薬剤師は日本中に浪漫を届けたい

現役薬剤師が、薬剤師の転職、仕事、バイトを語るブログ。他スポーツやゲームなど趣味も書きます。

薬剤師の転職理由や、成功のための4つの秘訣について、現役薬剤師が語る!

はい、キクオです!

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今回は、現役薬剤師である私が病院薬剤師から転職するに至った理由や、転職を成功させるための秘訣について、体験談を元に詳細に説明します!

薬剤師の方であれば、一度は転職について、深く考えた事があるはずです。私の苦い経験が、そのような方の一助になれば、これ以上嬉しい事はありません。

【2017/09/24 追記】

薬剤師の仕事はミスが許されないもので、特に病院薬剤師はそれが顕著でした。強いストレスと格闘しながら日々頑張っている方は、一度自身の業務を見直し、幅広く転職市場を見てみて下さい。

きっと何か掴めるものがあるはずです。

以下、目次となります。

 

では、いってみましょう!

現役薬剤師が転職を考えた理由

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本項では、病院薬剤師として勤務していた私が、なぜ転職を考えたのか、その理由について深く説明していきます。理由については、大きく以下の5つに分類されます。

薬剤師が転職を考えた理由!
  • 病院薬剤師の給料が低すぎる
  • 仕事量が多すぎる
  • やりたい仕事が出来なかった
  • 大病院という組織が肌に合っていなかった
  • 尊敬できる上司が少なかった

以下、それぞれについて詳細に説明していきます。

病院薬剤師の給料が低すぎる

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私は病院薬剤師として約5年間働いてきましたが、想像以上に給料が低く、疲弊し、大量のストレスを抱えていました。

6年間薬科大学に通い、ストレートで国家試験を合格した私の場合、初任給を頂けるのが24歳からになります。薬学部を卒業できなかった人や、国家試験に合格できなかった人は24歳以上であることを前提に考えて下さい。

私の勤務していた病院では、1年目の初任給は約20万、昇給は1年で約2,000円になります。1年目の手取りに関しては20万円を切っていました。階級制度が存在し、最後に在籍していた5年目で階級手当てが約4000円でした。それら諸々を全てを足し合わせ、5年目の給料が22万円程度でした。

5年目はまだ若いと捉えがちですが、既に私は29歳となっており、30歳手前で大学卒の方の初任給とほぼ同額という現実を想像すると、非常にやり切れない気持ちになりました。

私立大学を卒業した私としては、学費を払ってくれた両親に当然お返しをしなくてはなりません。しかし、現在の給与では、とてもその余裕がありませんでした。同時に将来自分の子供が「薬剤師になりたい」と言った時、お願いだからやめてくれと、必死になって説得する自分の姿を想像し、惨めな気分になりました。 

仕事量が多すぎる

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私の勤務していた病院では、定時である17時に帰宅することが禁じられていました。なぜなら、院内処方の出力が17時以降もあるからです。

医師の外来予約が後手に回り、本来17時に終わるはずの外来診療が、18時頃に終了する事が日常茶飯事でした。医師が処方した薬を、私たち薬剤師が調剤監査して患者様に投薬します。一通り業務が終わるのが、早くて18時30頃となっていました。

一区切りした後、病棟に上がり入院患者様の薬を管理、各部署の事務仕事を行うという『終わりの見えにくい仕事』が始まります。そのまま21時を超えることはざらでした。

しかも、45分の休憩時間のみで、それ以外の時間はノンストップで動き回るのです。一息できる環境は一切ありませでした。長時間勤務でストレスを抱え、体調を崩す方も多数いました。年代が上がるにつれて業務量は増えていく一方で、本当に病院に忙殺されるとまで考えました。

やりたい仕事が出来なかった

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激務で低賃金の中、唯一モチベーションになっていたのが仕事に対してのやりがいでした。『医療者として患者の為に薬のことはプロになってやる。』、『知識をつけて他の薬剤師にも負けないスキルを学んでやる。』と意気込んでいました。

