薬剤師は日本中に浪漫を届けたい

現役薬剤師が、薬剤師の転職、仕事、バイトを語るブログ。他スポーツやゲームなど趣味も書きます。

薬剤師の将来ってどうなるの?今後の薬剤師について真剣に語る!

f:id:kikuo1005:20181101160856j:plain

今回は、薬剤師の将来や未来について、今後どうなっていくのか、現場の薬剤師目線から熱く語っていきます。

薬剤師で将来に対して漠然と不安を感じている方、薬剤師としての仕事が無くなってしまうのではないかと悲観的に考えている方や、単純に今後薬剤師の仕事がどうなるのか知りたい方は、ぜひ参考にして頂ければ幸いです!

以下、目次となります!

目次

 

薬剤師の将来はどうなる?今後考えられる仕事の変化について!

f:id:kikuo1005:20181101160941j:plain

薬剤師の将来はどのようになることが予想されるのでしょうか。本項では、今後考えられる薬剤師の仕事の変化について具体的に説明していきます。

①:調剤業務が減る

薬剤師が行うピッキング業務や混注業務は既に全自動の機械が存在しています。現在では散剤が多い小児科の門前であったり、抗がん剤を扱って件数が多い病院が、調剤の自動化を行っています。

今後は機械でカバー出来る箇所に関して、ほとんどの職場において、完全に機械化へ切り替わる時代になるはずです。これからの薬剤師は対人業務へと力の入れ方をシフトする為、調剤のオートメーション化はマストになり、マンパワーの観点からも積極的に導入が進むでしょう。

完全自動化の調剤ロボットは、薬の補充に時間がかかってしまったりと、スピードが遅い場面があるので、患者さんを待たせてしまう事もありますが、いずれは補充もロボットが行い、薬剤師自らが調剤を行うよりも、数倍時間が短縮され、ピッキングミスも限りなくゼロになる未来が来るはずです。

他にも、資本の力がある、大手企業は店舗に自動錠剤分包機を導入していますし、一歩先を行っている企業は、散剤や水剤を自動で測り、正確に分包する機械、注射の混注に関しても、薬剤師の手で行わず、ボタン1つで安全に調製を終える事が出来る機器を購入しています。

また、かなり先の話になりますが、薬局では、患者さんの来院時期を正確に予想出来、24時間フル稼働で、施設の薬や余製まで調剤してしまう未来も来るかもしれません。

これから人口が減っていく事は明かですし、薬剤師にしか出来ない服薬指導や、その後の患者フォローに重点を置く事になるはずです!

一般人から見た薬剤師の印象が「薬を作る人」から「薬の説明と健康をサポートしてくれる人」になる未来が来ると思っています!

②:在庫管理をAIが担う 

人工知能が薬剤師の仕事を脅かすと考える意見もありますが、将来的に高い確率で、薬剤師の仕事とAIの共存が当たり前の未来になります。

AIが得意とする単純作業を、薬剤師の仕事を置き換えると「在庫管理」が先ず1つ挙げられ、薬剤師は発注のGOサインは出しますが、将来はAIが患者さんに対して個々に応じた医薬品を導き出し、費用対効果や飲みやすさを考慮して、薬剤師に情報提供を行います。

AIが発注した医薬品の中で、患者さんに適した剤型であったり、味や使用感、効果を比較して、メーカーを一覧にします。AIが薬剤師に選択権を与える事が最初のステップになり、共存した働き方へと仕事もシフトしていきます。薬剤師は最終決定の責任者としてAIのフォローを行う様に仕事が変化していくでしょう。

医薬品在庫の減り具合から、発注点の計算をAIが自動で行い、より適切な在庫管理を行う事になるはずです。これにより、無駄なデッドストックを減らす事も出来ますし、薬剤師の手間も省く事が可能です。

また、納品チェックにも規制が緩むと、薬剤師の確認がゼロになる未来も遠くないと考えます。医薬品卸企業の在庫管理もAI化が進み、医療機関と連携して、無駄な在庫管理を減らすフェーズに移ります。

単純作業とチェックはAIの得意分野です!薬剤師の仕事の中でも在庫管理に関しては、AIの力で最も変化しやすいポイントになるでしょう!

