薬剤師は日本中に浪漫を届けたい

現役薬剤師が、薬剤師の転職、仕事、バイトを語るブログ。他スポーツやゲームなど趣味も書きます。

薬剤師の転職サイト13選を徹底比較!現役薬剤師がおすすめを解説!

はい、キクオです。

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今回の記事では、現役薬剤師の私が、実際に利用した転職サイトについて、徹底的に比較し、ランキングを作ってみました。また、合わせて転職サイトの利用方法や、転職サイトを使う際の注意点についても記載していきます。

【2020/02/22 リンク修正・追記】

ネット上には、現役薬剤師が書いた転職サイト情報はほとんどなく、どれも調剤業務も行ったことが無いような、第三者の視点で書かれた、信憑性が無い情報ばかりです。

本記事は転職を経験した薬剤師の私が、その体験談の基、現場での目線も取り入れ、どのサイトよりも詳細に薬剤師の転職について語っていきます。

また、より客観性を保つために、同期や職場の薬剤師などからも詳細にヒアリングを行いました!

以下、目次となります。

目次

 

では、いってみましょう!

薬剤師の転職サイトを比較する前に知って欲しいこと

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転職サイトの比較の紹介をする前に、転職を考えている薬剤師の方に知ってもらいたい事を記載します。

薬剤師では無い方が記載した、ネット上の情報は信用できない

上述した様に、現在ネットには、薬剤師ではない方が書いた、客観性の無い情報で溢れています。 実際に職場で働いたことが無い方の情報は、やはり表面的なものでしかありません。私も転職活動の際には、その情報を鵜呑みにしてしまい、かなり痛い目を見ました。

面談に力を入れていると書いていた、転職エージェントに実際に訪問すると、非常に事務的な対応をされたり、ネットに記載があった有名企業に強い転職サイトは、それ以上に有名企業に強いコネクションを持つ転職サイトが複数あったりと、様々です。

正しい情報もありましたが、転職を経験していない方の情報は、やはり片手落ちな部分が非常に多いです。

とことん話せるコンサルタントがいる転職サイトを探す

他サイトにはあまり記載が無いですが、コンサルタントとの相性は、転職サイトを選ぶにあたって、非常に重要な要素です。 コンサルタントと気さくに話せる関係になれば、転職が上手くいくと言っても過言ではありません。

電話対応のみのコンサルタントもいますが、可能な限り、直接会って話してみて下さい。質問しやすさが段違いで、何より相手の表情を見て話すことで、自身のコミュニケーション能力もアピールできます。

誤解しないで欲しい点は、相手は仕事で求人を紹介している事です。薬剤師を企業に入れなければ転職サイト側には報酬が出ない為、無理に企業を薦めてくる場合があります。しかし、私たちが薬剤師が求める求人に、最もマッチしたもの以外は、妥協をしてはいけません。

腹を割って、あなた自身が素直に、『この求人は嫌です。』と言えるコンサルタントこそ、あなたにマッチした素晴らしい転職サイトと言えます。

幾つか転職サイトに登録すれば、自分に合ったコンサルタントがきっと見つかるはずです。気に入った担当者とは、末永い付き合いをするつもりで挑みましょう!

 

薬剤師の転職サイト|おすすめランキング【1位~5位】

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以下、現役薬剤師の私が実際に利用した転職サイトについて、比較とおすすめを紹介します。

今回の転職サイトの比較については、以下の観点から評価しています。

  • 転職エージェントのヒアリング能力の高さ、対応の早さや丁寧さを評価しています。
  • 求人数が多い転職サイトは、希望に合う求人が見つかりやすい為、高評価しています。
  • 現地に積極的に足を運んでいるコンサルタントを評価しています。

端的に言えば、多くの薬剤師に自信を持って薦められるコンサルタントを高く評価しています。 下記にそれぞれの転職サイトについて、強みと注意点を記載していますが、もし読むのが面倒な方は、下の表を参考にして頂ければ幸いです。

順位 サイト名 比較ポイント

1

マイナビ薬剤師 大手の安定したサービス内容。派遣薬剤師はほとんど扱っていないため注意!
2 ファルマスタッフ コンサルタントの質が高い。求人情報も圧倒的に豊富
3 薬キャリ ママ薬剤師の強い味方!派遣薬剤師の求人に特に強い!
4 リクナビ薬剤師 専用アプリが使い勝手が良く、大手調剤薬局の知見に富んでいる。
5 薬剤師転職ドットコム 求人票がかなり詳細で分かりやすい!
6 ファーマキャリア 高年収の求人に強い!
7 アプロドットコム 幅広く派遣薬剤師の求人を揃えている、良質なサイト!
8 ファルメイト 派遣薬剤師には強いが正社員求人には弱い。
9 お仕事ラボ 逆指名制度が魅力の転職サイト!お祝い金制度も充実!
10 メディプラ 「単発派遣求人情報」で、すぐに求人が探せる!また、企業向けの転職も強い!
11 ファーマジョブ 北海道で薬剤師求人を探す方であれば、一押しの転職サイト!
12 ジョブデポ薬剤師 高額のお祝い金制度が魅力!しかし、コンサルタントの質にやや難あり!
13 メドフィット 病院や施設の転職に強く、友人紹介キャンペーンもある!

以下、各転職サイトについて、詳しく説明していきます!

 

1位:転職業界大手【マイナビ薬剤師】

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薬剤師だけでなく様々な職種を紹介している大手転職支援会社マイナビの薬剤師向けサービスになります。大手ならでは手厚さが売りで、4年連続ご利用者満足度No1に選ばれています。

古くから企業との信頼関係があり、人対人の会話を重視して、ずっと働きたいと思う様な転職先を案内してくれる、老舗の大手転職企業です。

他の転職サイトと比較して、様々な企業を知って欲しいという方針の転職支援サービスで、その点が大きな特徴となっています。しかし、派遣薬剤師の紹介が出来ないなど、大きな欠点を抱えている事も事実のため、注意してください。

以下に、他転職サイトと比較した、マイナビ薬剤師の強み及び注意点を簡単に記載します。また、より詳しく、マイナビ薬剤師の評判を知りたい方は、以下のエントリーにて、実際に利用したレビューを記載しています。

強み①:同時に複数面接出来て交渉可能

他のエージェントでは複数の企業を同日に面接することは無いですが、マイナビ薬剤師ではむしろ快く応援してくれて、様々な企業の代表や人事担当と直接話すことができます。

複数社面接を受ける事で、面接慣れし、なによりも内定を多く貰うと、それぞれの企業で取り合いになるため、条件交渉の契機へと変わる点が、マイナビ薬剤師の最大の強みです。

実際に内定が出た後で交渉し、成功した例も多くあります。他のエージェントと比べて交渉の幅が広く、上手く行けば予想を超える条件で転職出来ます。

交渉も本人が直接行うのではなくてコンサルタントを通じて行うため、気を楽にして任せる事が出来ます。また、現職が忙しく時間が無い薬剤師も、コンサルタントがスケジュール管理を行ってくれる点も良いです。

強み②:認定薬剤師など資格や経験をアピールして条件交渉可能

マイナビ薬剤師は年収や待遇などの条件交渉が得意です。

特に、認定薬剤師、スポーツファーマシスト、かかりつけ薬剤師の経験の有無、管理薬剤師やエリアマネージャー経験の有無など、資格や経験をアピールすることで、転職活動を有利に進めることが出来ます。

前職場で何を経験してきたか、どんなことで会社の利益になったかをしっかりとコンサルタントに伝えると、よりスムーズに交渉が進みます。他にも在宅経験がある事、人材マネジメント能力も評価されるポイントです。

交渉は直接企業に伝えるのではなく、コンサルタントから企業側に推薦して貰えるため、面接の時に企業にアピールしなくても問題ありません。

マイナビ薬剤師では、他の転職サイトよりも交渉が成立しやすく、理解があるため、資格や様々な経験をしてきた薬剤師に向いています!