しかし、自身のやりたい仕事を出来るまでに、10年単位で物事を考えないと達成できないと気づきました。結婚し、家庭が出来、一家の大黒柱として、より自身の体調と給与について考えた時、仕事に『やりがい』を求めるよりも、『お金、休み』を求める方向へ考え方がシフトしました。

私の場合、どんなに上司に掛け合っても、やりたい業務がある部署に入ることが出来ませんでした。この契機が転職に拍車をかけた理由と言っても過言ではありません。

 

大病院という組織が肌に合っていなかった

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私が勤めていた病院は急性期の大病院で、地元の人なら誰でも知っているほど、有名な病院でした。それ故に、ある程度のマニュアルがなければ組織として成り立たずに職員がバラバラに行動してしまいます。

そのマニュアルを作成されたのは、私が病院に勤務するずっと前で、職員全員がその古いマニュアルに、疑問に思わずに行動している姿に、私は疑問や不満を多く感じました。

例えば、初回面談時のマニュアルの中にアレルギー歴、持参薬確認、飲み方など確認する内容があるのですが、聞く順番を誤るとマニュアルから外れている、自分勝手に面談を行っている、効率が悪いなどと組織ぐるみでレッテルを貼られます。

私は当初強く憤りを感じて、自分がマニュアルを変えるまで我慢して耐えよう、もっとマニュアルを見直そうとして、頑張ろうと思っていました。

しかし、「お前はまだ役職が付いていないから、発言はしてもいいけど、会議には通らないぞ。」と言われたのを機に、自身の中で、何かが崩れたのを感じました。

役職が付くのは私の病院で早くて8年目になります。もしかしたら中小の病院で、小さい組織の場合は、少し融通が利いたかも知れません。私にとって大きすぎる組織の病院は自分の肌に合っていませんでした。まさに病院の1つの歯車だったのです。

尊敬できる上司が少なかった

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尊敬できる上司や先輩が近くにいるだけで、転職しようとする気持ちが消える事はないでしょうか。

私にはありました。仕事に対する考え方、行動力、周りからの信頼など、仕事を覚えるにつれてその人の魅力が強くなっていきます。正直その人が頑張っているから、私もそれに続きたい、そうなりたいと辞める前まで思っていました。

しかし、私は職場内の一つの事件をキッカケに、一人の上司の事を信じれなくなってしまいました。職場で目指すべきもの、目標とする人物が無くなってしまったのです。

その上司でなくても、私の上には多くの先輩がいました。しかし、心の底から尊敬して、目指したい人物はいなかったのが現実でした。

目指すべき人物が自分の視界からいなくなると、一気に悪いところばかり荒探してしまう自分がいました。病院の調剤規約は無駄が多い、なんで自分がこんな事務仕事を行わなければいけないのか、これは薬剤師でなくても出来る仕事内容で、残業をする必要はあるのか、など様々な不満が自身の中で渦巻きました。

職場に尊敬する上司が3人以上いるなど、多くいるのであれば良かったかもしれません。私は1人だけの上司しか見ていなくて目指すべき上司の数が少なかったのが、転職の理由の一つです。

 

薬剤師の転職のメリットについて

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本項では、薬剤師の転職におけるメリットについて、実際に転職を経験した私が詳細に語ります。転職は自身のキャリアを冷静に見直すことが出来、給与や待遇面についても大きなメリットをもたらします。

給料を上げることができる

病院薬剤師から調剤薬局やドラックストアに転職する場合は、ほぼ100%給料が上がります。病院から病院の転職でも給料面の条件を提示したり夜勤が多い病院に入れば賃金のベースアップは可能です。

しかし、新人の時からドラックストアに勤める場合は、額面で約30万円程貰っておりこれらの人が病院薬剤師に転職する場合は給料が下がる可能性が大きいので注意が必要です。

場所によっても給料は大きく変動します。都心部では薬剤師自体の人数が多いため年収は低い傾向にあります。地方都市、僻地の様な場所で勤務をする場合には、人手不足の為、年収は高めの場合が多いです。

