、共通目的を持つ対象について、コミュニケーション作りを行う内容で、ビジネスの本質を突いていると感じました。
著者が生まれてから、起業する順番で内容が書かれているので、時系列順にスムーズに読みすすめる事が出来る点も、評価が高いです。
私は著者が女優、石原さとみとの交際発覚のニュース後に、この本を読み終えましたが、本書には石原さとみの事が少し記載されているシーンもあり、読んでいる最中に少し笑ってしまいました。
著者が挫折や失敗を繰り返して今に至っていると感じる事が出来ますし、秋元康がこの若き代表に賭けたのも、圧倒的な著者の熱量と努力があったからだと、読み終わって感じる事が出来ました。
著者の年齢が比較的若いので、大学生や新入社員にも 親しみやすいと思います!
⑦:「手紙屋」
文通を通じて働く事の意味を深く考えられる本は少ないと思います。
本書は、就職活動を行う方や、高校生、新入社員にも読んで欲しい作品であり、ストーリー仕立てになっている初学者向けの作品です。
正直、具体的な経営の話やノウハウが詳細に、書かれていませんが、「働く事の本質」や、「幸せになる事」、「本当の成功とは何か」など、自分から気付きを得られる本になっています。
いくつかの名言が、本書にあるのですが、特に好きなフレーズとして「就職活動は大好きになれる人探し」、「止まっている人は、止まり続けようとする。動いている人は動き続けようとする。」と言う言葉が印象的でした。
ある程度の大人になると、あまり冒険をしないで、やり過ごしてしまう事もあると思いますが、思考が止まったままの人、行動する事が出来ていない人に、特に感動を与えてくれる1冊です。
他にも、深いフレーズや名言が沢山詰まった作品であり、著者の言葉選びのセンスが際立っていると感じました。また、文章と構成は難しくなくて、伝える内容もシンプルなので、力を入れずに読破出来る点を評価しました。
教育者や指導者が読んでも、非常に価値がある本になりますし、私は就職活動時期に読んでおきたかった本の1つになります。
海外出版もされている、日本を飛び出したマイベスト本です!
⑧:新装版 こんな僕でも社長になれた
ひきこもりから社長になった男、家入一真のサクセスストーリーを等身大のまま描いた新装版のビジネス書になります。
個人的に、本を読む前まで著者の事を知らなかったのですが、この本をきっかけに関心を寄せる事が出来ました。
著者の行動が不器用過ぎて、「おいおい大丈夫か」と、思わずツッコミを入れたくなる場面も多いですが、それが逆に癖になり、どんどん読み進めることが出来ました。
現在辛い状況に陥っている方や、マイナス思考の方が読むと、心がグッと後押しされる事間違いないでしょう。
ビジネス書には、成功話のみ語っている本が多いと思いますが、起業までのリアルを分かりやすく描かれている本は数少ないと思います。頭でっかちで、マニュアル通りのビジネス書とは一味違う体験をしたい方は、ぜひ手に取ってみましょう!
肩の力を抜いて、一気読み出来る良書で、きっと読後は、気持ちもスッキリしているはずです!
⑨:青年社長 上・下
企業や経済、経営小説の第一人者である高杉良が執筆した、ワタミのトップ渡邉美樹の人生ストーリーが描かれたノンフィクションビジネスの小説本になります。
上、下とボリュームは中々ありますが、完全に小説として描かれているので、堅苦しい経営本を苦手とする方には、合っている1冊になります。
ワタミが出来上がるまでに、代表自身がどの程度、苦労してきたを垣間見る事が出来ます。しかし、私はこちらの本を反面教師として読み進める事をおすすめします。
渡邉美樹本人に、強靭な精神力があった事は素晴らしい事かもしれませんが、ニュースでも話題になったブラック企業のワタミは、この小説が世に出る前の話になります。
こちらの本には、渡邉美樹の良い面も、悪い面も客観的に描かれている点が魅力的だと思いますし、読み手の考え方や読んだ時期によって、捉え方が異なる本だと言えます。
正直私は、ワタミグループが急降下する前に読んだ本で、良い内容ばかりが印象に残ってしまいました。
今から読もうとする方は、失敗から学べる本という意識で読んでもらうと、面白さが広がる作品だと思います。
⑩:まんがでわかる 伝え方が9割
書店に足を運ぶと、安定して良いポジションを陣取っている「まんがでわかるシリーズ」から、特におすすめの「伝え方が9割」の1冊になります。
相手にお願いをするテクニックを、漫画を通して描かれていますが、人間関係の描写が非常に優れており、他のまんがシリーズと比較しても、ロングセラーになっていることが納得できる良書でした。
漫画では、オネエ登場のインパクトもあり、コミカルなタッチで難しくならない様に工夫されています。3つのステップと、7つのアプローチで、本書に書かれている伝え方を意識すれば、人間関係や仕事もスムーズに行くはずです。
本書を通して、コミュニケーションスキルを駆使して、相手の立場に立って考える事や、相手のメリットも考えて、伝えてあげる事が重要だと気付くことが出来ます。
また、2つの物事から選ばせる方法は、よくよく考えれば当たり前と、思うかもしれませんが、改めて伝え方を整理出来る方法だと思いました。
小学校高学年でも問題なく理解出来ると思いますし、1時間程度で読み終えるコンパクトさも嬉しいです!
