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本当はブラックな病院薬剤師!給与・仕事内容について詳細に語る!

はい、キクオです。

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今回は、病院薬剤師の仕事内容の詳細やブラック度合いについて詳細に記載します。 私は大学卒業後、就職し、病院薬剤師として約5年間働いていました。

その間に何度も待遇や給与について疑問に思ったり、予想以上のブラックな環境にかなり疲弊しました。

本エントリーでは、そのような実体験について余すところなく書きます。薬学生で、病院薬剤師への就職を考えている方、病院勤務の転職を考慮している方の一助になれば幸いです。

【2017/06/16】画像追加

 以下、目次となります。

 

では、いってみましょう!

病院薬剤師とは

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薬剤師にも様々な職場があり、薬局に勤務する薬剤師であったり、病院に勤務する薬剤師など、多種多様です。今回は私の経験を基に、病院薬剤師についてお話します。

業務概要

本項では、病院薬剤師の業務概要について、各業務に分け、詳細に説明します。

調剤業務

一般的に、皆さんが想像する薬剤師の仕事が本業務に当たります。

薬の払い出しをして、数、量、飲み合わせなどをチェックし、問題がないことを確認して患者様にお渡しします。 大別すると2種類の調剤業務があり、医師の処方せんに基づき、外来患者様に対してお薬を調剤する外来調剤と、入院している患者様のお薬を調剤する入院調剤があります。

業務の流れとしては、鑑査、疑義照会、調剤、最終鑑査から成り立ち、以下のような業務となります。

  • 鑑査  :処方箋に記載された内容の確認を実施する。
  • 疑義照会:必要に応じ、医師に連絡を取り、確認を実施する。
  • 調剤  :処方箋の内容通りに準備出来ているか確認を行います。この際、調剤した薬剤師とは異なる薬剤師が、ダブルチェックを実施します。
  • 最終鑑査:相談窓口で、患者様からお薬に関する質問を受け付けます。

調剤業務に関しては病院薬剤師、薬局薬剤師で大きな違いは無く、どちらも上記のような流れで行われます。

 

製剤業務

製剤品とは病院独自の方法で調製し使用される薬のことで、患者に合わせて薬剤師がハンドメイドで製剤します。錠剤、軟膏以外にも点眼薬や、注射薬も調製します。

薬局薬剤師もハンドメイドで調剤することはありますが、注射の財形での製剤業務は病院薬剤師ならではの業務と言えるでしょう。

 

注射調剤業務

主に入院患者様の注射箋を監査し、数、量、点滴速度、投与間隔、配合変化が問題ないか確認します。問題なければ、薬を患者様毎に払い出します。

在宅医療を行っている薬局薬剤師であれば注射薬に触れることはあるかもしれませんが、多くの薬局薬剤師は注射薬を扱うことは極めて稀です。

 

注射薬混合業務

注射薬混合調製業務はアンプルやバイアルに入った注射薬を点滴に混ぜ、患者様へすぐに使用可能な状態にする業務を指します。

私は慣れるまで、アンプルカットやシリンジ操作などの業務に大変手こずりましたが、慣れてしまえば薬剤師の業務の中でも、単調作業に当たり、飽きてくる仕事の一つになります。

 

医薬品情報業務

病院薬剤師の中でも、医薬品に関する情報を取り扱う部署の業務となります。

医師から薬に関しての相談を受けたり、薬品メーカーから新薬の情報を収集したりします。収集した医薬品情報は、書籍や文献の様なアナログ情報及び、コンピューターのデジタル情報として管理してます。

管理方法については、病院により異なり、最近ではデジタル化が進んでいるようですが、私の病院では、現在でもアナログ情報及びデジタル情報の両方で管理しています。

 

チーム医療

チームで関わる業務を指します。薬剤師が関わる主なチームとして『緩和ケアチーム』、『感染対策チーム』、『栄養サポートチーム』、『褥瘡チーム』があります。

他職種とディスカッションしながら、適切な医療を患者様に提供できる仕事となり、薬局勤務の薬剤師では経験できない貴重な業務です。

 

病棟薬剤業務

入院患者さんまたはご家族と面談をし、持参されたお薬、市販されているお薬、健康食品等の内容、服薬の状況を確認し飲み合わせ等の確認をしています。 また医師が入力した薬が正しく患者に提供できるのかを確認しています。腎臓や肝臓が悪い場合は薬の減量が必要かどうか。注射薬と内服薬との組み合わせが問題ないかなどを確認しています。薬を使用する前に効果や飲み方、起こり得る副作用とその対処法の説明を患者さんに行っています。