休みを増やすことができる

給料よりも、プライベートを充実させたいと考える薬剤師は多くいます。病院、薬局、ドラックストアでも、残業が長引くと退勤が22時を超えてしまう場合が多くあります。また、病院勤務になると休みが週2日取れず、労働基準法に引っかかるグレーな勤務地も存在します。

対価以上のやりがいを見つけられる職場であれば問題ありませんが、休みを充実させたいと考える薬剤師にとっては辛い現状です。

私の友人が働いている薬局では、週2.5日の休みを確保して有給休暇消化率100%、有給の他にもアニバーサリー休暇を取得できるところがありました。休憩をはさみ平均19時に帰宅できる薬局です。

しかし、私の勤める病院は週1.5日の休みで有給消化率は約10%、平均帰宅時間は21時という正反対の職場でした。同じ薬剤師でも職場環境が全く異なります。

現在は転職し、私は週2日の休みと充実した休憩時間、19時には必ず帰宅できる職場で働いています。

転職はスキルアップにつながる 

薬剤師のスキルとは、具体的には、何を指し示すでしょうか。

一般的にいわれる薬の知識、コニュニケーション能力はもちろんですが、私はそれ以外の重要なスキルの一つとして、適応能力があると考えます。

薬の知識は薬剤師であるならば、持っていて当たり前です。わからなければ薬を調べるツールを使えば問題ありません。コニュニケーション能力は、今までの培った環境によると思いますが、転職することでもう一度自分のコニュニケーション能力を再確認することが出来ます。これは社会で大切なスキルの1つです。

転職によって、これら2つのスキルを強化したいと考える人がいます。それでも問題はありませんが、今いる環境でもこれらは学ぶことが可能です。同じ環境に慣れてしまうと自身の成長が止まってしまいます。

私は薬局の経営を学びたいという目標があり、実際に薬局で働いてみたいと思ったのが転職の理由の1つでした。大病院では組織であったため、なかなか身動きがとりにくい環境でしたが、今は小回りが利く環境であるため、自分のスキルアップにつながる薬局経営の事、薬局の人事やマネジメントについて学んでいます。

自分自身のスキルアップは何かを考え転職で実践できるのは、メリットであり恵まれている環境です。現状で何が出来て、これから何が学びたいのかを常に考えることが大切であると思います。

広い視野で物事を考えられるようになる 

薬剤師は最も転職しやすい職業の一つです。常に人手不足で、求人はどんな時期にでも多数存在しています。

私は、就職してから3年目までは、転職すること自体がみっともない、我慢が足りないと思っていました。しかし、自分自身が出来る事を客観的に考え、そして5年後に何をしているのかを本気で考えた時に、転職に対する考え方が変わりました。

転職を機に様々な人と出会いました。

その経験は、私の固定概念を緩和しました。当初はネガティブに考えていた転職ですが、薬剤師の強みである、転職しやすい環境を、よりポジティブに捉える事が出来るように変化しました。

病院勤務時は、病院の実績、患者様にどれだけ関与できるかを、必死に考え実践してきました。しかし、今思えば、私はそれだけの為に薬剤師になった訳ではありません。可能性が無限にあるのが薬剤師です。

転職すること、転職を考え始めることは、自分自身の考え方が広がる時期なんだと思ってください。この様に考え方が柔らかくなる事は、転職のメリットの1つであると考えます。

 

薬剤師の転職のデメリットについて

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薬剤師が転職する事は、上述したように、大きなメリットをもたらします。しかし、同時にデメリットも勿論あります。

以下、私が転職活動を通して感じた不利点について、余すところなく記載します。

人間関係を再構築しなければいけない 

薬剤師の業界はとても狭いです。また、職場も狭く、例えば調剤薬局では、狭い空間で仕事を行わなければいけません。一緒に働く管理薬剤師、事務、パート薬剤師と肌が合わなければ、毎日を苦痛に感じます。

現状ストレスフリーの職場で働いている場合、転職によって環境を変えることは大きなリスクが伴います。薬剤師の場合、あまりにも狭い空間であるため、同じ仕事仲間のいいところ、嫌なところが露骨にわかってきます。