まんがシリーズ最強の1冊を、どうぞ肩の力を抜いて読んでみて下さい!
⑪:経営戦略全史
「ベスト経営書2013」第1位、「ビジネス書大賞2014」、大賞受賞歴を残している、後世まで読みたいビジネス書になります。
過去100年間で進められた経営戦略の歴史を紐解き、未来の経営学に繋がる考え方を、ストーリーを通じて理解する事が出来ます。
おすすめの活用方法は、本書から多くの偉人と書籍を紹介しているので、読みながら自分に興味がある分野をピックアップすると、更に詳しくビジネスや経営を学ぶ事が可能です。
400ページ余りのボリュームがあるので、一気読みを行わず、各戦略を感じながら、少しずつ読み進めていく事を推奨します。
ポーターの「5つのフレームワーク」、マッキンゼーの「イノベーション戦略」、キムとモボルニュの「ブルー・オーシャン戦略」、リーブスの「アダブティプ戦略」と時系列を考慮して作られている点も評価が高いです。
何度も読み直したいと思いますし、値段のわりに満足感が得られる作品だと思います。
より視覚的に読みたい方には、漫画バージョンの経営戦略全史も出版されているので、そちらも覗いて見ると良いでしょう!
⑫:左遷社員池田 リーダーになる〜昨日の会社、今日の仕事、明日の自分
全8章から成る、リーダー論炸裂のサクセスストーリーを描いたビジネス書になります。
登場キャラクターのセンスや、ドラマの様な展開に、時間を忘れて、一気読み出来てしまう魅惑の作品です。
個人的に読み終わって、清々しい気持ちになれるビジネス書No.1ですが、経営について深く専門用語を学んだり出来ないので、具体的なビジネスについて知りたい方にとっては、注意が必要になります。
役職者として活躍する方、若きビジネスマンには、魂を揺さぶられるはずで、特に仕事が上手く行っていない人にほど、薦めたい良本です!
チームリーダーの熱い気持ちを感じたい方は、是非手に取ってみて下さい!
⑬:1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
ビジネスを行う全ての人におすすめしたいバイブル本で、営業など伝える仕事を行っている方には、特に参考になる実践書になります。
タイトル通り1分で話す極意が詰まったノウハウを吸収出来る本になっています。
ビジネスの場面では、マンツーマンで取引をする場合と、多くの人を相手にプレゼンを行うのでは、方法が異ななります。
本書では、プレゼンをする相手が、誰であるのかに重きを置いて、相手が誰で、どんなプレゼンを求めているのか、立場や伝えるワードに対しての理解がどのくらいあるのかを考える事の重要性を説いています。
「例えば」の使い方が、上手いプレゼンの方法も参考になりましたし、正しく例える難しさも、個人的なプレゼン作りに活用しました。
また、聞き手のイメージする事の必要性を訴えていて、対人コミュニケーションスキル向上の為にも大変役に立つ良書だと感じました。
読みやすさ、分かりやすさには定評があり、是非手にとって実践して欲しいビジネス書になります!
経営について深く学べるビジネス書のおすすめ10選!
①:スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営
日本から海外のブランドへ!新潟県に本社を構えるオートキャンプスタイルを作ったアウトドア会社「スノーピーク」による経営ビジネス本になります。
「好き!」から発案される物作り、商品の自社開発に、地元製造からマーケティングやブランディングを学ぶ事が出来ます。
社員全員がアウトドア好きで、仕事をイキイキとしている点も素晴らしい企業だと思いました。
本書では、スノーピークの開発の話から販売の手法まで記載しているので、独特ではありますが、事業への新しい視点を学ぶことが可能です。
究極に驚いた内容が、スノーピークの「永久保証制度」になりますが、その理由と裏側を読み取ると、実に面白かったです。
「自分の好きな事だけで、飯は食っていけるのか?」働く人の永遠のテーマでもありますが、スノーピークの信念とファン獲得への熱意を学べた、アウトドア好きにはたまらない良著です!
ユーザー目線の考え方には頭が下がりました!スノーピーク初のビジネス書を是非、一読してみましょう!
②:日本一変人経営者
皆さんカレーは好きですか?