③:AIが相互作用確認を行う 

薬剤師が行う仕事の中でAIに代わる内容として、「在庫管理」の他に「相互作用の確認」が挙げられます。

AIは物事を正確にチェックする能力に長けているので、薬同士やサプリメントとの飲み合わせに対する確認を行う作業に長けています。

そのため、将来的には、薬剤師の業務から相互作用を調べる事が減少していく言う意見があります。

そうなれば、薬剤師の仕事がなくなってしまい、立場が乗っ取られると感じる方もいるかもしれませんが、現在でもレセコンに医薬品の入力を行えば、相互作用を確認してくれる機能がありますし、患者さんに適切な医療を提供する為にも、相互作用の確認は、間違いなく存在した方が良いシステムの1つです。

例えば、処方箋に記載してある医薬品を、AIが自動でチェックを行い、その年齢や性別、体重と既往歴、季節など患者データから、今までに飲んだ事があるかもしれない薬、これから飲む可能性のある薬まで、ひと目で確認出来るコンテンツが出来るようになる未来が予想されます。

患者情報は1元化されて、どの医療機関でも、同じ様に情報を入手する事が出来る様になり、かかりつけのクリニックと、そうでないクリニックで処方された薬も、薬剤師が居ない時でもチェックが行える環境が整うはずです。

ドラッグストアで薬剤師が不在である時も、時間をかけずに患者さん自らで相互作用の確認が出来てしまう時代も来るかもしれません。

しかし、人物の感情を察知する事はAIが苦手とする点になるので、薬剤師は患者さん気持ちや生活背景を読み取り、飲み合わせの面でもフォローが必要になる事でしょう。

相互作用と飲みやすい剤形や、飲むタイミングをAIが出した結論と比較し、薬剤師はAIの出した答えを取捨選択をする仕事へとシフトしていはずです。

AIがチェックした相互作用だとしても、何かあった場合の責任は、薬剤師が負う可能性は十分あり得ます。

④:オンライン上で仕事を行う 

オンライン体制が整えば、amazon薬局やドローンを活躍したサービスが増える可能性は高いです。

薬局に対してのICT化も、多くの企業で推奨から必須になり、お薬手帳や添付文書の電子化は、当たり前の未来になるでしょう。会社から電子機器が薬剤師1人につき、1つ支給され、ガジェットだけで大半の仕事を終える様になるはずです。

既にオンライン服薬指導は稼動していますが、個人的には今よりも制限が緩くなると考えています。例えば、職場は決まった日しか行かずに、自宅で服薬指導だけを行う薬剤師や、病院薬剤師であれば病棟に上がらずに、退院指導を行う事が可能になるはずです。

VRの領域に関してもオンライン化が進み、薬学生の実習や新人薬剤師に対して、バーチャルフィールドで教育を学ぶ事になるでしょう。

調剤業務のトレーニングはもちろんですが、服薬指導のコツであったり、その後の患者フォローまでバーチャル化し、ベテラン薬剤師だけでなく、ITトレンドに強い薬剤師も仕事を担っていく未来になることが予想されます。

e-ラーニングを受講して知識だけがある薬剤師は、認定薬剤師として認められなくなり、VR上で対人業務を重視したトライアルに合格した薬剤師が、社内で昇格する業界になるかもしれません。

かなり先の話になりますが、将来的に薬局店舗には全盛期ほど患者さんが来ない状況になり、来客しても、オンライン上で薬剤師とやり取りする方向になると思います!

