今回は「日本調剤ってやばい?」という疑問に対して、様々な面から口コミを調査してみました。
日本調剤がブラックかどうか知りたい方は、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
以下、目次となります。
日本調剤ってやばい?ネガティブな口コミを調査!
①:入社後は残業が多く、入社前とのギャップに疲弊する
日本調剤は入社前と入社後の口コミがやばいです。
例えば、ある新人薬剤師は入社前にリクルーターから残業は月に10時間程度だと伝えられていました。しかし、実際に配属になる店舗は月に20時間から30時間の残業になることがありました。
こういった話は、ある程度大きな企業では当たり前かもしれませんが、入社後に日本調剤の良いイメージが崩れると、ネガティブな口コミへと変わりやすいです。
店舗によっても残業時間は異なるため参考程度にしてくださいね。
②:相対評価で古い組織だが、評価者の主観が強い
仕事の評価が絶対評価ではなく、昔ながらの相対評価で薬剤師の仕事ぶりが評価をされるのが日本調剤です。
大手企業なので相対評価でキャリアが決まるのは、至極当然のことですが、上司の評価にバラツキがあることで、不服に感じる薬剤師は一定数いることが口コミからわかりました。
「自分よりも仕事をしていない薬剤師が、上司に気に入られてなぜ評価が高いのか?」
そういった方を見ると、働き甲斐がなくなったり、苦痛という方も耳にしています。
③:実力主義と言いながらも年功序列の変わらない組織
矛盾しているようですが、日本調剤は実力主義で実績がある方が昇給をする企業です。
しかし、実際には年功序列の体系の組織であり、仕事をあまりしない薬剤師でも10年、20年働くとある程度の役職になるケースが出てきます。
そのため、いわゆる「仕事ができない人が上がっていくシステム」に嫌気がさしてしまうことも口コミでは多かったです。
また、昔ながらの組織体質を指摘する声も一定数ありました。
④:売上の悪い店舗に異動になるのは運
数字を細かく分析をして、薬局店舗ごとに数字の可視化をしているのが日本調剤です。
その数値が評価の指標の1つになります。薬局で言えばジェネリック医薬品の採用%であったり、売上やかかりつけ薬剤師の件数などです。
口コミの中には売上が悪い店舗に異動になるのは運要素が強く、どんなに頑張っても店舗の数字を上げることが出来ず、キャリアアップや昇給が思うように上がらないという結果になるとのことでした。
日本調剤は優秀な薬剤師が多くいるので、仕方のないことかもしれませんが、店舗先によって評価が異なるのはストレスに感じる方もいるようです。
⑤:数字にうるさい
何かと数字数字と言われてしまうのが、日本調剤です。
売上を達成できなければ、結果を出せない人材であるという考えが横行しています。
一昔前の不動産営業のように目標未達であれば恫喝されることはありませんが、自らで目標達成シートを作成して、そのためにどうするのかをしっかりと上司と話し合います。
若い薬剤師には数字に厳しく言われませんが、ある程度店舗責任者になるにつれて、数字を追うようにプレッシャーをかけられます。
日本調剤は中小規模薬局と比べて数字にはうるさいという口コミが多かったです。
⑥:借り上げ社宅は古い築年数のところもある
日本調剤は、借り上げ社宅で社員に住まいを提供している薬局です。
リクルート活動でも借り上げ社宅をPRしており、薬剤師は家賃を抑えて貯金をする事が可能となっています。
実際に日本調剤に働く薬剤師に聞くと、入社前に借り上げ社宅のイメージ写真や、実際に住んだ感想を先輩OBOGから教えてもらえますが、借り上げ社宅によっては築年数が経過しているところもあるという口コミがありました。
全国勤務コースの薬剤師に多いかと思いますが、住まいに関してはリアルな意見になるので、参考にして頂ければ幸いです。
日本調剤の福利厚生や働きやすさは?