本作品のキャッチーなタイトルと、奇抜な色の表紙に興味を持っていかれますが、カレー飲食業国内トップ、海外にも出店しているカレーハウスCoCo壱番屋の経営バイブル本になります。
中身を見てみると、ココイチを設立する前の話から、商売を行うに当たっての心構えやサービス方法、仕事に対する熱量、経営の裏側まで事細かに描かれていました。
私は、正直あまりカレーを食べにまで、外食を行わないのですが、こちらの本を読んで、店内の雰囲気や、従業員の接客を拝見してみると、面白い気付きを得る事が出来ました。
社員を独立させるハウツーと、仕組みがあり、他の企業にはない事をしようとする、戦略的な事例も学ぶ事が可能です。
「心の接客サービスにゴールはない」という言葉には、どんな仕事にも通ずる内容だと思いますし、今後激動する社会に対しても、忘れてはいけない、誠心誠意と地元への愛を学ぶ事が出来ました。
サービス業に勤めている方には必読して欲しい、為になる作品です!
③:繁盛店をつくる立地選び
繁盛しているお店には実は鉄則がある!?
タイトル通り、繁盛店は立地の視点が重要であると表していますが、本書で記載されている内容は、単に立地選びだけのポイントではなく、お店の利益を出すハウツーや、物件の抜け道とリアルな活用方法も網羅しています!
遠回しな言い方ではなく、シンプルに図と表で、要点をおさえているので、読みやすさも申し分ありません。
有能なオーナーや投資家は、繁盛店の極意を体感的に分かると言われていて、店構えや看板、入った時の席の配置などある程度を見ると、そのお店が流行っているか、どうかを把握する事が出来ます。
本書はこの様な嗅覚や感覚を磨きたい方に、おすすめ出来る1冊になっていますし、飲食経営や小さなお店を出したいと考えている方は、読んでおきたい実用的なバイブル本になります。
本書を活かして、知らない土地の何気ない繁盛店を探してみても、面白いですよ!
④: 確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力
ユニバーサルスタジオジャパンの業績をV字回復させた、数学マーケティングの手法と、ビジネスの熱量を感じる事が出来る、マーケーター必読のビジネス書になります。
数字に弱い方は、少し難しく感じる場面も出てきますが、起こり得た現象や、人々の購買意欲を計算に当てはめて、マーケティングのプロが数式、戦略を熱く語っていきます。
数式が出てくる場面もあるのですが、「合理的に準備をしてから、精神的に戦うべき」など、胸を高まらせてくれるワードが出てくる点も、読んでいて面白いと感じました。
テンポよくノウハウが書かれている訳でなく、著者の絶対に成功させてやると言う気持ちが、ヒシヒシと伝わって来るので、読み終えた後は、格段に自身のモチベーションが上がるはずです!
また、モチベーションを上げるだけではなく、実際にマーケティングにトライをして、仕事に還元する事を忘れない様にする為に、本書を繰り返し繰り返し読み直して、マーカーなど書き込みを行う様にすると良いと思います。
私も2回以上は読み直したので、普段何気ない買い物の配置など、意識をしてマーケットを考える様になりました。
価格は少し高めに設定していますが、これも確率論で出された数学マーケティングなのか、満足度に対して圧倒的コスパが良い1冊と言える良書だと言えます!
⑤:小さな会社のトクする人の雇い方・給料の払い方
人を雇う時のルールを知り、会社を運営していく上で、損をしない様に、分かりやすく、まとまっている作品になっています。
1から会社を設立したい方や、スタートアップの社長に向けた本であり、給料計算のカラクリと、社会保険に関しての活用方法を詳しく知ることができます。
なにわの社労士、真奈美先生と経営者小久保さんが会話形式でページを読める箇所がありますが、会話の流れからの問題提起と回答のバランスが絶妙で、心地よく読み終える事が出来ます。
無駄なページがなくて、図と表の挿入もバランスが二重丸です。
現在小規模の会社で働いている方は、自分の給料や働き方と、こちらの本の内容を比べてみると、きっと新しい発見ができるはずです。
発行年度が少し古いので、新しくバージョンアップして欲しいと思いますが、少しでも得をしたいと考えている若手社長にとって、強い味方になれる1冊と言えるでしょう!
⑥:良い戦略、悪い戦略
成功している企業には、シンプルな構想や診断、基本方針の一貫性、学習して行動する行為の三位一体の法則が存在しています。
経験豊富なコンサルタントが、企業の良い戦略と悪い戦略に対して、情熱的に解説している本格的なビジネス書になります。
「なんとなく」では事業は成功しません。
この作品の様に、入念に時間をかけて準備をしている企業が、上手くいっているのだと、改めて感じる事が出来た本でもあります。
競争に優位に立つためには、時代を読む力が必要であると、その意味を身に沁みている方も多いのではないでしょうか?
高齢の方が読むと、海外向けに書かれていると思うかもしれませんが、現代の若者が読んだとしても、日本向け、未来向けの経営戦略として十分に通用する内容だと言えます。
会社を始めようと考えている方や、事業計画を見直したい方は、是非一読してみましょう!