⑤:かかりつけ薬剤師の負担軽減化

働き方改革では残業を減らす様に企業に働きかけていますが、薬局業界では、深夜帯の電話対応など24時間対応するかかりつけ薬剤師や健康サポート薬局を展開する流れになっています。

将来、労働人口が減っていくの対し、このままずっと24時間体制対応する薬剤師の働き方では、流れに反した労働条件として見直しが入ると考えています。

人工知能や医療ロボットの登場で一気にかかりつけ薬剤師の働き方、労働時間の見直しが行われて、数自体も維持または減少していく事でしょう。

健康相談に関しては、患者さんの自宅やクリニックから近い立地を選択するのではなく、自宅からオンラインを通じて、相談を受ける様になるはずです。

患者さんは店舗や企業から、かかりつけ薬剤師を選ぶのではなく、ネット上に公表されている薬剤師個人の人柄や、実績でかかりつけ患者さんの取得が出来る新しいジャンルやプラットフォームも開拓されると思います。

かかりつけ薬剤師の目的は変わりませんが、最低限の労力で、患者さんを薬識や健康予防の知識を一緒になって育てていく薬剤師へと切り替わるでしょう!

⑥:在宅医療中心の対人業務がメインになる 

超高齢化社会に突入する時に、需要が増える内容が在宅訪問指導になり、寝たきりの独居患者さんや、その家族に対して、薬剤師がどう関わっていくのかが課題になります。

既に、在宅医療に対しては薬剤師も現場で活躍をしていて、一定の成果を挙げています。薬学部を増設して、薬剤師の絶対数を増やそうと動いてはいますが、それでも今後、薬剤師の数は足りない状況に陥ると考えています。

正社員の薬剤師が、時間的融通を利かせられる様に、労働条件も変更されるかもしれませんし、薬剤師であれば、在宅医療を行う事が当たり前の環境になり、在宅医療未経験であれば、使い物にならない時代がやってくると思います。

雇用形態に縛られずに、パートやアルバイトの薬剤師も在宅の仕事を積極的に行う様になり、派遣薬剤師の単発の仕事でも、在宅医療に携わる事になるでしょう。

オンラインでも在宅への服薬指導や、ヒアリングを行う流れになると思いますが、今より積極的に患者さんの自宅に足を運ぶ様になり、アクティブな薬剤師が増えると予想しています。

薬局内だけのフィールドに留まらずに、外に出て仕事を取ってきたり、対人業務の質を上げる事で、重複投与やフレイルの早期発見をより一層防ぐ役割を担うはずです。

未来の話をすると、薬局店舗の縮小から医療ロボットが薬局を守り、薬剤師は在宅や地域包括センターに足を運んで、緩和医療を主に提供する対人業務へと切り替わるでしょう!

 

今後も活躍するために薬剤師が身に付けるべきスキルは?

f:id:kikuo1005:20181101160951j:plain

薬剤師が将来的に長く活躍するためには、どのようなスキルや実績が必要なのでしょうか。本項では、それら身に付けておくべきスキルについて詳細に説明していきます!

①:個人の情報発信力を磨く

企業を介して情報を発信していく事も必要ですが、これからは薬剤師個人が、正確な情報を発信していく力が薬局業界の地位向上に必要になると思います。

医療の中でも、薬剤師の立場は残念ながら華やかさがありません。目立たない様にする事を、良しとする考え方は薬剤師カラーにマッチしているかもしれませんが、今後は社会に対して、国民、患者さん以外にも喜んで安心してもらうサービスを提供していかなければいけません。

アウトプットを行う内容は、個人の得意分野でも良いので、全ての薬剤師が何か努力している姿をアピールする必要があります。

例えば、デザインを学んで啓発ポスターやイラストを発信したり、マーケティングとWeb集客を活用して、個人で健康相談を行って、何かの役に立つ体験を発信しても良いでしょう。

薬剤師個人の情報が誰かの目に留まり、1人でも考え方やこれからの行動が変われば薬剤師の見方も変わってくるかもしれません。

最も注意したいのは、医療情報の色が濃くなればなるほど、曖昧な情報を書かない様に意識して下さい。

コンプライアンスに注意をして、個人の発信力を高めるスキルを磨いてみて下さい!