注意点①:派遣薬剤師の求人を紹介できない 

マイナビ薬剤師は、正社員やアルバイト・パートの雇用形態での求人は多いですが、派遣薬剤師の求人は存在しないため、その点が一番のデメリットとなります。

派遣薬剤師にも利点・不利点があるため、一概に求人を用意していないがデメリットとは言えませんが、雇用形態が他の転職サイトと比較して狭くなってしまう点は注意すべきポイントです。

薬剤師の転職活動において、派遣薬剤師を選択肢の一つとして考えている場合は、上記でおすすめしている、ファルマスタッフ薬キャリなどの転職サイトを利用しましょう。 

より詳細な求人情報などについては、以下のマイナビ薬剤師の公式サイトを参考にして頂ければ幸いです。

 

2位:圧倒的な情報量の【ファルマスタッフ】

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掲載している求人数が薬剤師業界No.1相談満足度が高評価の大手転職支援サイトです。全国に15拠点もの相談所があり実際に現場に足を運んだスタッフと、その実績や行動力で、より働きやすい環境へとマッチングしてくれます。

それぞれの代表や各企業からも絶大なる信頼を得ており、個人に合った職場探しをしてくれる転職サイトです。コンサルタントの質が抜群に優れていて、的確なアドバイスや耳寄りな情報を提供してくれることや、給料が全エージェントの中でも高めに設定されているところが嬉しいポイントです。

以下に、他転職サイトと比較した、ファルマスタッフの強みを記載します。

また、実際にファルマスタッフの評判が知りたい方は、以下のエントリーを参考にして頂ければ幸いです。

強み①:圧倒的に現場を把握している

ファルマスタッフは、まずどんな職場環境かを具体的に教えてくれます。代表者がどんな人で、そこで働くスタッフの年齢層や性別、風通しの良さなどなるべく客観的に伝えてくれます。

これは、エリア毎に分かれているコンサルタントが、直接現場を見学して職場の雰囲気や代表、人事担当と会話して情報を得ている為です。量、質ともに他のエージェントと比べて内容が濃いです。

担当者が自らの足で現場を体験したからこそ教えられる生の情報が多くあり、様々な現場を見てきたからこそ、自信を持って紹介してくれます。この点が、個人的にファルマスタッフの最大のメリットであり、相談満足度No.1の実績も納得の内容でした。

コンサルタント本人が現場まで足を運んでいるため、本人が感じた事、思う事をハッキリと伝えてくれます。他のエージェントでは現場を見ていなかったり、求人先に確認させて下さいなど、時間がかかることがありますが、ファルマスタッフでは時間をかけずに答えを出してくれました。

転職の際に年収や待遇以上に、職場での環境や人間関係は気になるものです。その点を熟知している転職サイトで、本サイト以上のものはありませんでした。

強み②:薬剤師業界の今後を見据えた企業選びをしてくれる

薬剤師界の今後を見据えた企業選びをしてくれます。経営的に厳しい薬局や、ドラッグストアの展望なども、包み隠さず詳しく教えてくれる点がメリットです。さらに、エリアにおける薬局の評判や口コミも教えてくれるので、参考になる情報が多く大変助かりました。

この薬局に勤めると年収が5年後にどれくらい、10年後にこのくらいの推移で上がると予想される事、今後このエリアは薬剤師数が飽和になる為、年収が下がりはしないものの上がる見込みは少ないなど、先を見据えて話してくれるのはファルマスタッフだけでした。

私の場合、後々は薬局経営をしたいという希望がありましたが、そのような遠い将来のキャリアプランでも、丁寧にヒアリングされて薬局経営を支援してくれる企業を探してくれました。

多くの情報を網羅する為に、ファルマスタッフの職員同士の情報共有体制がしっかりとされており、答える事が出来ない質問に対しては、後日回答する徹底さが魅力的でした。  

強み③:全国どこでも、どんな雇用体系でも求人がある

公開求人数が薬剤師転職サイトにおいて、最も多くなっています。様々な条件をファルマスタッフに伝えても、基本的に希望通りの求人が見つかります。

ワガママすぎる条件の場合は上手くいかない事もありますが、全国どこでも、どんな雇用形態でも紹介可能となっています。厳選求人紹介や高収入限定紹介、求人人気ランキングで目白押しの求人が多数あります。

他のエージェントでは公開求人と非公開求人を合わせても約4万件ほどの求人数ですが、ファルマスタッフでは約8万件の求人情報があり、2倍の量を誇ります。

他にも細かい条件を伝えても大丈夫です。例えば、雇用形態に拘らずに月に手取りで50万以上稼ぎたいという希望があったとします。

それに対してファルマスタッフは、8万件以上ある求人からベストな働き方を提供してくれます。週休が完全2.5日ある職場であったり、年収800万以上の職場であったりと満足する求人が毎日更新されていく点も魅力です。

求人の更新スピードも速いため、人気の求人を見つけられるチャンスが多い点がファルマスタッフの強みです。

強み④:コンサルタントの質が高い 

ファルマスタッフのコンサルタントは、私たち薬剤師が何を1番に求めているのかを発見する能力が高いです。例え転職に迷っている薬剤師も、コンサルタントと30分も面談すれば、今後何をするべきなのか、何が足りないのか、どうなりたいのかの道筋が見えてくるはずです。

また、ファルマスタッフでは病院、調剤薬局、ドラックストアなどすべての薬剤師の転職先について、エリア毎に詳しいエキスパートが存在していて、働き方をトータルコーディネートしてくれます。

エリアに応じて人事を配置しているため、自分受け持っているエリアに関しては絶大なる自信を持っています。意地悪な質問をしてコンサルタントの方がわからない場合でも前向きに調べてくれて、後日回答を頂き、信頼感がさらに増しました。

私は正直、ファルマスタッフは単純な転職だけでなく、その後の背景であったり、人生を考えて、教えてくれているコンサルタントだと思っており、その点が他転職サイトと比較して秀でていると感じました。

強み⑤:キャリアアップ、やりがいある求人紹介が強い 

今後の薬剤師として働く時に、何かスキルを持った薬剤師は必ず重宝されます。薬剤師界の未来を見据えている人ほど早めに動き出しているので、薬局から病院に転職を決意する人や薬局でも在宅医療やかかりつけ薬剤師などに強い薬局に転職する人も数多くいます。

ファルマスタッフではそうした業界にも対応できる人材を転職支援できるようにスキルアップやキャリアアップに特化した求人の紹介を行っています。特集ページがあり、目的に応じて求人を紹介しています。

例えば漢方を取り扱える求人や認定薬剤師取得支援がある職場特集、他にも総合病院の特集にセルフメディケーションを充実させているドラックストア特集など様々です。

他のエージェントと比較すると、スキルアップに関してのページがあり未来を見据えての求人紹介を行っている点です。

認定薬剤師取得の為の支援求人はその1つで、しっかりと体制が整っている求人紹介が多いです。転職支援以外にファルマスタッフ独自の教育支援システム利用することも可能で、かかりつけ薬剤師になれる条件である、認定薬剤師を目指すことが出来ます。