海外の著者からの翻訳となりますが、非常に読みやすい文章で、翻訳の上手さが光っています!
⑦:絶対に会社を潰さない社長の営業
著者小山昇の作品の中で、インパクトのあるタイトルが興味深い、社長の心得を描いたビジネス本になります。社長の中でも、特に中小企業の2世代社長は必読です!
また、初めて会社を興す方にとっても、営業に関するモチベーションが高まる内容になっています。
具体的なビジョンと内容が分かりやすく、営業テクニックを経営に結び付けているところを個人的に高く評価しました。
社長がNo.1の営業マンになる事、新規開拓後での社長の役割、社長自身が囲い込みの顧客フォローをする事、営業に出るまでの仕組みの、4つの章から構成されていて、実践的なノウハウが詰まっています。
個人的に実例コラムが面白く、出来ない社長達が、指導によって成功を収めるシーンも堪能する事が出来ました。
また2代目として、調剤薬局の社長が登場していた点も職業柄嬉しかったですし、社長を目指す上で、興味深く読ませて頂きました。
小山昇の経営学は、この本だけではなく、他にも熱意ある作品が多数出ているので、気になった方はネットサーフィンをして、探してみるのも良いでしょう!
おそらく、実際に著者のコンサル受けると、社長は嫌でも営業を行う事になると思います!
⑧:「成功の型」を知る 企業の技術
ビジネスを成功させるには決まって型がある!
数千社の企業を知り、経営に対して1つ1つ理解していき、ビジネスモデルを構築出来る内容になっている書籍です。
直ぐに行動できる12の要素を紐解きながら、話が進みます。12の要素はどれも経営に必要な軸になり、特に商品力の絶対価値を考える項目と、見込み客フォローの5つのパイプラインの項目が、読み終えて後、実にしっくりと腑に落ちました。
細かな戦略も学べる本になりますが、ポジショニングの話からセールスに関しても勉強出来るので、1冊で総合力が高いと実感出来るビジネス書になります。
大抵の書籍は、読み終わってしまいモチベーションが高くなるだけで、終了してしまいますが、こちらの書籍の最大の特徴として、ワークシートが用意されている点になり、本書を読みながらアウトプットを行うことが可能です。
起業をしてみようと考えている方には、とても合理的な本になり、私も実際に事業計画書を考える前に読んでおけば良かったと思いました!
丁寧な作りも評価できる、バランスの優れた経営ビジネス書になります。
⑨:ゼロからの経営戦略
ビジネスモデルとケーススタディから学ぶ、リアルな企業戦略を把握出来る作品です!
自動車メーカーから飲食メーカーなど、著者がどの様に問題を改善させたのか、1つ1つ丁寧に説明をしていて、1冊読むだけで、11の企業の経営戦略を読み解く事が可能です。
企業を長く経営していると、業績がずっと良い場面は続きません。
起業から気付きや工夫を、常に考えながら成長した成功談を集約しているので、各企業の機転アイデアも伺える作品になっています。
失敗事例から学ぶビジネス書ではなく、成功事例から学ぶビジネス書になるので、思わず納得する戦略が描かれていますが、常にリスクを頭に置いて読んでみると、より深く学べると思います。
また、同じ飲食メーカーでも幸楽苑と日高屋で戦い方が異なる事を比較出来るので、理解しやすさも評価しました。
問題を解決するだけではなく、理論的に問題背景を考える事の大切さと、常識を疑う事の重要さを読み終わった時に感じる事が出来るはずです。
経営者を目指す人だけでなく、全てのビジネスパーソンにもおすすめな1冊になっています。
⑩:人事こそ最強の経営戦略
ヒト・モノ・カネの三原則の内、特にヒトに関して疎かになると、経営は成り立たないと言われています。
会社が大きくなるにつれて、人事はより複雑になり、思い通りにいかない場面も出てきます。経営全体に対しての話は出てこないのですが、本書ではグローバル人事と称して、世界で活躍出来るリーダー作りの内容が記載されています。
会社で働く次世代のリーダー思考の方、後輩育成に力を注いでいる方に、非常に参考になる考え方が詳細に書かれています。
経営のアウトラインだけ網羅している本を紹介するのではなく、今後日本の人口が減少してくるからこそ、労働者、ヒトが重要になる事を考慮して本作品を選考しました。
特にジョンソン&ジョンソンや、パナソニックなど大手企業のインタビューや、ケーススタディを紹介している箇所が、非常にためになりました。
本書を読んで、モチベーションや時代に合った人事評価をしていくべきだと感じましたし、企業や経営指針に合った人事の見直しで、業績も変えられると理解する事が出来ました!
海外の企業と、日本の企業のメリット、デメリットも比較する事が出来る良著です!
古くから親しまれているビジネス書の名作!8選!
