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薬剤師の退職金はどのくらいもらえる?職場ごとに詳しく解説!

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今回は、薬剤師の退職金について、 職種ごとの退職金や、もらえる職場、もらえない職場について詳しく解説していきます。

薬剤師で自分の退職金が気になっている方は、ぜひ参考にして下さい。

以下、目次となります。 

目次

 

薬剤師の退職金の相場について!

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薬剤師の退職金について、自己都合の場合と、会社都合の場合に分けて、金額を提示していきます。

 ぜひ、参考にして頂ければ幸いです。

①:自己都合退職の場合

以下の表は医療業界だけではなく、全般的な大企業(従業員1000名以上)と中小企業(従業員が100名以下)、公務員における自己都合の退職金の相場になります。

あくまでも目安になるので、薬剤師の業界で全ての値が当てはまる訳ではない事を念頭に置いて下さい。

 勤続年数 大手企業 中小企業 公務員
5年未満 340,000 240,000 232,000
5年~9年 650,000 440,000 885,000
10年~14年 1,920,000 1,215,000 2,700,000
15年~19年 4,200,000 2,298,000 5,230,000
20年~24年 8,120,000 3,733,000 9,128,000
25年~29年 12,190,000 5,697,000 13,539,000
30年~34年 19,420,000 7,852,000 17,039,000
35年~39年 22,120,000 11,390,000 19,956,000

まず、大企業の自己都合退社の退職金が、最も高額な値を示している事が分かります。

薬剤師では製薬企業、全国展開をしているような大手調剤薬局、ドラッグストアに勤める薬剤師が対象となります。

また、公務員薬剤師は安定した退職金になりますが、20年と大きく勤務年数を達成しなければ自己都合退職で1000万円の大台には乗らない事をおさえておくと良いでしょう。

大手でも中小企業でも、10年選手にならなければまとまった退職金を受け取る事が出来ません!

②:会社都合退職の場合 

以下、会社都合退職の場合の退職金の相場について、表で記載していきます。(公務員については、会社都合での退職はないため、記載を省略しています。)

 勤続年数 大手企業 中小企業
5年未満 700,000 379,000
5年~9年 1,200,000 640,000
10年~14年 3,160,000 1,574,000
15年~19年 6,050,000 2,836,000
20年~24年 9,780,000 4,358,000
25年~29年 14,710,000 6,363,000
30年~34年 21,120,000 8,523,000
35年~39年 23,169,000 12,034,000

会社都合と自己都合で異なる点は、ズバリ退職金の支給額になり、会社都合で退職になるケースの方が金額が高くなります。

医療業界では、「製薬企業における早期退職者の募集」があり、50代のMR職で会社都合の退職者を出しています。

その他には、小規模の会社が大手企業にM&Aで吸収合併を受け、のちに退職する薬剤師がいます。明確には会社都合とは言えないかもしれませんが、企業とのビジョンやカラーが合わずに、退職する薬剤師がいる点も業界の特徴と言えます。

会社都合であれば、30年間の勤務で大手は2000万以上を得る事が出来、企業によってはそれ以上の退職金が出るところもあります。

勤務年数としては金額が多くなるのは、製薬企業やドラッグストアなどの資本が大きい企業で、特定エリアの地域だけに展開している中小の調剤薬局とは大きく金額が異なります。

薬剤師不足が解消しない限りは、会社都合の退職は多くはならないでしょう。 

 

薬剤師の職場ごとの退職金は?

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調剤薬局や、病院薬剤師など、職場ごとの薬剤師の退職金について、詳しく説明していきます。 