ファルマスタッフは個々に応じたスキルアップできる求人が多数存在し、本当にやりたかった事を見つける手助けをしてくれます。どんな薬剤師像になりたいかを明確にして相談してみると、自分自身のスキルアップに繋がるはずです。 

より詳細な情報については、以下のファルマスタッフの公式サイトを参考にして下さい。求人情報を閲覧すると、より明確な転職像が掴めるはずです。

 

3位:派遣薬剤師に強い【薬キャリ】

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薬剤師が最も多く登録している、大手転職支援サイトです。正社員から派遣薬剤師まで多くの雇用形態を紹介できるエージェントになり、臨床で実践できるツールや薬剤師同士で意見交換が出来る場を提供してくれます。

m3.comという医療情報を提供するサイトが運営しており、薬剤師以外の医療系に対しても役立つ情報が数多く掲載されています。専属のコンサルタント達が選りすぐりの求人をスピーディーに探し出してくれる点が魅力の転職支援サイトです。

以下、他転職サイトと比較した、薬キャリの強みと利用時の注意点を記載します。 

また、薬キャリの評判についてより詳しく知りたい方は、以下のエントリーで私が実際に転職した際に利用した体験談を書いています。

強み①:派遣薬剤師の制度がしっかりとしている 

薬キャリの最大の強みは、ママ薬剤師や素早く高収入を得たい薬剤師に嬉しい、派遣薬剤師の制度がしっかりとしている点です。

他のエージェントと比べても派遣薬剤師の福利厚生が充実していて、安定して働くことが可能です。特にブランクがあるママ薬剤師にはおすすめで、派遣薬剤師担当のコンサルタントが在籍していて業務に対しての疑問や不安を取り除いてくれます。

また、家庭が忙しくても、1日から勤務が可能で、自分の好きなタイミングで働ける求人が揃っています。働いている間もコンサルタントが適宜フォローしてくれるため、何か困ったことがあればすぐに相談できる体制も魅力です。

福利厚生の例としてディズニーランドを割引出来たり、割引価格で旅行券を購入できたりと、嬉しい優待を受けられます。これだけでなく、保険料を始め他のエージェントと比較しても、優れた待遇を受ける事が可能です。

初めて派遣薬剤師をしたいと思う方向けに、流れや給料、休みについて業務繁忙度合いについて、丁寧で分かりやすく説明してくれます。

他のエージェントでは派遣薬剤師を紹介できないところもあるため、薬キャリほど体制が整っており、年齢制限無く、派遣薬剤師の求人を取り揃えている転職コンサルタントはありません。

強み②:現役薬剤師の口コミが多い 

数多く転職サイトと比較し、登録している薬剤師数が最も多いため、現役薬剤師のリアルな口コミで、各企業の内情を知れる点がメリットです。

現役薬剤師が直接薬キャリの掲示板に口コミをするシステムになり、会員限定で見る事が出来ます。自分の勤めている企業のメリット・デメリットを共有できる点や、経営者インタビューとしてトップの考えを把握できる転職サイトは薬キャリしかありません。

他にも、薬剤師インタビューとして、現場で働く薬剤師の本音を読むことが出来、同業者であれば、共感できる点が多いです。

また、掲示板サービスも提供しており、普段疑問に思っていることを相談できます。顔を合わせて質問しにくい事も、掲示板であれば気軽に投稿できます。他の転職サイトでは、このような掲示板のサービスはありません。

転職サイト上で、薬剤師同士の横のつながりを広げる事が出来るのは薬キャリだけなので、転職をあまり考えていない人で他の企業をもっと知りたい方にはとても便利なサイトです。

強み③:求人紹介に積極的でスピードが速い 

薬キャリは、マッチする求人を見つけ出すスピードが、他の転職サイトと比較して、とても速いです。特に素晴らしかった事は、登録してから最初の電話でおすすめ求人を数件紹介できる点や、気になる企業を伝えれば、即日対応が可能な点です。

スピード重視だけでなく、コンサルタントの質も平均点以上でしっかりとフォローしてくれます。すぐにでも今の職場を離れたい薬剤師や、早く次の職場を見つけたい方にはピッタリなエージェントで、決断力がある薬剤師にはベストマッチする可能性大です。

薬キャリでは無駄な受け答えを極力少なくしている印象で、スムーズに転職を進めることが出来ます。しかし、長い時間かけてヒアリングを行い、ゆっくりと転職活動を進めたい薬剤師には不向きな転職サイトの為、その点は注意してください。

スピーディーな対応が出来る転職サイトは他にもありますが、その中でもコンサルタントの質が平均点以上のエージェントは、薬キャリだけです!

注意点① :コンサルタントとは直接会わないため、交渉が難しい

これは、あまり他サイトでは触れていない事項ですが、薬キャリ利用の際には是非注意してもらいたい点です。

薬キャリでは、コンサルタントと直接会って話さずに、電話やメールだけのやりとりを行い、面接に挑みます。他のエージェントでは面接会場まで一緒に挑んでくれるコンサルタントもいますが、完全に1人で臨まないといけないため、面接に自信がなかったり一緒に交渉をすることが出来ないのは辛いポイントです。

また、直接会わないと本人がどんなにデキる人材でも、一定以上の評価を得る事は難しいです。

注意点②:他転職サイトと比較して、交渉力が弱い

他の転職サイトと比べて、薬キャリは交渉力が弱い印象があります。他転職サイトであれば、面接時や内定後に年収アップの条件交渉をコンサルタントに行ってもらいますが、薬キャリではそれがほとんど望めません。

基本的には、本サイトを使って転職する際には、コンサルタントから提示された求人票からの交渉は難しいと考えて下さい。例え認定薬剤師の資格を持っていようが、コミュニケーション能力に優れた薬剤師であろうが、薬キャリを用いた転職で大きな年収アップは厳しいです。

唯一交渉できるのは即戦力になれるかどうかなので、管理薬剤師やマネージャーなどの経験がある方は、少しは希望があるかもしれません。

より詳細な情報については、以下の薬キャリの公式サイトを参考にして下さい。

 

4位:リクナビ薬剤師

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4位は、マイナビと同様、転職業界大手企業のリクルートが運営する、転職サイトであるリクナビ薬剤師です。

他ネットの情報では上位に挙がっている事が多かったですが、私や、他の薬剤師の同期が利用した経験談を集めると手放しには高評価出来ない点もあった為、本順位としました。

以下にリクナビ薬剤師の強みと、利用の際の注意点についてまとめましたが、より詳細な情報が知りたい方は、以下の個別エントリーを参考にして下さい。

また、実際にリクナビ薬剤師で、まずは求人を見たいという方は、以下の公式サイトを参照頂ければ幸いです。

強み①:面接対策に強い

リクナビ薬剤師は、エリアを管轄するコンサルタントと、企業を担当するコンサルタントに分かれています。

面接対策は、企業を担当しているコンサルタントが行いますが、コンサルタントの質は高く、各企業の面接の傾向などについても、詳細に教えてくれました。初めて転職を経験する薬剤師や、転職が久しぶりの薬剤師など、面接に不安を抱えている方を、強くバックアップします。

実際に利用した際に感じた事は、個人経営の薬局の面接対策には、やや不安な点が残りましたが、大手調剤薬局などについては、具体的な面接対策のマニュアルもあり、安心できました。面接が不安で自信がない人にとっては、おすすめのエージェントになります。 

強み②: 「myCarrY」という専用アプリがある

リクナビ薬剤師は、「myCarrY」というアプリを提供しており、スマホで簡単に自宅付近の検索出来るサービスを展開しています。

アプリからも応募が可能であり、また、リクナビ薬剤師に登録しても、パソコンから同様のサービスが利用可能なので、スマホとPCで使いやすい方を使い、気軽に求人検索が出来る点が魅力です。