①:住宅手当が手厚い
社宅制度を活用すると、日本調剤では自己負担が約1割程度になるように住宅手当の支給が実施されます。
この福利厚生は多くの薬剤師からも支持を得ており、家を購入するまで支出を抑えた計画を立てることが可能です。
薬剤師の働き方によりますが、賃貸の内訳は会社負担が約7割程度で、会社支給の住宅手当が2割、残りを自分の貯金から出すイメージとなっています。
リクルートのリーフレットでも住宅手当を1つのウリにしています。
②:子育ての支援が手厚い
日本調剤では子どもが小学生に就学するまで、1日の勤務時間を最大で2時間短縮できる制度があります。
また、ママ薬剤師が職場復帰をする前から勉強系のコンテンツを共有してくれたりと復帰しやすいように会社側がフォローしています。具体的に例を出すと、
- ベビーシッターサービス
- 月極育児補助金
- 許可外保育園の優先入園枠確保
などがあります。
一方で男性目線で考えるとネガティブな口コミもありました。
それは、男性でも育休が取れるように頑張っていますが、まだ女性薬剤師の育児休暇の取得が多くを占めているというものでした。
③:薬品使用料支給制度などお得に薬を購入できる
日本調剤は薬品使用料支給制度という、日本調剤で調剤をしたお薬代が全額会社負担になる制度があります。
本人だけでなく被扶養者分も対象になるので、お薬代の負担が軽減できる点は良いという口コミが広がっていました。
大手調剤薬局はこのお薬代の負担をしているところは多いのですが、小規模の企業ではこうしたお薬代を負担してくれる制度は少ないです。
エリアによって医療費の制度は異なりますが、例えば愛知県名古屋市であれば、特に子どもが15歳以上になり医療費の負担が増えてくる世代のパパママ薬剤師の方にはありがたい制度と言えるでしょう。
他にも日本調剤にはOTCの割引があり購入ができる点はお財布に優しい企業であると言えるでしょう。
④:お金に関する福利厚生が充実している
あまり自分で貯金ができない方には日本調剤の「社内預金」の制度があり、比較的に若い薬剤師さんも実施しています。
こちらのメリットとして、給料の天引きで一定金額が預金されますが、その金利が通常の銀行利息に加えて会社から1%の利息上乗せがあるという点です。
毎月3万円や5万円など、貯蓄が好きな方にはマッチしている福利厚生です。
またグループ会社の保険に入れるなどの福利厚生も充実しています。
しかしながら、実際に活用している薬剤師は半々で、特にレジャー割引の福利厚生に関しては魅力に感じない方も一定数いると友人から話を伺いました。
一方で映画館の割引の福利厚生は人気があるようです。
日本調剤へ転職したい薬剤師におすすめのサイトは?
①:マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師は、転職初心者に向けたサービスを展開している日本最大級の転職サイトです。
自己分析からスタートをして自分にどんな働き方が合っているのかをコンサルタントの方が診断してくれます。
他の紹介会社はキャリアの相談ではなく求人紹介が多いのですが、マイナビ薬剤師に関してはしっかりと相談者1人と時間を作りながら、転職先を決めていく印象でした。
マイナビ薬剤師は、若手薬剤師やはじめての転職を考える際には活用したいサイトと言えるでしょう。
②:ファルマスタッフ
専属のコンサルタントが、未来を見据えたキャリアプランを提示してくれるのがファルマスタッフです。
薬局業界の知見があるキャリアコンサルタントが多く、調剤報酬は今後どうなっていくのか、在宅でも企業やエリアによっては需要がないところまで把握しているなど、相談相手としては非常に心強い印象を受けました。
また、正社員とパートの求人だけでなく、派遣薬剤師の求人も扱ってる点も知っておくと良いでしょう。
日本調剤のグループ会社がファルマスタッフなので、是非日本調剤に転職を考えている方はチェックしておく良いです。
③:薬キャリ
薬キャリは、全国の薬局から認知度が高い薬剤師向けの転職サイトです。
全国規模で求人を抱えているので、都心だけでなく地方にも求人が多い点が特徴です。
薬キャリの紹介サービスは基本的に電話だけの対応になるので、人と会ったりする手間がありません。
今すぐにでも転職をして次の職場を探したいと考えている方には薬キャリはおすすめのサイトと言えるでしょう。
④:アプロドットコム
アプロドットコムは、調剤薬局の求人に強い薬剤師向けのサイトです。
特に週に数回などスポットでの働き方も提案ができる企業なので、いろんな薬局を参考したい方はアプロドットコムがおすすめです。
コンサルタントも丁寧な方が多く、話していて転職の不安を軽減してくれます。
ドラッグストアの求人に関しては弱いですが、病院と調剤薬局に転職を考えている方にはおすすめです。
まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
人気の日本調剤ですが、やばい口コミや、働き方、福利厚生を知って、就活や転職の参考にして頂ければ幸いです。
他にも多く就活記事や薬剤師の仕事関連の記事を書いていますので、良ければ参考にしてください!
それでは、また!
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