①:調剤薬局

薬剤師で、最も多い就職先が調剤薬局になり、退職金に関して、企業で差が出やすい点が最大の特徴です。

例えば、大手調剤薬局であるアインファーマシーズ日本調剤クオールでは定年まで勤め上げると、まとまった退職金が貰える可能性は高いです。

しかし、勤務期間が短い間に退職をしてしまうと、退職金が数万円程度しか出ない場合もあります。

私の周りでは3年未満の勤務年数で、約4万円程度しか退職金が出なかった薬剤師もいます。

また、全国の調剤薬局には中小規模の会社も多く、企業によっては退職金制度を導入していないところもあるので、就職する前に、確認をする必要があるでしょう。

私が現在勤務している調剤薬局は、実際に退職金制度がなかったので、転職時にはもう少し確認をするべきだと感じました。

特に個人経営の薬局や、数店舗しかない調剤薬局は退職金が全くない可能性があるので、過度に退職金に期待をしてはいけません。

調剤薬局では企業規模によって退職金額が1000万円以上の幅がある事を知っておきましょう。

②:ドラッグストア

ドラッグストアは東証一部企業が多い為、一般的に福利厚生も含めた退職金制度を導入しています。

また、薬剤師以外の従業員もいるので、退職金の充実させている事が多いです。

例えば、ドラッグストアの一つである、ウエルシアでは、退職金の一時金制度と確定拠出年金制度を並行して導入しています。

調剤薬局と同様に、企業によって異なるため、以下の記事から気になる大手ドラッグストアを探してみて下さい!

一般的には勤務年数3年以上で退職金が出ます!

③:病院

以前に勤めていた病院ではポイント制で、勤務年数と評価、加えて役職に応じたポイントで退職金が決まる職場でした。

私が実際に支給された金額は、約5年間の勤務年数で100万円程度でした。

その他の病院では、5年勤めても数万円程度しか退職金が出ない病院もありますし、小さなクリニックで働く場合は、退職金が出ない病院もあり、病院薬剤師は実際ピンキリな職場が多いです。

国立大学病院におけるレジデントとして3年間程度勤務して、他の病院へと転職しても、まとまった退職金が支給される訳ではありません。

私が勤めていた病院では、退職金があるだけまだ良かったかもしれません。

④:製薬企業

薬剤師が勤める職場の中でも、トップレベルで退職金が充実しているのが製薬企業になります。

殆どが大手企業である事や、退職一時金制度だけでなく、積立退職金や企業独自の基金があったりと、他の職場とは異なる取り組みを行っているからになります。

また、基本給が高くなればなるほど、退職金の額が大きくなるので、一般企業の平均退職金が2000万円程度であるのに対して、製薬企業の薬剤師ではその1.5~1.8倍程度の金額を手にする事が可能になります。

早期退職優遇制度を利用する薬剤師もおり、さらに高い退職金が得られるのも製薬企業の特徴と言えます。

⑤:公務員薬剤師

公務員薬剤師の場合は、定年で退職を迎える方に対しては2000万円以上の金額が支給されます。

しかし、自己都合で退職をする際には、民間の大手企業よりも旨みが少なくなるので注意が必要になります。

また、公務員歴が10年選手になると調整額の名目で退職金が270万円とアップしますが、勤務年数が10年未満では退職金額とグッと少なくなるため、注意が必要です。

公務員薬剤師の詳細については、以下の記事も合わせてお読みください。

公務員は初任給が低く、年収も年功序列ですが、その分、退職金が確保されており、安定しています。

 

薬剤師で退職金がもらえない職場は?

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薬剤師の職場の中でも、退職金がもらえない職場について、詳しく説明していきます。

①:退職金制度を導入していない個人の調剤薬局

企業側における退職金制度の導入は任意であり、必ずしも退職金制度を導入しなくても問題はありません。

そのため、調剤薬局の中でも1店舗経営である個人薬局では、退職金制度を扱っていない確率が高いです。

総務課がない個人経営の調剤薬局や、全従業員数が5名未満の職場では、事前の確認をおすすめします。

②:派遣元の企業

派遣元である紹介会社に従事している場合は、退職金が出ない場合がほとんどです。

派遣薬剤師の詳細については、以下の記事に記載しているため、そちらも合わせて参考にして下さい。

③:退職金制度を導入していない個人クリニック

個人経営や家族経営のクリニックでは、退職金が期待出来ないことがほとんどです。

例えば、医師やその奥さんがクリニックを運営している場合、退職金制度に関して、雇用契約書に記載がないケースや、酷ければ契約書すらない事もあります。

④:学校薬剤師

学校へ赴いて働く学校薬剤師は、基本的に調剤薬局勤務の薬剤師が掛け持ちで行っています。

そのため、学校薬剤師はあくまでも勤めている会社からの指示で出向している状態になるので、長年学校薬剤師として働いていても、行政からは退職金が出る事がありません。

学校薬剤師の詳細については、以下の記事にもまとめているため、合わせて参考にして頂ければ幸いです。

 

バイトやパートでも薬剤師は退職金を貰えるのか?