転職サイトに登録するのが面倒だと感じている方は、アプリだけインストールして、求人を検索する事もできます。他薬剤師向けの転職サイトでは、このようなサービスは行われていないため、本項は大きなメリットだと言えます。

注意点①:大手企業以外は弱い

リクナビ薬剤師について、大手の調剤薬局の求人は、コンサルタントの知見も深く、面接マニュアルも整っており、おすすめできる転職サイトですが、中小企業や病院薬剤師の転職には非常に弱いです。

また、関東在住者以外は基本的に電話対応である点も大きなデメリットと感じました。関東在住者かつ、大手の調剤薬局以外の転職は考えていない方であれば、問題無いですが、幅広く転職先を見たい方にとっては、不向きな転職サイトです。 

 

5位:薬剤師転職ドットコム

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株式会社メディウェルが運営を行っている、薬剤師の転職支援サービスになります。

「納得のいくキャリア、満足のいく採用」をモットーに、きめ細かい対応が売りの転職サイトになります。

詳細については、以下の薬剤師転職ドットコムの個別記事も参考にして下さい!

強み①:求人票が具体的で分かりやすい

薬剤師転職ドットコムから紹介をされる求人票は、他のエージェントよりも具体的であり、企業の特徴や強みを知れる点が強みです。

具体的には1つの企業の紹介でもいくつか店舗情報(1日の処方箋枚数と忙しい時間帯)、転職をした場合に何年後に役職が付くのか、その時の年収はどう変化しているのかと見やすく列挙している事が多いです。

紹介先のホームページリンクを貼ってくれるので、メールを開いた時に直ぐに確認出来る点も良かったです。

また、現場で働く利用者の事を考えて有給休暇に関してや、残業が明記されている求人票も多く、コンサルタントに質問をする事が少なかった点を評価しました。

強み②:2回目以降の求人紹介がスピーディー

薬剤師転職ドットコムのコンサルタントは、粘り強く希望に応えてくれる対応力に加えて、2つ目、3つ目の求人紹介のスピードも非常に早かった点が魅力になります。

一度に提案をする求人数は少ないものの、1つ目の求人を断った際に、どこがいけなかったのかを確認、分析して次回の求人に反映させる能力が高いです。

私の場合は断った次の日に、新しい求人を紹介してもらいましたし、問題点を改善して納得の求人を見つける事が出来ました。

他企業のコンサルタントは数日かけて次の提案を行う場合がありますが、薬剤師転職ドットコムでは、スピーディーに対応してもらえます。

注意点①:コンサルタントからの連絡が多い

他の転職サイトに比べて、短期間で複数回連絡が入るので、コンサルタントへの対応がやや煩わしく感じました。

例えば、働いている時間帯に電話が入る事もありましたし、返事を急かされる場面もありました。

コンサルタントの仕事が早すぎる故に、利用者側も直ぐに返事をしなくてはいけない気持ちになってしまいます。

もちろん、その分素早く対応してもらえますが、人によっては煩わしく感じてしまうため、注意が必要です。

 

薬剤師の転職サイト|おすすめランキング【6位~10位】 

6位. ファーマキャリア

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オーダーメイド式の求人が特徴の薬剤師向けの転職サイトになります。

以下の個別記事にも、ファーマキャリアについて詳しく記載しているので、合わせてお読み頂ければ幸いです!

強み①:高年収の求人に強い

ファーマキャリアは高年収の求人が豊富で、実際に年収700万円オーバーの求人を複数提案してもらった紹介会社になります。

私は年収650万円以上の求人を探して欲しいとファーマキャリアに相談をしましたが、希望する年収よりも30万円から50万円高い求人を紹介してくれたので、特に年収重視の転職を考えている薬剤師には向いている転職サイトと言えます。

他の転職サイトでも高年収求人の紹介をする事自体は出来るのですが、ファーマキャリアでは必ずしもラウンダーやエリアマネージャーなどの経験値がない人材でも、高年収の職場へと転職を目指せる点が魅力になります。

強み②:自宅から通う最適な求人を提案してくれる

オーダーメイド型の求人紹介を行うファーマキャリアでは、自宅から近く、最も好条件の求人をお任せで紹介してくれるので、職場までの徒歩圏内、自家用車で数分の求人も見つける事が可能です。

また、通勤だけに焦点を当てるのではなく、将来的に紹介先に勤めた場合に、キャリアアップが望めるのかどうかも加味した状態で提案をしてくれます。

そのため、転職を視野に入れているけども、自分の中でこだわりはあまりなく、漠然と今の職場よりも待遇を良くしたいと考えている薬剤師には、マッチしたエージェントと言えるでしょう。

持ち家を購入している薬剤師や、特定エリアで働く事を決意した薬剤師にもファーマキャリアはおすすめです。

注意点①:やや強引に転職を勧める

ファーマキャリアは他の転職サイトと比較して、やや強引に転職を勧められる場面が多かったです。

私はマッチしなかった求人に対して「面接は出来ません」とキッパリ伝えたのですが、ファーマキャリアのコンサルタントは、それでも「将来の事を考えて今、話を聞いた方が良い」と推奨してきました。

1つの求人紹介に対して、2回以上断る事もありましたし、コンサルタントとの電話では押し問答を繰り返す場面が複数回ありました。

強く断る事が苦手な薬剤師にとっては苦痛に感じてしまうので、ファーマキャリアを利用する際には注意するべきポイントになるでしょう。

 

7位:アプロドットコム

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以下、アプロドットコムの強みや注意点について、簡単に解説していきます!

より詳しい情報が知りたい方は、以下のアプロドットコムの評判を書いた、個別記事を参考にして下さい!

強み①:派遣薬剤師の求人を幅広く揃えている

派遣薬剤師を希望する場合は、アプロドットコム一択で事が済んでしまうほど、調剤薬局の求人数が豊富です。

中でも、1ヶ月間、3ヶ月間、週に1回から、月に1回までと、派遣薬剤師でも多様な労働条件を選択出来るのが、強みになります。

また、派遣期間が3ヵ月よりも短い契約の「短期間バイト」の雇用形態を用意しているのは、アプロドットコムだけであり、他のエージェントにはない、特徴の一つです!

強み②:中小企業の調剤薬局求人が多い

アプロドットコムで調剤薬局の求人検索を行うと、約50,000件と多くの求人数を発見出来ます。そのため、小規模や中規模の調剤薬局への転職を考えている方に、向いたエージェントと言えます。

上記したように派遣薬剤師に強く、大手以外の企業と実績を積んでいるため、中小企業の求人が豊富です。

注意点①:病院の求人数は少ない

アプロドットコムは他のエージェントに比べて、病院の求人数が少ないです。

そのため、病院へ転職したい方や、調剤薬局、ドラッグストアから病院に転職を考えている薬剤師にとっては、満足できる転職サイトとは言えません。

病院業界自体に派遣薬剤師が参入しにくい特徴があるので、派遣に強いアプロドットコムはどうしてもサービスの質が低下してしまいます。

アプロドットコムにおける病院や施設の求人数は、約600件になり、大手エージェントが2,500件のため、求人数の少なさが目立ちます。

注意点②:ベテラン派遣薬剤師から人気があり、求人が直ぐに埋まる

派遣薬剤師歴の長い薬剤師からは、大変人気のエージェントになるので、好条件の求人がノータイムで埋まってしまうため、注意が必要です。

私は1日応募するタイミングを逃してしまっただけで、好条件の求人が埋まってしまった経験があります。

派遣薬剤師として、働きたい薬剤師が多く登録しているエージェントのため、競争率が高いのがデメリットです!