 

勤務場所・部署

同系列の病院がある場合は、地方の病院へと行かされることが間々あります。

私が勤務している病院の場合は、若手が業務命令として地方の病院へ1年間行くことになっていました。面接時に、どこの病院にするか希望をとられますが、運よく私は希望通りの病院へと就職することが出来ました。

また、病院内では様々な部署があります。調剤業務を主に行う「調剤室」、製剤業務や注射混注を行う「製剤室」、注射薬を払い出す「注射室」、医薬品情報業務を行う「DI室」、チーム医療に携わる「病棟業務」など、多種多様です。

勤務する病院の大きさにより異なる為、就職を希望している病院のチェックはしっかりと行い、希望する部署の規模等を把握することをおすすめします。

 

病院薬剤師の職場環境詳細について

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本項では、職場環境の詳細について、年次毎に詳しく記します。どのような業務を行っていたか、周りの職員、先輩、病院の雰囲気についても合わせて記載します。私の体験談がベースとなる為、病院によっては、また違った環境かもしれませんが、このような環境もあるという、参考になれば幸いです。

病院薬剤師の年次毎の業務について

1年目

雑用がその業務のほぼ全てです。基本的に意見など求められていません。また、全体会議の議事録作成、各部署のオリエンテーション、新入生歓迎会のための出し物練習などの業務外勤務もありました。

上から言われたことを毎日何も言わず、ひたすらこなします。私の職場では、AM8時前には出勤するという謎のルールがあり、朝の準備(ゴミ出し、前日の処方箋を片付ける、処方箋の紙を補充するなど)を先輩が来る前に済ませておく必要がありました。

1年間は調剤室、注射室、製剤室を1週間ごとにローテートし業務を覚えます。既に病院側にてマニュアルが完備されている為、それから少しでも外れると異端児として認識されます。その為、私は機械の様に働いていた事を今でも覚えています。

このような環境でしたので、5月のGWを過ぎたら蒸発する1年目が現れることが間々あります。超過勤務として残業代は4~6月まではつかず、7月頃からようやく加算出来る様になりました。 夜勤は半年ほど経過した、9月頃から始まりますが、はじめの方はまだ不慣れの為、使い物にならず、周りに迷惑をかける事が多かったです。

また、1年目は、周りから口うるさく様々な事を言われる時期でもあります。これは職場の雰囲気にも依ると思いますが、少なくとも私の職場は業務が逼迫し、回りがピリピリしていた為、仲の良い同期や先輩を作っておかないと、分からない事を気軽に質問できなくなると痛感しました。

 

2年目

各部署を1カ月間ごとにローテーションします。

またこの時期より、1年生の指導(OJT)を受け持ちます。朝の準備、帰りの片付けの指導等も業務に当たり、仕事が忙しく、参加出来ない度、3~5年目の薬剤師に強く注意を受けました。

夜勤、当直も慣れ始めるため、少し業務に余裕が出てくる時期となります。9月頃から、順次病棟勤務になる2年目が出てきます。上がる順番と、どの病棟勤務になるかについては、基本的に役職者が判断します。

アンケートや面談で本人の希望を聞かれますが、志望した病棟へ勤務できる事は稀です。病棟に上がると、非常にブラックな環境下で職務に当たる事になる為、疲弊する薬剤師も頻出し、「体調不良」という名の電話が、当直明け方にかかってくることがあります。

特に、まだ病棟に慣れていない2年目には多く、私も何度か受けたことがありました。

私の勤務していた病院の傾向として、2年目の評価が高い人ほど、早く病棟にあがることが出来ました。また、DI室(医療薬学情報管理室)に配属され、座りっぱなしで、パソコンと向き合って仕事をする部署に行く場合もあります。

 

ゼミ(勉強会)

1年生ゼミという名の勉強会を2年生主体で実施します。

1年生に向けて業務後(18:00頃~19:30)月1で行います。この1年生ゼミは強制参加であり、疾患とその薬についての詳細なスライドを作ります。製作期間は約1カ月を有します(時間外で作成する為、残業等の手当てはありません)。