また、職場が変わる事により、信頼関係を1から構築せねばならず、大きなエネルギーを消費します。この人間関係の再構築については、転職の際に常に伴うデメリットの1つです。

昇進時期が遅れる可能性がある

全国の薬剤師のほとんどが、大手調剤薬局か、大手ドラックストアに勤務します。

多数の薬剤師が蠢く中、昇進への一番の近道は、転職せずにその大企業で成果を出し続ける事です。

出世競争は激しく、順調に昇進していける方は、非常に少ないです。そうした少数派の人の中でも、さらに優秀な人材が、大企業でトップクラスに昇進します。

実績もないまま転職すると、次の職場ではほとんど1からのスタートになる可能性があるため、昇進時期は生え抜きの薬剤師と比較し、どうしても遅くなってしまうのが現状です。

薬剤師の転職先一覧と詳細説明

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実際に、薬剤師の国家資格を生かした職場は、どのような種類のものがあるのでしょうか。本項では、職種についてまとめ、それらの概要を記載しています。

薬剤師の方で、転職を考えている方は、まずどのような職種があるのか把握した方が良いでしょう。

病院勤務(病院薬剤師)

始業時間は他職種と比べて早く、8時には出勤している事が大半です。

若手は調剤業務、注射監査業務、病棟業務、混注業務に発注など、様々な業務を経験する事が出来ます。中堅になるとメインの監査業務、若手育成、業務改善などマネジメント業務を含めた経験を積むことが可能です。

給与は薬剤師としては、非常に低いです。上述した様に、5年間勤めて基本給が約22万円です。当直が多いほど賃金が上がる傾向にありますが、年を重ねるにつれ疲れは溜まります。

階級が上がる時期は、基本的に10年目以降になりますが、給料は10年目で役職がついた先輩でも額面約25万円程度でした。業務量は年次が上がるごとに、もちろん増えます。副部長、部長へと昇進できるのは、ポストが空くか相当な実力者かで、年齢は50歳で給与は月額50万円程度と言われています。

より詳細な仕事内容については、下記エントリーを参考にして下さい!

薬局勤務(薬局薬剤師)

始業時間は、9時が多いです。大手であると研修期間を挟み、全国勤務希望であれば全国の門前で調剤業務、監査業務を行います。

転勤したくない人には、地元のみで働ける環境もありますが、給料が全国勤務の薬剤師よりも低く設定されています。初任給は約25万円からになります。家賃手当や奨学金を返済できるサポートも充実しています。

キャリアを積むとエリアマネージャーに昇格し、教育担当、営業、経営企画など個人に合った仕事も行えるのが魅力です。大手になれば、研修環境も整備されている点もメリットとなります。

大手以外にも地域に根差した薬局も数多くあります。地域密着型の薬局のメリットは、大手より小回りや融通が利きやすい点です。

そのため、ある程度自分で薬局の業務を回せる様にならないといけませんが「やりがい」を自ら導くことが出来るため、充実した職場になります。

給料面は、大手薬局に比べて高いことがあります。私の周りには30歳前後で手取り約40万円程貰っている薬剤師が数名います。最初は大手に勤めてから薬局全体の仕事内容、ノウハウを学び小規模な薬局に転職した友人です。

その友人は縁で薬局を経営したい社長を出会いました。薬局オープン時により管理薬剤師を任せられて、給料も30万から40万にベースアップできたのです。

薬局でも働き方や給料は様々です。1つ問題をいうのであれば最寄りの病院、クリニック退勤時間に合わせなければいけないという点です。ゆえに管理薬剤師にもなれば帰宅時間が19時以降になることが多いです。

ドラッグストア勤務

始業時間はお店が開く時間帯によりますが10時出社が多いです。

業務上、昼間に出勤する薬剤師もいます。逆に帰りは遅く、基本的に店が閉まるまで仕事を続けることになります。

商店街や飲み屋街にあるドラックストアになると、朝まで営業しているところもあり、業務時間が店舗により様々です。

仕事内容は主にレジ打ち、品出しを行いますが、処方箋受け取り可能な店舗では調剤、監査業務を行う事が可能です。OTCと言われる、一般薬の扱いが強いのでお客様から家庭の治療として、薬の相談をよく受けます。