 

8位:ファルメイト

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派遣薬剤師に非常に強い、ファルメイトについて、以下解説していきます!

より詳細なファルメイトの評判については、以下に個別エントリーを書いているため、参考にして下さい!

強み①:単発の派遣薬剤師として働く事が出来る

ファルメイトは派遣薬剤師の実績が豊富で、派遣求人にも対応する事が出来るエージェントになります。また、コンサルタントが派遣薬剤師の働き方を熟知していて、利用する薬剤師の意見を尊重して求人を探してくれる点は定評があります。

他のエージェントの派遣薬剤師求人は、短くても1ヶ月からの雇用契約が多いのですが、ファルメイトの紹介では、1日だけ勤務出来る単発求人を用意出来る魅力があります。

派遣薬剤師の単発求人は、薬剤師の副業として月に1回、Wワークを検討しても問題ありませんし、自分の好きなタイミングで入る事が出来るメリットもあります。

単発を利用する薬剤師の中には、色々な職場を経験したい独立志向の薬剤師もいますし、自由に予定を組める点も強みです。

自由度の高い求人は、これからの働き方にマッチしているので、利用者にとって非常に助かるサービスと言えます。 

強み②:派遣薬剤師の時給が高い 

派遣薬剤師の働き方が特に人気の関東・関西エリアで、最低時給を2800円以上に保証している点がファルメイトの強みです。

人気のエリアでは派遣薬剤師の時給が2500円よりも低いケースがありますが、ファルメイトにおける派遣薬剤師の時給は相場よりも高いので、派遣薬剤師のベテランからも高い評価を得ています。

さらにファルメイトの派遣薬剤師として勤務を継続して、派遣先から一定の評価を得られると、コンサルタント経由で時給アップの交渉を行う事が出来ます。

時給2800円から3000円にアップした薬剤師もいて、収入アップが目指せる点は、大きなメリットと言えるでしょう!

注意点①:正社員における求人の質がいまいち

ファルメイトを利用する際は、病院薬剤師や企業における正社員求人に関して期待をしない方が無難です。求人数も大手エージェントと比べると多くありませんし、コンサルタントから紹介を受けた求人も魅力が少ないものばかりでした。

ファルメイトも派遣薬剤師に強いエージェントであると戦略的にアピールをしているので、キャリアアップを目指す正社員向けの求人を探している薬剤師には、あまり向いていない会社と言えます。

調剤薬局の求人に関しても、小規模薬局、個人薬局の求人の質がいまいちな場合があるので、利用時にはしっかりと中身を確認して、注意しながら求人を吟味する必要があるでしょう。 

注意点②:求人票の内容が詳細ではない

大手転職エージェントから紹介される求人票は、求人先の会社名や薬剤師数、1日当たりの処方箋枚数、定休日、平均残業時間など、求人票に多くの項目が記載されているケースが多いです。

しかし、ファルメイトでは、求人票の内容がシンプル過ぎて、一目で職場をイメージする事が出来ないデメリットがあるので注意が必要です。

求人票に項目自体はあるのですが、「確認中」と記載があったり、酷い場合、転職先に企業名と勤務している薬剤師数しか、記載がない求人票もありました。

ファルメイトが、紹介先の職場の事を上手くヒアリング出来ていない可能性があり、詳しく知りたいとコンサルタントに伝えても、直ぐには回答を貰えず、時間がかかってしまいます。

派遣薬剤師の求人は、不満がありませんでしたが、正社員の求人票は特にあっさりとしてたので、注意して確認したい内容になります。

 

9位:お仕事ラボ

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以下、薬剤師向けの転職サイトである、お仕事ラボについて、強みや注意点を簡単に解説していきます!

より、詳しい情報を知りたい方は、以下のお仕事ラボの個別エントリーを参考にして下さい!

強み①:逆指名で気になる職場を調べてくれる

お仕事ラボは、利用者が気になる企業を伝えると、積極的に調査をしてくれるサービスを提供しています。

仮にお仕事ラボが、お目当ての求人を抱えていなくても、コンサルタントが求人の有無から、キャリアプランなど転職に必要な項目を調べて、利用者に連絡をしてくれます。

他の大手エージェントでも、逆指名で企業の調査をしてくれる場合もあるのですが、お仕事ラボでは、逆指名に対してコンサルタントが前向きであり、利用者の希望に向き合って、行動してくれる点が強みであると感じました。

強み②:お祝い金制度が手厚い

薬剤師特化型のエージェントの中でも、トップレベルでお祝い金制度が充実しているのが、お仕事ラボになります。私は新規会員登録だけで、1万円を手に入れる事が出来ていますし、友人紹介で7万円、転職を成功させると追加で10万円のボーナスをゲット出来ます。

転職活動中の資金の助けになる、嬉しい制度ですね!

注意点①:コンサルタントの質がいまいち

経験したエージェントの中でも、お仕事ラボのコンサルタントは対応のスピードに難がありました。私が利用した際も、コンサルタントが、提示した時間よりも、遅れた回答をしたり、曖昧な回答をする場面がありました。

お仕事ラボ全てのコンサルタントが、必ずしもそうではないですが、他のコンサルタントと比べると、気になる点の一つです。

注意点②:登録までに時間を要する

他の転職サイトの中でも、お仕事ラボは登録までに時間がかかりました。登録時には、提出する書類が多く、その後も、ヒアリングがあり時間を取られることが多いです。

そのため、時間がない薬剤師にとっては、デメリットに感じてしまうかもしれません!

 

10位:メディプラ

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薬剤師向け転職サイトである、メディプラ薬剤師について、強みや注意点を解説していきます!

より詳しく、メディプラ薬剤師について知りたい方は、以下の記事も合わせて一読ください。

強み①:単発の派遣薬剤師求人を扱っている

メディプラ薬剤師は月に1回から勤務出来る「単発求人」を扱っている強みがあります。

特に登録を行わなくても、メディプラホームページ上の「単発派遣求人情報」を確認すると、3ヶ月先の求人を、自分の目でチェック出来、使い勝手が良いです。

コンサルタントを相手にしなくても、求人の確認を行えるので、ストレスが少ないです!

強み②:企業への転職が強い

メディプラ薬剤師は、薬剤師に特化した紹介サービスだけでなく、メディプラBizといった、薬事関連のメーカーに対しても導線を形成しています。

そのため、企業の品質管理の部門や、化粧品関連の管理業務など、薬剤師としては珍しい職場を提供する事が可能です。

実際にメディプラのコンサルタントに対して、私のような調剤薬局経験者でも、企業の転職は可能であると、確認を取る事が出来たエージェントです。

企業で働きたい薬剤師向けの紹介会社と言えます。

注意点①:対応スピードが遅い

コンサルタントは、こちらから急かさないと、あまり積極的に動いてくれませんし、返信スピードは、他のエージェントに比べると、やや遅いと感じました。

そのため、今すぐに職場から逃げたい、急いだ転職を行いたいと思っている薬剤師にとっては、メディプラの対応に不満を感じてしまうかもしれません。

注意点②:全体の求人数が少ない

調剤薬局、ドラッグストア、病院など、メディプラ全体で扱う求人数は約32,000件と、大手転職サイトの求人数と比較すると、約20,000件程度、少ないです。

特に、地方の求人や、大手の調剤薬局、人気のドラッグストアに転職を考えている薬剤師は、思ったような求人が見つからない可能性が高く、注意が必要です。

また、非公開求人は基本的になく、殆どの求人を公開しています。

 