完成後はプレ発表があり、スキルアップ委員会に属している3~10年目の薬剤師にプレゼンを行い、そこで指摘を受けた後、訂正をして発表に挑みます。

ここで、注意点として、発表する内容はスキルアップ委員会の薬剤師が決めるため、2年目は関心ある疾患や薬について学ぶことができない点です。業務外作業が多い為、回りのモチベーションがかなり低かった事が印象的でした。

3年目

調剤室、注射室、製剤室のいずれかの部署に配属されることが決定します。

しかし2年次同様1カ月ごとに各部署をローテーションします。まだ病院の歯車の1つという現状です。 2年次と比較し雑務も増え、会議(病棟会議、各委員会に配属するためその会議、各部署の月一会議の議事録作成)、また各部署での雑務(アンケート作成、業務のマニュアル作成、改定など)が挙げられます。

病棟の医師、看護師に頼まれる雑務(栄養管理記録、薬剤鑑別、1包化から指定の薬を抜くという作業)も増えて、患者様に服薬指導をしたあと、時間外にこれらの業務を行います。

また、研究や学会発表もしなくてはいけない時期になっているため、テーマを決定したり、データを収集し解析を行わなければなりません。

多い勤務パターンとして、土曜日が午前だけの仕事であるため、業務後、雑務や学会発表の準備をする人が多いです。学会発表の論文要旨の締め切りか、各部署の提出期限が迫ってきている雑務に追われ、休日出勤する場合もあります。

3年目から、研究重視のキャリア志向の方、業務重視の方、プライベート充実のために、早く帰ろうとする方に別れていきます。

 

4年目

1年に1回は研究発表を行うことになります。

業務に慣れ、自分の部署を円滑に回す立場になりますが、まだ各部署のローテーションを行っているので、人によっては、モチベーションが低く、責任感がない人もいます。

この段階から、部署の目標を、個人的な目標にすり替えて業務をこなしていきます。 後輩指導に対しては、1~2年目の指導に熱があるタイプと、どうでもいいタイプに分かれます。私は途中まで後輩指導に熱があるタイプでしたが、上司の信頼を無くした瞬間にかなりモチベーションが下がりました。

後輩指導に熱心でなく、自分のやりたい研究分野がある人は独自でそれを目指す事になりますが、その専門の上司に気に入られると、症例(緩和専門薬剤師、糖尿病専門、精神専門、がん専門、小児専門、TDM、感染専門など)を集めやすくなるため、チャンスがぐっと増えます。

その為、例え指導などに興味が無くてもある程度潤滑にコミュニケーションを回す能力は必須といえるでしょう。

 

5年目以降

すべての業務をある程度把握出来るようになります。しかし、私の勤務していた病院では、変わらないルーティーン(各部署のローテーション)を行っていました。

上司を含めたシフトの管理を任せられることがあり、上司と部下の板挟みが一番多く感じる年次になります。 このころから後輩(2~3年目)の意見を集め、上司へ報告するようになります。

上司は無理難題を5年目に放ち、5年目は4年目、3年目に指示するといった構造が出来上がります。出来た資料などをチェックするなど、管理業務も加わります。

上司からの仕事(データ抽出や実績管理)など、下の年次の方には任せられない作業についても、業務の一つです。また、病棟の飲み会に、薬局の飲み会、幹事を任されることも多くなるため、時間外の拘束は必然的に長くなります。

 

勤務時間詳細について

勤務時間・勤務体系

私が勤務していた病院については、8:45~17:15(休憩は40分)ですが、業務が間に合わないため、基本的に皆8:00前には出勤していました。 部署ごとに終了時間は大きく異なります。

調剤室は外来患者が帰り、片付けが終わるまで(19:00頃)、注射室は定期入力がある注射薬、緊急で使用する薬の注射薬を監査し各病棟に払い出して終了(18:00頃)、製剤室は各病棟で使用する抗がん剤、TPN(中心静脈栄養)、製剤品、を調剤、監査して、払い出したら終了(17:00頃)となります。

1日中病棟の薬剤師と半日病棟の薬剤師がいて、半日病棟の薬剤師は3つ部署のいずれかに属しています。各部署のキリが付き次第(17:00~)、病棟業務(薬歴・カルテ記載、服薬指導)を行う薬剤師が多い(21:00頃)です。

 

