薬剤師は日本中に浪漫を届けたい

現役薬剤師が、薬剤師の転職、仕事、バイトを語るブログ。他スポーツやゲームなど趣味も書きます。

薬剤師は日本中に浪漫を届けたい

はじめに

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このブログは転職経験者である薬剤師のキクオが日本中に浪漫を届けるブログです。

一般的な家庭の収入では入学出来ない私立薬学部を卒業後、地元の有名大病院へと就職した私は、よくこんなセリフを耳にします。

 

『あいつ転職したらしい。』

 

大学時代の友人との会話です。

 「またこの話題か・・・もっとマシな話題ないのかよ、今困ってないから聞く意味ないわ・・・。」

仕事に対してやりがいを感じていた私は、転職が全くというほど無縁な存在でした。しかし、現実はそうではありませんでした。

病院で働く薬剤師なら分かると思いますが、増え続ける仕事、果てしない残業、少ない給料に上がらない昇給。業務量と給料と全く見合っていません。そんな生活をしている時に大きな事件が、私を襲います。

 

「ふざけてんじゃねぇ、お前の代わりなんていくらでもいる!」

 

信頼していた上司から放たれた言葉は、元気が取り柄の私の胸に鋭く突き刺さりました。

業務上失敗が許されない職場で、疲労困憊していた私は大きなミスをしてしまったのです。

 

『お前の代わりなんていくらでもいる・・・?』

 

信頼していた上司からの言葉だけに、必要以上に胸に来るものがありました。 何度も何度も深く考えました。

 

・・・私は何のために働いているのか?

 

病院のため、患者のため、上司を助けたいため、 私はただ必死に日々をこなしてきたつもりだったのに・・・。

冗談を言い合う関係であった上司との仲も、その日を境に無くなり、そこから世界が曇って見えるようになりました。

今思えば壊れる一歩手前でした。

もっと自分を大切にしよう。 そう思えたのは逃げるは恥だが役に立つ。」の話をしてくれた仲間でした。逃げる(転職)は恥だが役に立つ。

転職は悪である。周りに迷惑をかける。みっともない。という価値観が180度変わりました。

 

薬剤師の転職は浪漫であると私は考えています。

 

働き方も自由であり、仕事の幅をいくらでも広げられる職業なのです。そして、浪漫は自ら追うものです。 薬剤師同士の価値観は異なることがあるけれど、一緒に浪漫を見つけたい、そして転職を経験した現役薬剤師のキクオが、日本中に届けたいと願いを込め、このブログを立ち上げました。

 

ブログを始めた経緯

本サイトを立ち上げた経緯は、私が転職の際に参考にしたサイトの中に、一つも現役薬剤師が書いた記事が無かった事が大きな理由です。

例え薬剤師の転職斡旋のプロであっても、実際に薬剤師として働いた事がない方の意見など、正直あまり参考になりませんでした。本当の情報が少なく、私は転職中は何度も困惑しました。

このサイトは私の薬剤師としての経験や、転職中の出来事、趣味や恋愛話に至るまで、自身の経験を基にし、しっかりと記事を書いていきます。

 

本業の間に更新するので、ペースは非常にゆっくりですが、少しでも、他薬剤師の方の助けになれば、これ以上嬉しい事はありません。

 

キクオ