店長になると、従業員のマネジメントも任せられるようになります。一般薬の取り扱いだけでなく在宅医療に力を入れているドラックストアも多く、やりがいは十分にあります。

新卒で約30万円程の月収になり友人が勤めるドラックストアは100%の有給消費率で自由に休みが組めるといった素晴らしい職場でした。海外旅行が安い時期を狙い長期連休でオーストラリアへ行った体験談を話した時には、非常に羨ましく思いました。

薬剤師が転職を成功させる4つの秘訣

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以下、私が転職活動時を通して学んだ、転職活動成功のための秘訣について説明します。基本的に薬剤師は売り手市場の為、転職先が見つからないという事はありませんが、以下2つの観点から、よりマッチした職場を探すための方法を記載します。

  • 新たな勤務先で後悔しない。
  • より円滑に転職活動を進める。

もし、転職で悩んでいる方がいれば、是非参考にして下さい。また、本気で転職しようと考えていて、薬剤師向けの転職サイトの比較が知りたい方は、是非、以下のエントリーを参考にして下さい。

職場の悪口を絶対に言わない 

薬剤師の業界は非常に狭いです。悪口を言う事で、噂は広まり、最終的に自分自身に悪影響を及ぼします。

『あの病院は対応が悪い』、『薬剤師が真面目に働いていない』、『人間関係が窮屈』など、自身の職場への悪口は、噂となって流れていきます。

特に転職エージェントに、現職場の悪口を伝えると、それはノウハウとして、転職エージェントに蓄積され、伝播し、その職場の評価自体が下がります。

転職するため、以前の職場の評判など気にしないと言う人もいるかも知れませんが、前職場の評判が下がるという事は、そこで働いていたあなたの評判も下がる事と同意です。

また薬局経営者と話す機会が合った時に、「職場の悪口を言う人は採用しにくい。」と言っていたのを覚えています。不平不満ばかりを並べるネガティブな人を採用したいと考える経営者は多くはありません。

ストレスが溜まる環境下で、愚痴を言わない事は辛いと思いますが、上述した様に狭い業界なので、ある程度の節度を持つことをおすすめします。

情報のアンテナを常に張る

薬剤師は一般的に勤めるサラリーマンとは異なり、引く手数多の業界になります。

容易に次の転職先も見つけることができますし、条件を絞れば、ある程度希望通りの転職先をみつけることも可能です。しかし、それに慢心し、十分な準備を行わないで転職を行うと、ブラック企業など、勤務条件が厳しい場所に当たってしまうかもしれません。

私は転職を考える前に、先輩や同級生に相談して情報を収集しました。

転職をした人は、自らの失敗談を殆ど話そうとはしません。例え前の職場の方の環境が良かったとしても、次に就職した勤務先のいいところを見つけ出し、あたかも転職が成功したかのように話をしてアドバイスをします。

中には転職サイトに登録を進めて、友達紹介キャンペーンのクオカード狙いの先輩もいました。

私はアドバイスとして一度すべてを受け止めます。その後にこれらのアドバイスを寝かせて、本当に正しいのかどうかを再検討します。

再検討した後に疑問に思ったこと、府に落ちなかったことをメモして、転職会社に質問しました。勿論、すべての転職会社がその質問に対して答えてくれる訳ではなかったですが、その作業を通して様々な知見を得ることが出来ました。

転職エージェント、担当者によって対応は様々で、何が正しいのかは、最終的には自分で判断をしますが、情報は多ければ多いほど選択肢が広がります。

情報を集め、十分な準備をすることは、薬剤師の転職活動の基礎です。薬剤師に必要な専門的なスキルやコニュニケーション能力も大切ですが、それだけでは上手く転職を行う事はできません。

常に求人情報をチェックしているか、これからの薬剤師の転職はどうなるのか、経営者はどういった薬剤師を必要としているのかなど、転職に対して詳しく調べ、それを行動、実践することが大切になっていきます。