薬剤師の転職サイト|おすすめランキング【11位~13位】  

11位:ファーマジョブ

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株式会社メディカルジョブセンターが運営する、薬剤師に特化した転職支援サービスになります。本社が札幌になりその他に東京、神戸、広島、福岡に拠点を置いている、比較的若い転職支援会社です。

札幌に本社がある為、北海道の転職に非常に強いエージェントになります。また病院の求人に強く、非公開求人が70%以上と多い点が特徴です。

以下、ファーマジョブについて、他転職サイトとの比較と独自の強みを記載します。 

強み①:北海道地方の求人に強い

本社を札幌に構えるファーマジョブでは、北海道地方での求人紹介や企業との実績が豊富です。コンサルタントとの面談では基本的には電話とメールだけになりますが、北海道で足が伸ばせる範囲であれば、直接現地へ出向いて転職先のヒアリングや見学を行う事ができます。

他のサイトと比較しても北海道地方に限れば、ファーマジョブほどの情報量もつ転職サイトはありません。

また、限定のエリアに強いエージェントは、地元企業と昔からの関係があるため、内定が取りやすいメリットが挙げられます。実例として他の地域から北海道に転職した薬剤師で年収が上がったエピソードや、他県から来てもいい条件で迎え入れてくれるパターンなどもあります。将来北海道に永住したい、地元が北海道だから地元転職を考えている人に限って言えば、まず第一候補に挙がる転職サイトです。

強み②:病院・クリニックの求人が多い 

ファーマジョブは当初看護師向けの転職サイトとして活動を行っていたため、病院やクリニックでの取引や交渉が多く、実績が豊富です。

北海道地方だけでなく全国の病院薬剤師の求人に強い傾向にあります。求人検索を行うと、多くの病院がヒットします。もちろん、調剤薬局やドラッグストアの求人についても紹介可能ですが、他の転職サイトと比較しても、病院転職を強く推すコンサルタントは珍しいです。

臨床を実践的に学びたい薬剤師にとっては非常に助かるエージェントとなります。

注意点①:コンサルタントのレスポンスが遅い

コンサルタントとは直接会わない形式のため、基本的に電話やメールでやりとりを行う形になります。他の転職サイトと比べて、ややコンサルタントの質が悪く、レスポンスが遅いため、素早く返事が欲しい人や、すぐにでも現職を辞めたいという方には、あまりおすすめしません。

対応が早い転職サイトの場合、最短約3日で勤務を開始することが可能ですが、ファーマジョブでは、電話とメールでのやりとりで3日以上経過してしまうので、働き始めるのに最短で1週間以上はかかります。

気になる求人がある場合でも、後日回答になる可能性があるので注意して下さい。転職活動はスピード勝負であり、特に求人に関しては早いもの勝ちなので、レスポンスが遅いという点は、ファーマジョブの大きなデメリットです。

また、ファーマジョブの評判や口コミが気になる方は、以下の記事に私の利用体験談を記載しているので、参考にして頂ければ幸いです。

 

12位.ジョブデポ薬剤師

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薬剤師だけでなく、医師、看護師、理学療法士など医療に携わる社会人に向けた転職エージェントで、お祝い金制度を導入している点が特徴的な企業になります。

転職先をほぼ決めている薬剤師は、上手く利用すると、最高の人材紹介会社になるでしょう。しかし、コンサルタントとは、直接会う形式ではなく、電話のみで話が進んでいくスタイルになります。

コンサルタントの質は、他のエージェントと比べると対応が悪く、人によっては不快な気持ちになる恐れがあります。実際に私が利用した際、コンサルタントも分からない事があると、曖昧な答えを出したり、薬剤師の現場の事を正しく理解していない場面がありました。

一歩踏み出した提案は行わずに、要望に近い働き方のみを提案するので、転職初心者にも不向きなエージェントになります。

自分の希望をしっかりと持った方には向いている転職サイトです!

強み①:お祝い金制度を導入している 

ジョブデポ薬剤師を介して転職を成功させると、お祝い金として、報酬を貰う事が出来ます。正社員の転職の場合は、金額が40万円になり、アルバイト、パートの成功例には、一律で5000円の現金を貰う事が可能です。

しかし、条件が、転職してから3ヵ月間の雇用実績がなければ支給されない為、注意してください!

やや邪道ではありますが、他のエージェントから上手く転職先の雰囲気や情報をゲットして、最終的にジョブデポを介して紹介してもらうと、高額のお祝い金が貰えます!

初回だけでなく、2回目、3回目の転職でも、お祝い金が発生するので、それを重要視している方には向いているサイトです!

強み②:友人紹介の単価が高い 

基本的に薬剤師の友人を紹介すると、1人に対して3000円分のギフトカードが支給されるのが一般的です。

しかし、ジョブデポ薬剤師は、1人紹介する毎に、5万円の現金を紹介者に渡す仕組みになっていて、他のエージェントに比べても、報酬単価が高くなっています。

報酬単価が高い理由は、ジョブデポが広告のコストを削減して、薬剤師の口コミで広げていく戦略を取っているからです。

私の友人も、「転職すると40万貰える転職サイトがある!」と、実際に言ってきた事がありました。その流れで、紹介されそうになりましたが、その時は転職する気が全くなかったので話を流していた記憶があります。

もし、転職したい薬剤師が周りに多い場合には、ジョブデポ薬剤師の利用を検討してみましょう!

注意点①:コンサルタントの質が悪い 

電話対応に難があり、求人検索のスピードも遅く、転職エージェントの質は正直あまり高くはありません。

電話越しで、薬剤師の仕事内容や、自分が達成してきた実績を話しても、半分以上理解していない様子が伝わりました。

また、直接会って話すタイプのエージェントではないので、向こうもビジネスライクに話を進めます。こちらの転職意図をないがしろにして、話をまとめようとする事もあったので、その点も不満に感じました。

曖昧な返答をされ、不信感を持つことも多かったです。

注意点②:求人票をメールで貰う事が出来ない 

こちらも他のエージェントと比較して、デメリットに感じる内容でした。求人票は、基本的に転職エージェントで管理されていて、ファイルをメールで送ってくれたり、企業内容を詳細に知る事が出来ます。

しかし、ジョブデポ薬剤師に関しては、電話越しで口頭のみの求人案内でした。私から、メールで貰うことが可能かと尋ねると、不可能と言う返答があり、疑問に思ってしまった経験があります。

また、こちらから具体的な質問がなければ、求人先の企業名と従業員数、簡単な仕事内容のみしか口にしないので、何度か質問して、また後日に回答を貰う事が多々ありました。

この様に基本的には、転職先の情報が薄く、必要最低限しか企業内容を把握できない点は、大きなデメリットと言えるでしょう。

より詳細については、以下の個別エントリーにジョブデポ薬剤師の利用体験談を記載しているため、参考にして頂ければ幸いです!

また、 ジョブデポ薬剤師の公式サイトは以下になります!

 

13位:メドフィット

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薬剤師向けの転職サイトである、メドフィットについて、メリットやデメリットを簡単に解説していきます!

より詳しいメドフィットの情報を知りたい方は、以下の個別記事を参考にして下さい!