①:影響力の武器[第三版]
人の感情を揺さぶる心理学を駆使して、ビジネスハウツーを学べる、大変人気のある不朽の名作ビジネス書になります。
コストは決して安くありませんが、納得できる心理や技の紹介には、価値がある本だと認めざるを得ませんし、ロングセラーになった理由も納得です。
仕事をしていて、経営者や、人を動かしている人の言動を気にしてみると、本書に書かれている法則を実践していると感じられると思います。
特に、商品をプレゼントすると相手に、何かお礼をしなくてはいけないと言う気持ちを抱かせるテクニックを返報性と呼び、私もお金持ちが本当に実践しているやり取りを目にしてきました。
普段何気ない会話の中や、街中の広告からも、本書に記載されているテクニックが使われていると実感する事が出来ると思いますし、営業を行っている方は必読すべき1冊です。
影響力のテクニックを駆使して、仕事に励むと、少しずつ効果が実感出来ると思いますので、仕事をしても、成果が中々上がらない方にもおすすめです!
実践編など他タイトルもありますが、先ずはこちらの本を手に取る事をおすすめします。
古くから親しまれているビジネス書として、人間心理の普遍性を突いた傑作です。
②:ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則
ビジネス書の名作として相応しいビジョナリー・カンパニシリーズの中でも、特に経営指針内容の濃い1冊になり、企業データを詳細に分析している名作分析書になります。
リーダーの思考を描いた作品でもありますし、強い信念と明確なビジョンを掲げて、妥協しない事の必要性を説いています。
目的を最初に考えるのではなく、最初に人を選ぶ事の重要さは、会社を考えるに当たって、とても大切な事だと実感出来ました。
前作では、偉大な企業が、なぜ偉大なのかを説いていますが、ビジョナリー・カンパニー2では、企業が偉業を達成して、偉大になる為に、何が必要なのかを説いているので、より具体的な成功をイメージしやすく、腹落ちしやすいです。
内容の全てではありませんが、トップの器の大きさや、従業員に対しての姿勢は、個人的にZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイの代表取締役、前澤友作氏の考え方と非常にマッチしていると本書を読んで感じました。
本書に記載されている法則を行動している実業家は、果たしてどれくらいいるのか?そんな考えを抱きながら楽しませてもらった作品です。
会社でリーダーシップを発揮したい方、管理職クラスの方、独立を目指す方に読んでもらいたい名作です!
③:新版 ブルー・オーシャン戦略
世界的に大ヒットとなったビジネスマン必読の名作です。世界で350万部、43カ国語で出版されたベストセラー本、ブルーオーシャン戦略からの新版となります。
新版と言っても2005年に初版が発売された内容を、若干アップデートして、新しい戦略事例を肉付けされたと考えて、差し支えありません。
名作である初版と比較しても、伝えている真髄は同じであり、既に存在しているビジネスの常識を疑う事から始まり、「取り除く」、「減らす」、「増やす」、「付け加える」の4つの行動要因の必要性を説いています。
また、海外企業や日本企業の名前も出てきて、ブルーオーシャン戦略の事例を身近に感じる事が出来ます。
各事例を通して、自身のモチベーションを高める事が出来ますが、会社を経営している方や、オーナーを務める方が読み終わっても、直ぐには、環境や状況は変わらないでしょう。
そのため、本書は、新しいイノベーションや、未知の世界を開拓している企業を探すヒントのための本として、先見の明を養う為に読んでみましょう!
深く読んでいけばいくほど、新規のブルーオーシャンを開拓する事がどれだけ難しい事か、実感できるはずです!
④:小倉昌男 経営学
圧倒的な読みやすさ!誠心誠意のサービスで、クロネコヤマトの革命を切り拓いたベストセラーの経営本になります。
運送業界の宅急便サービスを形にして、今では当たり前に提供している個人配達の市場を開拓したドキュメントの内容になっています。
市場規模の調査から、社員との意思統一、行政と繰り広げるバトルは熱い気持ちにさせてくれる事間違いありません。
特に、国民の需要を味方に付けて、展開するストーリーと、読み終わった後の気持ちの満足感は圧巻で、文章表現には、著者独特の魅力を感じる事が出来ます。
「サービスは先、利益は後」の名言は、どんなビジネスにも当てはまるパワーワードであり、究極のサービスから「翌日配達」と言うビックワードを完成させる事が出来た裏側を、詳細に語っています。
難しい用語はあまり出てこないので、小説を読んでいる様にサクサクと読み終える事が出来るので、紹介する本の中でも比較的挑戦しやすい1冊です!
私は本書を通して、地域に営業店舗を置く、ハブアンドスポークシステムについて初めて知りました。
⑤:ポジショニング戦略
消費者の脳内を制覇する者が、ビジネスを制する!
