今回の記事では、薬剤師ならば誰でも知っている大手企業である、日本調剤について、その特徴や年収、キャリアアップの方法や独自の施策まで、様々な面について詳しく説明していきます。
日本調剤への転職を考えている薬剤師の方や、日本調剤の評判や口コミが気になる薬剤師は、是非参考にして頂ければ幸いです。
以下、目次となります。
日本調剤とは?現役薬剤師が解説!
全都道府県の病院における門前に多く店舗を展開している、大手保険調剤薬局チェーン店の企業になります。
また、民間企業でありながら、行政の指針に対して最先端のシステムや健康に根差した工夫を先を見越して行っている企業です。
かかりつけ薬剤師や電子お薬手帳の導入は、今後当たり前になると予想される中で、大企業だからこそ出来る強みを活かして、社員全員で取り組める企業としても有名です。
企業理念として「医薬分業」を掲げており、薬剤師の質の向上と真の薬剤師像や医薬分業を目指している企業になります。
転職支援会社や自社製品のジェネリック医薬品を扱う会社を設立して、その後全国展開を進めて2011年3月に全都道府県での薬局出店を達成しています。
ほかにも医薬コンサルティング事業や社内での大きな学会を開催して、臨床だけでなくアカデミックな取り組みにも力を入れている企業になります。
日本調剤の多くが大病院前に立地を確保して門前薬局として稼動している保険薬局になります。病院前という好条件な土地を確保できる企業パワーは圧巻で、オリジナルな戦略で組織を動かしている企業です。
日本調剤の特徴8選
本項ではさらに詳しく、日本調剤の特徴についてお話していきます。研修制度や関連会社についても記載しているので、是非参考にして頂ければ幸いです!
1.全都道府県に展開している
主に地域医療の核となる、総合病院の門前に薬局を建てる事が多いのが特徴です。総合病院の門前が多いので、様々な診療科の処方箋を監査する事が出来るのが魅力だと思います。
人気病院の門前薬局では、忙しくてトイレにもいけない程の業務量なので、膀胱炎になってしまう薬剤師が多いと耳にした事があるくらい、多忙な薬局になります。
患者さんは病院の診察を終えてから薬局に来るので、待ち時間にも敏感になっていて、安全かつ、スピードを求められる薬局も全国に多いのが印象です。
他にも駅内に設立している薬局や医療モール型薬局の店舗もあり、必ずしもどこの薬局も超多忙な訳ではありませんので安心して下さい。
いい立地を確保出来る財力とパワー、薬剤師の数がないと出来ないのが病院の門前薬局になると思いますし、実践している企業が日本調剤の特徴となります。
2.質の高い研修制度
大手チェーン企業であれば教育制度が充実しているのが普通ではありますが、その中でも日本調剤の教育制度やシステムは他の企業と比べると質が高い印象です。
新人時代から医療人としての姿勢を軸に、薬学知識や店舗管理知識のバックアップ体制が整っています。全国支店に薬剤師教育専門のプロフェッショナルが在籍していて、個別指導など細かい対応をしてくれるのが特徴の1つです。
15つの学習項目から成るe-Learning研修や、新人からマンツーマン体制で学べる体制と、2年目からは後輩指導のためのオーペン研修、3年目以降からは大学病院実務研修制度や在宅医療集合研修、接客スキルを向上させる事が出来るエクセレントサービス研修など豊富に学べる機会が多いのが特徴です。
なによりも自分に興味がある分野を積極的にやらせてくれる企業になるので、やる気がある薬剤師にとっては非常に良い体験が出来る企業です。
大学病院実務研修制度では、注射業務やDI業務、病棟業務など普段調剤薬局では体験出来ない内容を学べる事が出来ますし、日本調剤のサポート制度として質疑応答システムでわからない事を解決出来たり、認定薬剤師になるための金銭的なサポートやビデオ形式の勉強会など様々です。
私も転職を考えた時にエージェントのコンサルタントから学ぶ事が多い薬局がいいと教えてもらった転職先が日本調剤でした。
病院薬剤師から転職する薬剤師もいます。臨床知識や疾患に対する知識がある病院薬剤師なら、勉強会の教育専任として医療情報を教える部署にもなる可能性もあり、輸液や混注業務に関して強い薬剤師なら、日本調剤が欲している人材になり、そのスキルを活かせる環境が揃っている点も魅力です。