②:思考力を持つ

今後はますますの情報化社会になると予想されます。誤った医療情報を見抜く力として、深く考えるスキルを高める必要があるでしょう。

たとえ、大手の企業が発信している情報でも、情報の質を疑う事を心がけて下さい。周りがネット上で踊らされている時こそ、疑う習慣を付けた方が良いでしょう。

医療に関するデマ情報は現在でも多く、後が絶えない状態です。東京オリンピックに関する薬剤師の募集要項で、フェイクニュースが出た様に、周りが多く拡散しているので、その情報は正しいと決め付ける事がない様に思慮深く判断する力を養いましょう。

現場でも、自分の頭で判断出来る力を持っている薬剤師は、身体に芯が通っていて、仕事にも強い責任感があります。

転職に関しても終身雇用がいつまでも成り立つ訳がないと考えながらも行動しない薬剤師がいたり、3年スパンでスキルを求め、転職を繰り返す薬剤師もいます。

どちらが正しいかは分かりませんが、その決断をするに当たって、常に自分自身を客観視し、深い思考力を持つ事が大切になってくるでしょう!

③:ITスキルを現場に応用する力 

情報検索ツールや業務効率化ツールに対し、薬剤師が率先して活用出来るかどうかが、将来の仕事において重要になります。

広い意味では、ネットサーフィンもITスキルの1つになりますが、より短期間で正確性の高い情報を手にする事が出来る薬剤師と、そうでない薬剤師とでは、今現在の職場でも、差が開いています。

今までは通用していましたが、今後は狭義の意味である、ITスキルも必要になります。

例えば、人工知能の開発が出来るプログラミングを構築出来る薬剤師が活躍したり、在宅医療に役に立つアプリの開発を現場の体験をしながら閃く薬剤師など、問題を抽出して、自ら、またはチームでITスキルを応用して、解決出来る薬剤師の需要が高まると思います。

経験上、ITや機械に弱い薬剤師は多いと感じますし、ITスキルを応用出来る薬剤師がいれば間違いなく企業にとってもプラスになります。

ITを利用した動画コンテンツも熱く、求人や企業紹介の人事担当も、ネットを中心により一層力を入れる様になると思います。

どの様な切り口で現場に応用する事が出来るのかを考えて、ITスキルを勉強すると良いでしょう!

④:語学力を鍛える

外国人労働者の増加やドラッグストアの海外出店、製薬企業のグローバル化は現在よりも顕著になると考えます。

昔から外国語、特に英語に関しては、やっておいた方が良いと言われていましたが、仕事の環境が英語を使用しない職場であると、英語を使いたくても全く仕事に活かせない事が分かります。

急性期の病院を見ても、外国人の受け入れを多くしていたり、通訳の方を介して医療を提供している病院もあります。そこには英語だけでなく、中国語やその他アジア各国の言語も需要がある事が分かります。

また、将来アジアには、今よりも多くドラッグストアが店舗を出店するかもしれませんし、薬剤師も海外研修も積極的に行うかもしれません。

そのため、自分の働いている企業だけを考えるのではなく、外資系企業やAIに強い海外メーカーへの訪問や営業も視野に入れて考える必要があるでしょう。

日本だけでなく、海外にも目線を向けた働き方と語学力が試される未来になるため、ニーズに沿った語学を取得する必要があると思います。

⑤:コミュニティを形成する力を養う

薬局同士はなぜこんなにもバラバラなのでしょうか?