30年以上も読み続けられている世界的にも有名なロングセラービジネス書になります。
具体的な事例を紹介して、自分としての立ち位置から企業ベースのポジションも詳細に学ぶ事が可能です。
特に、他社のイメージを崩す考え方や、競合するメーカーが弱いジャンルを分析して、開拓する手法が為になり、マーケティングミックスの前の行われるポジショニングについて、詳しく理解することが出来ます。
マーケターの方は、常に意識している内容だと思いますが、自社製品を理解する重要性、また、他社と比較して、自社の製品をどう位置付けるべきなのか考えること、コアな市場を独占するメリットなど、様々な視点から発見が発見があります。
なんとなく知っている様で、知らなかったニッチな箇所を攻める戦略は、実際に本書を読んでから、より鮮明に自分の中でイメージする事が出来るはずです。
正直マーケターだけでなく、全ての社会人に読んで欲しいと思った良書で、個人的には、ビジネスにおける場面だけでなくて、集客やイベント企画においても応用出来る内容であったと感じました。
現在のビジネスマン全員が対象である不朽の名著です。
⑥:最強組織の法則―新時代のチームワークとは何か
学習する組織を運用するに当たり、5つの訓練が必要不可欠である!
本書では、断片的に物事を見ないで過程を意識する事、組織のビジョンと現実のギャップを学習する必要性を考える事、固定概念的な心理の状況を各個人で洗い出す事、個人ビジョンを組織のビジョンに共有させる方法など、組織のチームで、議論をする大切さを説いています。
しかし、前向きに組織を強くしようとしても、障害が立ち塞がる場面が出ています。
筆者は、それを7つの学習障害と呼んでいますが、大手企業の様に、組織で働く時に、組織あるあるとして、共感出来るキーワードが出てきます。
また、体験から学ぶ事が、錯覚であると説いている内容に関しては、非常に興味深いと感じる事が出来ました。現在は、体験こそが重要視されている風潮ですが、一昔前の考えも取り入れて、自分なりの考えを巡らす事も必要だと教えてくれます。
翻訳と編集には、やや読み辛さを覚えるかもしれせんが、何度も読み返して、大切にしておきたい組織論的ビジネス書になります!
⑦:新装版 企業参謀 戦略的思考とは何か
何年経っても色あせない、日本が生んだ戦略的思考を学べる、名作「企業参謀」の新装版です!
「企業参謀」の著者、大前研一はアジアを代表する経営コンサルタントであり、経済界において影響力のある人物の1人になります。
本書では、著者の出世作とも言える作品、「企業参謀」と「続・企業参謀」がダブルで収録されているので、コスパに優れた決定版として、多くの人から評価を得ています。
過去にある多くビジネス書の作品で、スタンダートかつ、内容が充実している経営書を選べと言われたら、間違いなく本書を手に取る事でしょう。なぜなら、累計50万部のセールスを叩き出している歴史と、現在においても通用する考え方が学べるからです。
著者は、数多くの書籍を書いていますが、企業戦略の思考と、著者の考え方を知る為に、最も適した1冊であると言えます!
読者は本書を読み終えても、考えなければ意味がないと自覚出来、非常に価値がある本に出会えたと思うはずです。自分で考える力が身に付けば、質問する力も付いてくるので、早い段階から出会いたかった大前研一渾身の1冊です。
読んでみて、きっと魂が入った作品だと実感出来る事でしょう!
⑧:競争の戦略
マイケルポーター教授の処女作にして、脅威の大ヒットロングセラー経営戦略本の名書です。
マイケルポーターは、経営学修士を目指す方にとってはカリスマ的存在の偉人であり、誰もが認める経営戦略に関しての、歴史的レジェントになります。
内容は収益性に影響を及ぼす5つのフォースと3つの基本戦略を徹底的に分析し、1つ1つを理論的に解説していきます。
各業界の特徴を掴む必要がある事も説いていていますが、難しいワードを交えているので、本書全てを理解するのに、2回、3回と読まなければ完全にポーターのビジョンを理解する事が出来ません。
今回紹介している本の中でも、トップレベルのページの厚さになっていますので、比較的に時間がある時に読みたい本になります。
後世のビジネス書が多く参考にしている、名作になるので、競争戦略の原点をしっかりと堪能したい方が読むべき1冊になっています。
保存版のビジネス書として深くビジネスを知りたい方は持っておいても良いでしょう。
偉人から学べるビジネス書のおすすめ9選!
①:勝ち続ける意志力
職業はプロゲーマー!