健康サポート薬局としての研修プログラムもしっかりと対応しているので、地域住民への積極的なサポート能力も学ぶ事が可能です。企業として認定薬剤師のWEB教育システムを外部にも販売しているので、有料にはなりますが、他の薬局に勤めていても認定薬剤師の研修を受ける事が出来る点もメリットです。
3.薬剤師会に入っていない
保険調剤薬局に勤めると、各地域の薬剤師会に属してコミュニティを形成していく必要が個人薬局や地域に根差した保険薬局は必要になる場合がありますが、日本調剤は
原則全店舗において、薬剤師会に所属していないのが大きな特徴です。
過去には薬剤師会に属していましたが、調剤報酬や薬価の引き下げなどで薬局経営が厳しさを増していることから、経費削減の一環として薬剤師会の脱退を発表しました。
薬剤師会には年間費用や初回入会費用は県によって異なりますが数10万円のコストがかかります。薬剤師会に入ると地域の勉強会などに参加出来たり、他の薬局同士とコミュニケーションがとれるなどのメリットもあります。
日本調剤はもちろん営利企業になる訳で、薬剤師を脱退する事により年間約9000万円の経費節減が出来ると宣言しています。大手ならではの決断で、脱退しても企業としてやっていける自信でもあると思いますし、他の大手調剤薬局にはない特徴になります。
4.薬学生インターンシップがある
薬学生には嬉しいインターンシップ制度を取り入れている企業になります。
薬剤師業界では実習先が必ずしも日本調剤になるとは限らないので、国の方針を前倒しで取り組んでいる企業を体験出来る事は非常に良い事だと思います。
現場薬剤師のリアルな声や薬剤師の展望を聞いて、実務実習の薬局と比較してみても面白いです!
現場の薬剤師だけでなく、ドラッグストアや病院を経験した事がある薬剤師も多数在籍していて、様々なキャリアをもった薬剤師が集まってパネルディスカッションやグループワーク、座談会などの情報交換を行う事が出来ます。
基本的には1日で終わる形式になり、薬の味見体験や在宅往診に同行させれもらえる経験は現場ならではの内容です。インターンシップでは、他の薬学部の学生も参加するので新しい交流が生まれる点もメリットだと思います。
5.独自のジェネリック会社を持っている
医薬品の製造販売事業として「日本ジェネリック株式会社」を展開して、ジェネリック医薬品に特化した事業を行っています。
自給自足の様に自社で作ったジェネリックを各店舗の調剤薬局で使用している事が多く、日本調剤では使用される頻度が高い後発品メーカーになります。
開発のデザインから承認の取得や飲みやすさを考えて、無駄のないジェネリック開発を行っています。支店も北海道から九州まで存在しているので、他のジェネリックメーカーにはない規模であり、安定したジェネリックの供給を行う事が出来るのは特徴の1つになります。
自社製品のジェネリックなので、各店舗の在庫を抱えていても全国の日本調剤の店舗同士でやり取りが出来るので、期限切れの薬を破棄するという医療費削減にも繋がっています。
また、徳島県にある長生堂製薬株式会社の株式を取得していて、子会社として展開させています。
長生堂製薬会社は西日本におけるジェネリック製造の拠点として役割をしていて、特にセフェム系の抗生物質に強いので、現場でJGの表記を多く見るのはそのためになります。
6.転職エージェントを運営している
株式会社メディカルリソースとして薬剤師、医師、看護師、コメディカルに特化した転職コンサルティングを行っています。
その中で薬剤師向けの転職サービスは、ファルマスタッフというエージェントになり、利用者の満足度が高く、質の高いサービスを行っています。
人材派遣として転職やアルバイト求人のみならず、派遣薬剤師も取り扱いのあるエージェントになり、その他薬局経営や継承に対してのコンサルタントや、老人ホーム、高齢者における入居者紹介サービスも提供していて、幅広くコンサルティングを行っているのも特徴です。
また、厚生労働省から「職業紹介優良事業者認定企業」として、お墨付きの評価を獲得しています。私も活用した事がありますし、コンサルタントの腕や知識は非常にレベルが高い印象です。
詳細な利用経験談は以下のエントリーにまとめているため、是非参考にしてみて下さい!