果たして薬局同士の連携や薬剤師会は、このまま足並が揃わすに、未来を進んでいくのか?私はいつまでもバラバラの状態ではなく、薬局の集約化が進み、企業の在り方ではなく、個人の薬剤師同士のグループを形成が強くなると考えています。

例えば、後輩指導に関するコーチングを1つの企業内で共有するのではなく、個人の薬剤師だけが集めるオンラインサロンを運営する薬剤師も多くなる事でしょう。

様々な企業に属する薬剤師からコンプライアンスに注意をして、医療情報を共有、現場に活かす個人も出てきます。

企業の勉強会だけでなく、薬剤師主体の、限定的に開かれるオンライン勉強会を開催して、質問する力を磨いたりと、自分自身に合ったコミュニティを探す力も磨かれます。

また、デバイスを用いた服薬指導を仲間内で作成した後に、それを共有して個人で活用しても良いかもしれません。

分かりやすく噛み砕いて教える力や、相手の意見を先読みする力など対人業務で使用するコミュニケーション能力は基本になります。今後は、それを個人の薬剤師に共有して業界を活発にするスキルが試されます。

人物重視から、一歩踏み込んだ薬剤師同士のコミュニティ作りの力が必要になるでしょう!

⑥:トレンドを読む力をつける

情報化社会のスピードは想像以上であり、新しいプラットフォームやニュースに対しては常にアンテナを張り、いつでも行動出来る身軽さを持っていなければいけません。

資本が少ない個人薬局では、どうしても最新の環境設備で仕事が出来ないので、大手に比べて情報更新が遅くなってしまう可能性があります。

これからはオンライン服薬指導や、かかりつけ薬剤師でインフルエンサー個人が注目され始め、小さな企業であれば、薬剤師個人の行動にも、左右されてしまう未来が来るかもしれません。

このような事は起こる訳がないと思っていたとしても、実際に何が流行するのかは読めない事が多いです。

自分の当たり前が、当たり前でなくなる事も十分あり得ますし、現在の薬剤師の仕事が、当たり前では無くなる事も可能性としてはゼロではありません。

適応力とも呼ぶ事が出来ますが、他業界が動き出して、成功しているから、次は医療業界も動き出すと予想するのではなく、トレンドを先読みをして、対策を行える薬剤師が未来を生き残れる薬剤師になる事でしょう!

⑦:専門領域の臨床知識を吸収する

特化した知識を付ける事は、他の薬剤師と差別化が出来るので、有力なスキルの1つです。昔から言われている内容になりますが、専門薬剤師であったり認定薬剤師、漢方薬に詳しい薬剤師など、専門領域を極められる薬剤師は将来的に生き残れると言えるでしょう。

現場では、ジェネラリストの薬剤師の方が需要があると言う意見もありますが、最低限の幅臨床知識は持っていて、提案が出来る薬剤師である事が前提の話になります。

薬について学ぶ事はもちろん、価格に関してや医療に関する時事ネタを知った上で、専門領域に特化する事をおすすめします。

今後は臨床知識に対してのみならず、オンライン服薬指導に対して経験を経て専門になった薬剤師や、AI医療と共に考える事が出来、ITを専門に出来る薬剤師のジャンルも開拓されると思っています!

 

将来が不安な薬剤師がするべきこと!

f:id:kikuo1005:20181101161015j:plain

本記事を読んで、将来に少し不安を覚えてしまった薬剤師も多いはずです。本項では、それらの方に向けて、ぜひして欲しいことを紹介していきます!

①:転職を経験してみる

終身雇用を考え直す時代に突入していると日々実感していて、職場環境を変える事は決して悪い事ではなくなって来ています。

スキルを伸ばす為には、自分の時間も確保出来ないと効率よく吸収する事が出来ません。自分の環境と、全く異なる相手と話をすると、新鮮で面白い閃きがある様に、転職も新しい刺激や気付きがあります。

私も病院薬剤師と薬局薬剤師を経験して、会社における医療の立ち位置や運営方法、患者さんに対する病態理解と説明方法など異なる点が多くある事に気が付きました。

薬局薬剤師を行って言える事ですが、決まりきった診療科であったり、同じ毎日を過ごしていると感じてしまい、自分への成長がストップする現象に陥る事があります。

毎日は楽かもしれませんが、ポジティブな理由で環境を変える事や、自身で行動出来る薬剤師は今後も強いです。将来に不安があると悩んでいる方は自身の環境を変えてみる事をおすすめします! 