日本人として、初めてプロゲーマーになった世界のウメハラが贈る、ビジネスにおいても意識が上がる、人生の攻略本になります。
ゲームの内容は、それほど多く語られていませんが、格闘ゲームをプレイした事がない方にも優しく説明している文章もあり、ゲームを通じて著者のシンプルかつ、ひたむきな思考を読み解く事が出来る本になっています。
日本にプロゲーマーの概念がなかった中で、どう成果を出したのか、ゲームの中の勝ち負けが、頂を制覇した著者の言葉からヒシヒシと伝わり、負けない為の勇気を貰う事が可能です。
コマンドの成功率を上げる為に、基礎的な練習を何度も何度も繰り返す。妥協せず、そこまでするウメハラの意思は、何なのか。仕事だけでなく、上手く行っている人には、必ず理由があると思わせてくれる傑作です!
特にゲームをしなくなった世代のビジネスマンに読んでもらいたいと思いますし、日本プロゲーム業界の先駆けとなった、プレイヤーの葛藤と、軌跡を一緒になって体感してみましょう!
サクサクと読み進める事が出来る文章構成も、評価出来ますね!
②:SHOE DOG
「ビジネス書大賞2018」における大賞を受賞したベストセラー本で、ブランド、ナイキを創立した偉人、フィル・ナイトが語るリアルビジネスストーリーになります。
私の近所の図書館では、連日予約者が殺到して、1ヶ月以上借りるのに時間がかかった程の、ビジネス書でした。
本書の内容として、日本製である靴、オニツカタイガーと深い関わりがあった事が先ず驚きであり、ナイキの創業ストーリーの中で、オニツカタイガーとの関係に、心を動かされた方は多いと思います。
徹底した靴への情熱と、ユーザーに対して良質な商品を提供する、直向きな行動力が、ズドンと読者の心に響きます。
また、ナイキ社とフィル・ナイト、一緒に戦った仲間が走り抜けた軌跡を、上手く編集出来ている点が、高評価であり、翻訳家の腕が光っている作品でもありました。
読破した後には、良い本に出会ったなと実感出来ますし、ナイキの靴が買いたくなってしまう事でしょう!
是非とも映画化をして欲しいと思った、ビジネス書のNo.1タイトルになります。
③:伝えることから始めよう
ジャパネットたかた創業者、高田明による初めての自伝で、著者の生い立ちから内面、人生観を知る事が出来る偉業書になります。
とにかく何でも売ってみる、目で伝える、体で伝える、わかりやすく、面白く伝える。この本を読んだ後に、ジャパネットたかたのテレビを見ると、なるほど、納得な魅せ方をしていて、相手に伝える手法が、言葉だけではなかった事に気付きます。
営業をしている方は、商品を売る事が、どんなに難しいか分かっていると思いますが、ジャパネットたかたの、テレビ画面を超えて、購入意欲を掻き立てられることについて、改めて本書を通してそのすごさを実感できるはずです。
また、挫けそうになっている方や、これから踏み出そうとしている方に対して、非常にやる気が貰える本とも言えます!
私は個人的に、Jリーグの代表取締役を務めていて、結果を出している著者の姿や人柄を尊敬しています。
④:ジェフ・ベゾス 果てなき野望
現代の暮らしに欠かす事が出来ない、アマゾンの成長していくまでの物語を、熱く書いている自叙伝になります。
プラットフォームビジネスを成功させた裏側には、会社として絶対に成功してやる、という強い意志を感じる事が出来ました。
読破すると、アマゾンの顧客ファーストが、世界No.1だと理解出来るはずです。また、物流システム、クラウドAWSや、電子書籍キンドルを取り入れた状況も記載されていて、どんな経営者よりも野心が強いと感じてしまう内容は、圧巻です。
本書では、アマゾンの考え方や顧客の満足感を手助けする仕組みが、多く仕掛けられていて、ユーザーや従業員をイメージして戦略を考える事が出来ました。
特にベゾスに振り回され気味なスタッフは、大変だったと感じます。長編大作になっているので、読むのに一苦労する作品で、若干読みにくい点はマイナスですが、アマゾンの戦略を詳細に学びたい方には、おすすめ出来る1冊になります!
ストーリーとして完成されているので、小さな会社から紆余曲折を繰り返し、大きな会社になっていく成長物語を、是非映画を楽しむ様に、読んでみて下さい!