強み①:病院や施設の転職に強い

薬剤師以外のコメディカルに対する転職も行っているのが、メドフィットの強みになります。

病院も急性期、慢性期病院など選択が出来ますし、何よりコンサルタントは病院薬剤師の働き方に一定の理解があります。

病棟業務などの、病院でスキルを学べる環境に移りたい薬剤師にとっては魅力があるエージェントになっています。

強み②:友人紹介キャンペーンの対象者が幅広い

メドフィットは友人紹介キャンペーンで、商品券を貰えるサービスを実施しています。

また、対象者を薬剤師に絞っておらず、例えば、調剤薬局事務や臨床検査技師、理学療法士に看護師などの複数の職種が紹介対象になっています。

薬剤師であれば、調剤事務さんの紹介も可能ですし、病院勤務であれば、さらに紹介者を増やす事が出来るでしょう。

交友関係が広い薬剤師は是非利用したいエージェントになっています。

注意点①:公開している求人数が少ない

メドフィットは、殆どが非公開求人になるので、ホームページから求人を探しても、マッチする求人を自分で見つける事が出来ません。

他の転職サイトは基本的に求人を公開していますが、メドフィットでは、非公開求人数が一体どれだけあるのかも不透明でしたし、コンサルタントに確認をしても、公開している求人が少ないとの一点張りだった点が気になりました。

登録をしてみないと求人がわからないポイントは、利用時に注意するべき内容になるはずです。

注意点②:用意出来る雇用形態が少ない

常勤と非常勤の2パターンの雇用形態しか、選択出来なかったのがメドフィットの不安要素でした。他の転職サイトでは、正社員、パート・アルバイト・派遣、紹介予定派遣、契約社員など、複数の雇用形態から求人を選択する事が可能です。

多様な働き方を目指す薬剤師にとっては、使い勝手が悪いと感じてしまうでしょう。

 

薬剤師が転職サイトを使う時の注意点

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本項では、薬剤師が転職サイトを使う際の注意点について記載します。闇雲に登録し、コンサルタントに言われるがまま受動的に転職活動を続けても、思うような結果は得られません。

薬剤師で転職活動が上手くいっていないと感じている方は、是非以下の項目をチェックしてみて下さい。

1. 転職サイト毎の特徴を掴んでおく

転職サイトに複数登録してみると、面白いようにエージェント毎で特色やカラーの違いが見えてきます。

基本的にはどのエージェントを活用しても私たち薬剤師の要望に応えてくれますが、派遣薬剤師を紹介できる転職サイトや、そうでない転職サイト、雇用形態の応じて強みを見せるエージェントであったり、限られた地域に強いエージェントなど様々です。

また、転職サイトによって、1人のコンサルタントが全ての雇用形態を熟知して対応するところもあれば、正社員だけを熟知しているコンサルタントなど、エージェント毎に形態が異なります。

各エージェントの特徴を掴んでおくと、無駄なく最短で転職することが可能です。

また、更に上手く活用するのであれば、各エージェントの強みに応じて、尋ねる質問を変えてみましょう。私は給料交渉の詳細について知りたい場合に質問するコンサルタント、派遣薬剤師について考える時に聞くコンサルタントなど、質問するコンサルタントを分けて転職活動を進めていました。

 

2. 現地に足を運んでいる転職サイトを選択する

転職サイトには、現場にしっかりと顔を出して内情を把握しているコンサルタントと、単純に紙面上の求人情報しか理解していない2種類のコンサルタントがいます。

もし、転職サイトに登録する場合は、必ず前者のコンサルタントを利用しましょう。圧倒的に情報量が多く、職場の雰囲気など、内情を提供してくれます。

注意して欲しい点は、現場を回らないコンサルタントは、当たり障りのない表現を用いて、職場の人間関係を伝えてくるという事です。

真面目で素直な人柄が多い薬剤師は、このようなコンサルタントに誘導されてしまい、転職後に後悔する事が多いです。

現地に顔を出し、内情を理解しているコンサルタントであれば、担当するエリアについて、どんな質問を必ず回答してくれます。その為、回答をうやむやにするコンサルタントについては、特に注意してください。

 

3. コンサルタントの話をすべて信用しない

コンサルタントも仕事の為、早めに薬剤師を転職させたいと考え、答えを催促してくる傾向があります。そのため、どんなに良い求人であっても、一旦家に持ち帰り、じっくり考えてみることが大切です。

業務上、完全週休2日と週休2日の言葉の違いで、実際に働き方が異なる企業について、十分に説明をしない、質の悪いコンサルタントも存在します。

信頼できるコンサルタントが見つかっても、常に疑う気持ちを忘れずに、躓いたら初心に戻って深呼吸をして落ち着きましょう。

また、条件の良い人気の求人で、募集がすぐに埋まってしまいそうな場合は、とりあえず話だけでも先方にお伝えする、など暫定的な対応も可能なため、上手く活用して下さい。

4. 登録したら、絶対に転職をしなければいけない訳では無い 

転職サイトに対して敷居を、少し低く考えみましょう。サイトに登録したら、絶対に転職しなければいけないという事はありません。

コンサルタントは、そこまでしつこく対応しませんし、初回面談でハッキリと今後の薬剤師界の事を知っておく必要があった旨、今は転職を考えていない意向を伝えれば良いです。

現職の人間関係や、業務上困ったトラブルがあった時に、他の薬剤師はどう対応しているのかなどの疑問を、相談したり解決できる場所と考えて下さい。

良いコンサルタントであれば、カウンセリング能力を有し、薬剤師の小さな疑問や不安を解消してくれます。

私たちが思っているような転職を斡旋する会社ではなく、逆に有効活用して自分自身に必要な情報を収集したり相談する感覚で登録する事をおすすめします。

 

5. 未経験の転職の場合は下調べを十分にする

薬剤師で未経験で転職を考えている方は、下調べを十分にすることをおすすめします。「年収はどうなるのか」、「管理者の人柄はどうか」、「職場の雰囲気はどうか」など気にするべき点は多くあります。

また、転職エージェントを利用する際は、未経験の職場であることを素直に伝えたほうが、より転職後のミスマッチが減るでしょう。

以下のエントリーに、未経験の業界にチャレンジする薬剤師に向けて、注意事項や成功のためのコツをまとめているため、合わせて参考にしていただければ幸いです!

 

薬剤師が転職で後悔しない為にすべきこと

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本項では、薬剤師が転職で後悔しない為に知るべきことについてお話します。現職を離れ、新たな企業に内定を貰ったとしても、就職先がブラックだった場合は、転職が成功したとは言えません。

以下の事項について、しっかりと準備し、万全の状態で臨みましょう! 