休暇

私の勤務していた病院の場合、週に1日半の休みとなりました。

土曜日は基本半日出勤となり、日曜日に仕事の人は平日に代休をもらえます。業務が逼迫し、研究や資料の締め切りなどが迫っている場合、最悪14連勤になることもありました。

また、有休とは名ばかりで、基本的に使う事が出来ません。

部署ごとに休めるであろう人数を確保していても使用することはできません。薬剤師が使えないわけでなく、私の勤めていた病院全体として、使用しない風習になっていました。ちなみに有休をお金に換えることは出来ないという、果てしなくブラックな環境でした。

そして私は病院で有給を使用したことは、本当に体調が悪く、全く動けなかった不良3日だけでした。

しかし退職時に余っている40日の有給の内5日使用できたことは、病院内での有給消費のパイオニアだと思っています!

 

 

病院薬剤師の給与について

本項については、病院薬剤師の給与の詳細について、包み隠さず書いていきます。

病院により給与体系が多少は異なるかも知れませんが、大きくは違わない為、参考にして頂ければ幸いです。 私自身の給与明細を片手に書いているので、ある程度信憑性がある情報と捉えて貰い問題ありません。

基本給

薬剤師の給料として見る場合、病院薬剤師の給料は非常に低いです。 3年次の段階、で基本給は約21.5万円で、5年目でようやく22万円を突破しました。私は他同期と比較しても昇給は早いほうでしたが、それでもこの給与でした。

現状、6年目でも3,000円アップしたのみで、正直な話基本給はほとんど変わりません。管理職になると管理職手当がつきます。10年目の先輩に聞くと、手当として5000円基本給にプラスになっている様です。

薬剤師は最短の現役合格でも24歳となります。薬学生の方は、その10年後を想像してください。34歳で基本給は25万円程度です。私はこの現実を知り、さすがに悲しくなりました。

上のポストがいつ空くかは運しだいにも拘わらず、最短の昇格でこの金額となります。

 

住宅手当

住宅手当についても、病院薬剤師はかなり安価なところが多いです。私の職場の場合は、手当は4割会社から支給されています。 他のドラックストア、調剤薬局であれば約8割支給して貰えることが多い為、病院薬剤師の支給額の低さが分かると思います。

 

通勤手当

通勤手当は限度がありますが私は全額支給でした。基本的に定期を購入して公共交通機関を使用する場合、およそ8割程度支給されている様です。しかし、自動車通勤の場合は待遇が悪く、駐車場代が別途請求されます。

また、職員用の駐車場が既に一杯であるため、常に空席待ちの状態でした。 その為、病院指定ではない駐車場に止める職員もいましたが、民間駐車場代については、勿論自腹となっていました。

また、ガソリン代について、満額は支給されず、ハイブリット車に乗っていた先輩も赤字で嘆いていました。 私は、少しでも交通費を浮かせるために、病院まで自転車で通っていましたが・・・。

 

調整手当

薬剤師調整手当(国家資格)の手当です。病院によりある程度金額が異なる様ですが、私の場合は1万円にも満たない安い金額でした。

 

特別指定衣類手当

白衣のクリーニング代です。業者が病院に来てクリーニングを行います。私の病院の場合、使用していたのは部長くらいで、基本的に職員は家で白衣を洗濯していました。金額的には安く、3,000円にも満たない額です。

 

夜勤手当

この手当があるおかげで何とか生活を回せていました。1回の夜勤につき、約7,000円支給されます。夜勤は1か月に1~3回入ることがあります。 夜勤については、例え慣れた後でも、体の疲れが非常に大きかったです。私の勤務していた病院は急性期の病院であったので、救急車が沢山来て、現場は非常に忙しく、目の回るほど業務が降ってきました。

通常の病院の場合、1人当直制度で1日17時まで勤務し、終了したら、そのまま次の昼12時くらいまで勤務しています。その為、夜中は忙しくなく、寝れることが多いです。 しかし、私の病院は3人夜勤体制で16:30~朝の9:00までの勤務になりました。

3人いても、休憩を2時間とれるかどうか怪しく、業務が逼迫した場合、休憩なしでずっと働いていたこともあります。 正直、ここまで忙しいにも拘らず、7,000円しか手当てが出ないのは、業務量と給与が釣り合っていないと感じていました。

 

超過勤務手当(残業手当)