⑤:不格好経営 チームDeNAの挑戦
経営コンサルタントであった南場智子が、起業をしてから、一気に駆け上がったベンチャー企業の物語を、赤裸々に描いたビジネス書になります。
DeNAの紆余曲折した失敗談から、学べる事がたくさんあるので、小説を読んでる様に、楽しみながらページを進める事が可能です。
個人的に好きなところは、著者のチャーミングあふれる文章で、読んでいる時に思わず、クスッとさせてくれるセンスが抜群で、非常に読みやすかったです。
読み終わってからは、企業の組織論や、人材マネジメントについての戦略が、非常に腑に落ちました。
また、経営者であるならば、リスクについても考える必要があり、経営の三原則であるヒト、モノ、カネの内、本書では、特にヒトへの関わり方を重要視していました。
著者はヒトに恵まれている、否、恵まれる様に努力を怠らなかったからだと実感できる、優れたビジネスストーリーです。
⑥:負けない技術 20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」
20年間麻雀の代打ちとして、負けない心構えを綴った、桜井章一が描くビジネスにも通じる考え方の書籍になります。
何事においても、勝つ事を1番に考えている人に是非読んで欲しい作品になっていて、勝利する事より、負けない事の大切さや工夫について語っています。
特に感化された部分は、「得意技を磨くよりも、不得意を克服した方がいい」と言うフレーズになり、私は現在における副業ではなくて、複業に通じる考えが記載されていると感じました。
スポーツに例えて、話す言葉や、コンパクトにまとめられてる内容は、非常に読みやすいので、ストレスなく読み進める事が出来ます。
具体的なテクニックを堪能出来るほど、詳細に記載されていないので、その点は注意が必要ですが、勝負の世界で体験し、著者が感じた考えが詰まっている作品で、勝負師への人生の指南書になっています。
ちなみに麻雀の話は多く出てきませんので、麻雀が分からない方でも十分に堪能する事が出来ます!
⑦:人を奮い立たせるリーダーの力
日本ラグビー界の英雄、平尾誠二の名言と、その親睦が深いメンバーの声が集まった、リーダー論を学べるおすすめの本です。
平尾誠二とは、ノーベル受賞の山中伸弥教授も尊敬した生粋のラガーマンであり、日本選手権7連覇した立役者、日本代表監督からラグビー界の強化をしてきた偉人になります。
人を叱る時の4つの心得は、過去にテレビで取り上げられたほど、自分の中で感銘を受けた言葉になっています。人の上に立つ方、全ての人に、読んでもらいたい内容ですし、家庭を持っている方で、子供を叱る時にも意識出来る内容だと思います。
本書は、故人である平尾誠二が、直接筆を取った内容ではないので、この本1冊で、本人の思いや真髄を知る事は難しく、少し残念なポイントです。
しかし、全4章から構成されている、人格者になる為の名言は、その言葉を1つ1つを噛み締めて欲しいと思います。特に後半に書かれている家族からのメッセージには、感動して心を打たれる事間違いありません。
優秀なスポーツマンは聡明で、リーダー気質だと、再確認させられた作品になります。
⑧:ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか
シリコンバレーの起業家集団「ペイパル・マフィア」における伝説的なリーダーであり、類い稀のないの才能を持つピーターティール描くビジネス書になります。
起業家であり、投資家の顔を持つ著者は、常識破りの思考で、既存から1を生み出す事ではなく、文字通りゼロから1を生み出す考えを教えてくれます。
誰にも真似する事が出来ない独壇場にする事、市場競争を避ける事から生まれるイノベーションが大切であり、常に未来に目を向けていると感じる事が出来た良書です。
賛同されない物事に対して、特にチャンスが隠れているという内容には、納得出来ましたし、ビジネスにおいてはゼロから1を生み出す事が、成功への道に繋がっていると改めて再確認することが出来ました。
「ビジネス書大賞2015」を受賞した実績通りの良書であり、意識が高め本になりますので、気負わずに読んで欲しい1冊になります!
この本が求めている内容を実践する事は、非常に難しいと思いますが、社会人歴が浅いビジネスマンほど為になるので、現代人が読んでおくべき本だと言えるでしょう!
⑨:渋谷ではたらく社長の告白
マザーズ上場を当時史上最年少で達成した、サイバーエージェント社の代表取締役、藤田晋による約5年間の歴史本になります。
就職活動を行う前の、大学生の方に、特に読んで欲しい思う1冊になっています。
その理由として、ワクワクする展開と圧倒的な読みやすさ、企業に勤めるという選択肢から、起業を目指すという選択肢にも視野を広げて欲しいという理由があります。
本書では、著者の苦悩が、リアルに描かれていて、下積みからチャンスを掴むまでの内容がストレートに書かれています。
IT社長でも苦労している姿、自分で行動する姿には、読んでいて、自然とやる気が湧いてきます。
AbemaTVなどからサイバーエージェント、麻雀から社長の藤田普を知るキッカケになった方もいるかもしれませんが、本書から著者の雰囲気が伝わり、生粋の経営が好きだと言う事が分かります。
私もネットから著者の事を知り、人柄を好きになった1人で、こんな社長がいてくれたら、一緒に仕事をしたいと切に感じた名作ビジネスリアルストーリーでした!
ボコボコにされると思いますが、いつか一緒に麻雀が出来たら良いなと勝手に思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
働く事に対してのモチベーションが上がったり、本に出会えたキッカケで新しい事にチャレンジしてみたり、本を読むと、何か自分の中での変化が出てくると思います。
働く事に対しての、考え方や引き出しを多く吸収出来る様に、本エントリーを参考に、自分に合ったセレクトをして頂ければ幸いです!
それでは、また!
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