1. 仕事に対しての優先順位を決めておく

薬剤師の転職で、次の職場を探すにあたり、人間関係や年収など、人により優先する事項が異なります。

そのため、次の転職先で何がやりたいのか、仕事に対しての優先順位は何かを、事前に把握する必要があります。また、 可能であれば、年収を優先する場合、その基準となる金額まで、具体的な数字で決めておいた方が、コンサルタントと面談もスムーズに話が進みます。

一例として、私の場合は第一優先事項に年収を挙げていました。家族と過ごす時間と、お金を天秤にかけたのですが、現段階だと後者の優先順位が高かったです。

中々優先順位を決められない方は、自身のモチベーションが保てる事項でも良いです。有給を100%使用できる環境が良い、漢方薬に特化したところで学びたいなど、何か自分の中で決めておくと、軸がぶれない転職活動をする事が出来ます。

 

2. 複数の転職サイトに登録し、コンサルタントを比較する 

インターネット上では数多くの転職サイトが存在しています。大手から小中のエージェントが私たち薬剤師の転職をフォローしてくれます。

薬剤師は、他の業種に比べれば容易に転職が可能ですが、転職を成功させる場合にはその限りではないです。1つの転職サイトに登録をして、コンサルタントの情報を鵜呑みにしてしまうと、満足のいく転職が出来る確率がグッと下がります。

1つのサイトのみを活用すると、その会社の風土や紹介先のみの情報に偏ってしまう点、同じ企業でも複数サイトに登録して比較すると年収などの条件が微妙に異なる点、実際にコンサルタントと面会できる企業できない企業がある点など、転職サイトにおいて、多く異なる点が挙げられます。

複数の転職サイトに登録しておくと、多角的な視点で求人を見定めることが出来、コンサルタントからお得な情報を数多く吸収することが可能です。

複数登録した場合、メールや電話などが引っ切り無しに届き煩雑になる印象がありますが、実際に電話は初めのヒアリング含めても1社あたり2回程度です。

電話の対応時間も調節してくれますし、嫌であればメールだけのやり取りでも問題ありません。メールも転職専用のアドレスを作っておけば管理もしやすく、多くのエージェントは1週間に1通来る程度にです。

 

3. 1日体験や店舗の見学を行う

転職先の現場を、自身の目で把握して下さい。

実際に現場に足を運んでいるコンサルタントからの情報は非常に有益ですが、最終的な判断を下す際は、働く前に一度、1日体験させてもらったり、店舗の見学をした方が良いです。

自分が現場に赴き、肌で感じると納得具合が段違いです。様々な転職サイトを知ったり、沢山のコンサルタントと話す事も大事ですが、志望度が高い職場は、自分自身で見学や体験をした方が、後悔しない転職が出来ます。

私が実際に転職活動を行った際も、必ずコンサルタントに実際に働いている現場を見学したいと申し出ていました。良いコンサルタントであれば、このような依頼にも真摯に対応してくれ、スケジューリングしてくれる為、遠慮せずに自身の考えを言いましょう!

4. コンサルタントとは一度は対面で面談を行う 

上述した事項になりますが、コンサルタントとは電話やメールだけでなく、一度は直接会って話してみましょう。

面談を行う場合、企業に訪れなければいけないと思いがちですが、ファルマスタッフなどは、必要に応じて自宅周辺の喫茶店で待ち合わせ可能な為、時間を無駄にせず面談を実施する事が出来ます。

コンサルタントと直接話すことで、自分の中の固定概念が無くなり、物事をやわらかく考える契機になります。また、転職を考えていなくてもカウンセリング感覚や、他の職種はどういった仕事内容なのかなど、知らない事を解決するために活用しても良いでしょう。

色々なコンサルタントと話すと、信頼できる方が必ず1人は出て来るため、困った時は頼って下さい。また、信頼できるコンサルタントが紹介してくれる職場なら安心できますし、コンサルタントと沢山話して比較してみると、求人の質の違いも見えてきます。

 

5. 疑問点は自己解決せず、全てコンサルタントに相談する

転職コンサルタントは、私たち薬剤師の悩みや相談を数多く聞いています。その分、それを解決する引き出しを多く持っており、優れたコンサルタントであれば、鮮度の高い情報や、解決策を具体的に教えてくれます。

少しでも疑問に思ったことはしつこいくらい聞いてみましょう。なぜ薬剤師はこんなに時給がいいのか。周りの薬局はどのくらい給料を貰っているのか。転職する薬剤師は人どういう方が多いか。など話が脱線しても良いので、納得できない疑問は、一つ残らず聞いてみて下さい。

そのように会話を重ねると、コンサルタントとの距離が縮まり、より一層本気で対応してくれる様になります。

また、私の中でおすすめなコンサルタントの比較方法は、コンサルタント自身に転職経験がある事です。例え薬剤師では無くても、一度は転職を経験していれば、転職者の立場に立って、より的確なアドバイスを貰うことが出来ます。

 

薬剤師が転職を成功に導くために!

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本項では、追加であまり知られていない、薬剤師が転職を成功させる方法について解説します。実際に現役薬剤師の私が転職活動時に行い、メリットを感じられた方法となるので、是非参考にしてみて下さい。

また、以下のエントリーに薬剤師が転職で失敗しない方法などもまとめているため、そちらも合わせて参考にして下さい!

1. 事前に代表や人事担当と話す

コンサルタントから、企業の代表や人事担当の紹介を受けれる場合は、面接を行う前に、一度話だけ行う事が出来る為、是非実践してみて下さい。

裏表なく話すことで、この職場で働きたいか、そうでないか判断出来ます。もし合わないと感じた場合は、それ以上面談を進める必要も無く、時間を有効に使うことが出来ます。

様々な代表や人事担当とお話する事で、各職場の比較で出来、質を見極めるスキルが上がります。コンサルタントにお任せの薬剤師の転職活動に、手ごたえを感じない方は、是非試してみましょう!

2. 縁を大事にすること

転職は『縁』です。コンサルタントや、採用企業など様々な人が関わります。だからこそ、それらの繋がりは大事にしましょう。

例えば、あるエリアを管轄する、優秀なコンサルタントと仲良くなったとしましょう。あなたが優れていると感じるコンサルタントは、薬局企業や病院からの信頼も厚く、人脈が豊富です。

そのコネクションを活用して、業界の裏事情を聞けたり、個人薬局の代表の話や、中小薬局のトップクラスの内部事情など、様々な情報を入手できます。また、コンサルタントに暗に自身の実力をアピールする事で、その人脈を通して、様々な企業にアプローチが可能です。

私はこの関係を通じて、実際に小さい薬局で、代表とお話した経験もあり、『縁』を最大限に活用するメリットを体感しました。 

 

3. 雇用保険を上手く活用する

雇用保険は、失業された方が次の就職先が決まるまで、安定した生活を送るために給付されるものです。

転職を成功させるためには、長期間辛抱する時間と、金銭的な援助が必要です。しかし、失業時には今まであった収入が一気に無くなるため、一時的にキャッシュフローのない状態で、生活をしなければいけません。

そのため、気持ちが焦り、精神的にも不安定になりがちですが、雇用保険を上手く活用する事で、金銭的な不安を軽減した状態で、転職活動に挑めます。

参考までに雇用保険の加入条件は以下になります。

  • 勤務開始時から最低31日間以上働く見込みがあること
  • 1週間あたり20時間以上働いていること
  • 学生ではないこと(例外あり)

より詳しい情報は、「厚生労働省HP|雇用保険制度」を参考にして下さい。

 

まとめ 

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ここまで読んで頂きありがとうございました。

薬剤師の転職について、実際に転職を経験した薬剤師の私が、ネット上のどこよりも詳細に転職サイトの情報や、転職で後悔しない為の方法を、経験を基に書きました。

上述した様に、薬剤師の転職サイトについては、薬剤師で無い方が書いた情報ばかりで、客観性に欠けるものばかりなので、本エントリーが少しでも多くの薬剤師に届けば幸いです。

最初の転職は、とても勇気がいる事で、右も左も分からない状態だと思います。全国にはそういった転職に困っている薬剤師達が多くいると思いますが、この記事が、その人達の少しでも後押しになれれば、これ以上嬉しい事はありません。

今いる職場が、全てではありません。全国には、ホワイトカラーの勤務先が沢山あることを知って欲しいです。もし、現職に悩んでいたら、身体が壊れてしまう前に行動して下さい。自由に働く浪漫がある事が、国家資格の薬剤師です!

またいろいろと熱く語りますので、今後ともよろしくお願いいたします!

 

他、薬剤師の転職関連エントリーについてはこちら!

 

キクオ