アンテナを張り、情報を収集することにきちんと時間を割く事が出来れば、転職が成功する確率は必ず上がります。

自分に合った転職担当者を見つける

何でも相談できる、転職担当者を見つけましょう。転職は運と縁です。

私についてくれた担当者は、非常に相談しやすくて対応も真摯な人でした。初めに条件を聞かれたので私は給与が良く、休みが充実しており、家から近い、という条件を出しました。その担当者は言葉を濁すのではなく、まず正直に『厳しいです。』ときっぱり言いました。

しかし、そこから具体的な年収の調整や、当直が少ない職場であるなど、様々な提案を多角的にしてくれました。また話の途中に現在の薬剤師業界の裏話や、転職業界の現状を包み隠さずに話してくれました。

先輩に教えてもらった転職アドバイスで腑に落ちなかった事も、その担当者のおかげで解決できましたし、私の無理難題の求人も懸命になって見つけてくれました。

中でも1番印象に残っている事は、私が興味があった求人に対して担当者が「ここは給料良いですけれど、人間関係に内部が崩壊しています。正直おすすめしません。」と本音を言ってくれたことでした。

自分に合ったエージェントを見つけることが出来れば、様々な事を相談でき、スムーズに転職活動を進めることが出来ます。特に私の様に、現職の勤務をしながら転職活動を行う場合は、時間的な制約も厳しい為、是非上手に活用してみましょう。

余裕があれば信頼できるエージェントを複数名作る

転職を成功させる最大の秘訣がこれです。

お気に入りの転職エージェントの担当者を1人だけでなく、数名作ります。そして各担当者に『いい求人が入ったらすぐに電話を下さい!』と一言伝えておくのです。

いい求人の定義はエージェントによって様々です。その為、上記方法にて、より自身に合う転職先を見つけやすくなります。

私の場合は、『新規オープンする薬局があったら連絡を下さい。』と伝えてありました。エージェントの利用料は全て無料の為、なるべく上手く活用しましょう。

この方法の欠点として、多くの人と接点を持つため、ある程度コミュニケーションスキルが必要になる点です。様々なエージェントとやり取りするため手間も増えますが、ここで作った縁は、間違いなく自らの転職に成功をもたらしてくれることでしょう。

悪いエージェントを見極める

エージェントの担当者を100%信用してはいけません。常に客観的に分析するようにしましょう。

各転職会社は求職者の条件に合った職場を提供しますが、転職会社側にとって都合が良い求人を紹介してくる場合もあります。

その日に求人を決め、申し込みを行う必要はない為、条件に合わない場合は断りましょう。

転職エージェントも、業績を上げるために必死ですので、引き下がらない事があります。2度ならまだしも、3度も断っているのに転職を無理強いする担当者は、私にとって悪い担当者であったなと思う様にしていました。

また、全く無知な新人エージェントが担当した場合もありました。ノウハウや知見が無く、会社概要についても、あやふやな説明の為、理解出来ていないことが伝わりました。

良いエージェントと、悪いエージェントを見極める方法として、少しでも疑問に思ったことはその場で質問してみる事です。その時の対応で、果たして本当に良いエージェントか、ふるい分けができると思います。是非実践してみて下さい。

 

まとめ 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

薬剤師の転職については、まだまだ書き足りないところがある為、本エントリーについては、随時追記予定です。また、私が実際に利用したおすすめ転職エージェントについても併せて記載する予定です。

転職は人生において、大きな転機になりますし、例え転職エージェントを用いようとも、大きな労力を伴うこともまた事実です。

しかし、私は転職をして、環境が変わり、本当に生きるのが楽になりました。

だからこそ、一人でも多くの方に、後悔のない転職をしてもらいたいと願い、本エントリーを書きました。

質問についても随時受け付けているので、薬剤師の方で、転職を考えている方は、是非気軽にコメント頂けますと幸いです。

 

他、薬剤師向け転職サイトの利用体験の記事はこちら! 

 

キクオ