基本的に毎日1時間以上は残業があります。私の病院の風習として、時間外勤務全ては残業と見なさないことになっています。例えば1時間残業したら半分の30分残業したと上司に報告、承認を得ます。患者様の記録を書く場合でも、1人当たり15分の超勤をつける事が許可されています。

しかし1人15分で記事を残すことは難しい場合が多く、実施している療法や、問題点によって、長くなることがあるため、1人30分かけて書き上げた記事でも15分の超勤として手当が出ます。 

 

福利厚生手当

給与として現金で貰えるわけでは無いですが、私の病院では、年間で約5万円ほど旅行代金などで使える手当てを支給されます。ちなみに、申請制なので年度で申請し忘れるともらえません。 私は、現金で欲しいと切実に願いながら、仕事をしていました・・・。

 

ボーナスについて

ボーナスは夏、冬2回支給されます。当然査定も実施される為、評価の低い薬剤師は苦痛です。 前年度の評価が反映されるため、その年がボーナス×1.2倍の年もあればボーナス×0.8の年もあります。

なお病院の収益によってボーナス額は増減があるため、一概に基本給が基準にならないことがある点を注意して下さい。私の場合、夏冬合わせて、約100万円ほどでした。

 

給与まとめ

以上給料について、詳細に記載しました。 私は家賃、交通費をうまく使っていましたが、一人暮らしの自家用車での通勤となると、差引支給額が20万を切ることがあります。

長時間残業をして、この値段であれば辞めたいと思っても不思議ではありません。 また、役職手当はどんなに早くても約10年ほどの勤務が必要になります。さらに、管理職になった場合は、裁量労働制になる為、残業はつくことは基本的にはありません。

※勿論、ボーナスに大きく反映される為、役職のうま味はそれのみになります。

 

病院薬剤師のやりがい、メリット、デメリット

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様々な面から病院薬剤師の業務について記載しましたが、本項では、私が感じる、病院薬剤師のやりがいや、メリット、デメリットについて記載します。

ブラックな仕事ではありますが、もちろん達成感や貢献を感じられる場面は多くありました。 

 

やりがい

一番大きなやりがいは、患者様から感謝され、疾患によっては良くなる経過を肌で感じることが出来るという点です。

病院は治療を行い患者様のQOLを上げることができる場所です。患者様から直接「調子いいよ」「ありがとう」と言われることは医療者としてとても嬉しい気持ちになります。

患者様に合った治療をチームで考えられることも、大きなやりがいの一つです。チームは薬剤師同士の場合もありますし、医師や看護師、その他のコメディカルで話し合いより適切な治療を考えれる点が、私は非常に好きでした。

 

メリット

様々な疾患に関する薬を学べることです。救急などで必要になる薬を扱うのは病院だから出来ることだと思います。また、薬剤師の中でも専門性が学びやすいことがメリットです。

がん専門薬剤師はある特定の病院で条件を満たさないと取得できません。そういった専門性を磨けるチャンスがたくさんある事は、大きな利点の一つとして言えます。

また研究発表や論文執筆をする人には、ネタとなる情報がたくさん眠っている環境も、メリットの一つです。

人間関係で悩んだ場合、人数や部署が多いと部署移動することが可能なのでストレスを軽減することができることも良いかもしれません。

 

デメリット

忙しさに見合った給料が出ないことです。また休みが少なく自分の時間を作ることができません。患者様目線になり、患者様のことを考えすぎてしまうと自分の身を擦り減らしてまで業務にあたり、体調を崩してしまう事があります。

当直や夜勤がある場合にはさらに疲労が多くなります。そして大手企業の様に大型連休になることはほぼありません。身を削って患者に捧げるならまだしも、病院に捧げることはストレスを生むだけで、デメリットだと感じました。

 

まとめ

ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました!

病院薬剤師の業務の詳細、給与や、やりがい、メリット、デメリットについて、私の経験を基に余すところ無く記載しました。

まだ、ブログになれておらず、書き足りない点もあるので、本エントリーについては、随時更新していく予定です。

また、もし、本エントリーを読んだ薬剤師の方で、何か気づく点がありましたら、是非コメント頂けますと幸いです。

ネット上には、薬剤師で無い方が書いている、薬剤師の情報で溢れかえっているので、少しでも本職が現場目線での状況を届けられればと思い、本記事を書くに至りました!

 

 

キクオ