薬剤師のバイトやパートでも、退職金が少ないながら貰える職場はあります。

大手企業であればパートの人数が多く、組織やルールが完成しているので、バイトの薬剤師に対していちいち退職金を払っていたら、資金を上手く回す事が出来ません。

しかし、小規模調剤薬局で働く薬剤師の中には、少額ではありますが、退職時にお気持ち代として数万円包んでくれる企業も存在しています。

また、私が勤めていた前職の病院では、パートに対しての退職金はありませんでしたが、金銭ではなく商品で代用していた事もあります。

理解のある個人薬局で代表と距離が近ければ、個人的な退職金の期待は出来るはずです。 

 

退職金をもらい次の職場に行きたい薬剤師が使うべき転職サイト!

薬剤師で退職し、次の職場を探したい方に向けて、以下おすすめの転職サイトを紹介していきます。

実際に、現役薬剤師である私が利用したサイトですので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

①:マイナビ薬剤師

薬剤師としてキャリアの棚卸しをしてから、次の職場探しを行える、転職初心者におすすめの大手エージェントになります。

コンサルタントとは直接会いながらキャリアの相談を行えますし、相談時には親切丁寧な姿勢で「ずっと働き続ける職場探し」のフォローをしてくれます。

「いつでもご相談下さい」と無理に転職を勧めない点も魅力で、納得いくまで話が出来る点も嬉しかったポイントです。

在宅医療に強い職場など、今後薬剤師が必要とされる職場も見つける事が出来ますので、マイナビ薬剤師はステップアップを目指したい薬剤師にマッチしたエージェントのと言えます。

より、詳細については、以下のマイナビ薬剤師の評判を記載した記事を参考にして下さい。

②:リクナビ薬剤師

スピード感ある対応と、職場体験を同日に複数回行える点が魅力の、薬剤師向けの転職エージェントです。

大手の調剤薬局やドラッグストアとは過去に紹介実績があるので、研修が充実している職場を見つけ、確実にレベルを上げたい薬剤師が利用する事をおすすめします。

もちろん大手企業だけでなく、小規模調剤薬局や企業職も紹介する事が出来るので、その点でもおすすめです。

リクナビ薬剤師の評判については、以下の記事も合わせてお読み頂ければ幸いです。

退職金を手に入れてから、時間をかけずに素早い転職の手続きが出来るのもリクナビ薬剤師の特徴ですね! 

③:薬キャリ

求人数がトップレベルで、全国各地の求人に強い特徴を持つ薬剤師向けの転職エージェントになります。コンサルタントとは電話対応のみの会話で、サクサクと好条件の求人を紹介してくれる点が魅力です。

派遣薬剤師の求人を紹介出来る特徴があり、派遣元の福利厚生も充実している点も嬉しいです。

薬キャリでは雇用形態ごとにコンサルタントが在籍をしているので、キャリアを考える上で正社員として働くのか、ラウンダーベースの契約社員として働くのかなど、自由なキャリアプランを描く事が可能です。

薬キャリの評判を詳しく知りたい方は、以下の個別エントリーも合わせて一読下さい!

 

まとめ

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございます!

薬剤師は初任給や平均年収が高い職業になりますが、退職金に限っては大手や公務員でない限りは、あまり期待をしない方が懸命です。

調剤薬局では中小企業に勤めている薬剤師が多いですし、今後もどんなタイミングで退職金がカットされるのか分かりません。

そのため、企業が保証してくれる制度を上手く活用し、将来に対して常にリスクヘッジをして動くことが大切です。

本記事を通して、少しでも薬剤師の退職金に対して、何か感じてくれたら嬉しいです!

それでは、また! 

 

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