実際に私が利用したおすすめの薬剤師の転職サイトについて以下のエントリーに詳しくまとめているため、興味がある方は、ぜひ一読を!

②:自己メディアを形成しておく 

企業を通じて発信力を鍛える事も大切ですが、自己メディアを作成し、コツコツと発信活動を行う事をおすすめします。

媒体は周りの薬剤師や、薬剤師に関わる人に届く物であれば問いません。ブログやツイッター、インスタグラムでも問題ありませんが、既存のプラットフォームよりも、新しく開発された土台の方が認知度の広まりは速く、チャンスが多いです。

いきなりの実名は、周りにも迷惑がかかる恐れがあるので、先ずは匿名で発信して、運営してく事も1つです。

発信者は薬剤師である以上、正しい情報を適切なタイミングで発信しなければいけません。将来的に発信活動が自分の中で資産になり、周りの薬剤師を見渡した時に、影響力が1歩も2歩も先に進んでいる事が分かるでしょう。

この先どうなるか分からない時代になるからこそ、自分自身を残していける専用のメディアを発信していきましょう! 

③:自分の得意な領域に手を伸ばす 

多動的に働く薬剤師や会社員は増加しています。薬剤師以外の副業や、複業の働き方を1つ自身で確立する事を推奨します。

むしろ安定している働き方が出来るからこそ、得意分野を極められる職業だと思いますし、趣味を仕事に出来るチャンスが多いはずです。

趣味を活かして、マネタイズを行う事が、ご法度と考える企業や上司もいますが、これからの時代は、得意な領域を全面に出す方が、医療に関しても活発になると感じています。

たとえば、動画編集が得意な薬剤師と、編集が苦手だけどアウトプットを行う事が得意な薬剤師と協同すれば、出来なかったコンテンツも上手く軌道に乗る事が出来るでしょう。

薬剤師と何かを掛け合わせると、仕事においても可能性が広がりやすくなり、人生も楽しくなるはずです。得意な分野は、自身が熱中する事なら何でも良いですし、薬の勉強が好きなのであれば、もちろん1つを貫く事もありです。

薬学生の内から、得意な事を見極めて、色々と手を付けてみる事も必要になるかもしれませんね! 

④:現場で触った薬の3次情報を必ず覚える

教科書や添付文書の3次情報を読み漁って、自分の中で少しづつ、知識を増やして下さい。1次情報を手に入れて理解する事も大切ですが、初めは現場で活用しやすい勉強本や参考書から情報を手に入れる事をおすすめします。

大切な事は、実際の職場で使う薬から覚える事で、将来に薬剤師が行う仕事が変わったとしても、薬剤師が勉強する事は間違いなく変わりません。

むしろ勉強すればするほど、疑問が増えていき、もっと学びたいと思うレベルまで到達してみましょう。

現場で学んだ内容や疑問に関しては、絶対に忘れない様に知識を増やして常にアップデートします。慣れが生じて、1度勉強した薬を振り返らない事があるかもしれませんが、常に現場でクリニカルクエスチョンを意識していれば、自然に勉強意欲が出て来るはずです。

あくまでも本業は薬剤師であり、常に勉強する姿勢は忘れないで欲しいと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

将来、世間では薬剤師不要論が出ていますが、記事を書いてみて、薬剤師が活躍出来る未来は十分にあると感じる事が出来ました。

特に人工知能との共存を考えながら、医療に貢献していく事は重要です。また、薬剤師でも、個人の力を付ける事が一層大切になる時代がくると感じる事が出来ました。

本記事が、少しでも、薬剤師の事に不安を感じている方の参考になれば幸いです。

それでは、また!

他、薬剤師の仕事関連エントリーはこちら!