また、薬剤師に向けてのセミナーも開催していて、実際に行った事があります。そこでは取締役の三津原庸介氏が今後の薬局の未来像の講演をしたり、他のスタッフが日本調剤の店舗紹介、教育制度やシステムの紹介、かかりつけ薬剤師の現状を説明して、日本調剤の指針を知る事が出来ました。
セミナー後には、日本調剤で働く薬剤師との意見交換会も実施されて、余す事なく現場の声を教えてくれました。
7.ITを利用した最新のコンテンツが豊富
調剤における電子化、IT化を現在進行形で進めていて、本社と全ての店舗薬局の状況をリアルタイムで把握する事が出来ます。
調剤ではJP調剤システムとしてタブレット端末を使用したり、声で文章を作成するサポート体制、ハンディを利用した在庫管理なとを徹底しています。
業務内での各工程ごとに記載するシステムを導入しているので、法的な規則もITでしっかりと遵守しています。
薬局で貰えるお薬手帳に関しては独自で開発した「お薬手帳プラス」という電子化されたお薬手帳を展開している点も特徴です。紙媒体のお薬手帳をスマートフォンのアプリで反映してデータ化しています。
登録を行えば処方箋のデータを事前に薬局に送信して待ち時間の短縮をする事が可能です。またアプリ内の機能には健康を向上、維持する様な健康記録を残せる設定があり、歩数や脈拍、血圧に血糖値などのデータを自身で管理する事が出来るので、新しいタイプの手帳として世の中にも少しずつ普及し始めています。
国も電子お薬手帳を普及させるように働きかけているのですが、その意図を先取りして実践している企業である点は最先端を走っている印象ですし、未来を見据えているコンテンツを学ぶことが出来る企業です!
8.生命保険、医療保険相談の展開
他の企業にはない「日本調剤ほけんショップ」を運営して、薬局内に保険の窓口として保険の相談を行える薬局を展開しています。
病院前に薬局を建てているからこそ、手術費用や入院費などについて不安で聞きたい事を保険業に精通した専門家がアドバイスやセールスを行います。
現在日本調剤ほけんショップで取り扱っている保険会社はアフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)とネオファースト生命保険株式会社になり、薬局内に保険の相談ブースがある形になりますが、薬局の窓口とは完全に分けているため、薬を説明する時に薬剤師から保険のセールスを行う事はありません。
待ち時間が長い時や、保険について気軽に聞きたい時に、立ち寄った薬局にアドバイスしてくれる人がいてくれたら助かると思います。
生命保険や医療保険を扱っているのは、他の大手薬局チェーンも参入していないジャンルになるので薬局の差別化として面白いと思いますし特徴になります。
日本調剤の評判は?現役薬剤師が調査!
本項では、日本調剤の給与情報や休暇、福利厚生、また業務内容について詳しくお話していきます!
平均勤続年数や、キャリアの積み方などについても記載しているので、是非参考にしてみて下さい!
日本調剤の給与情報について
基本給が25万円〜31万円と幅があります。基本給の中には薬剤師手当と過疎地に対する地域手当が含まれます。
新人は基本給が25万円程度でそこから諸々引かれて少なくなり、自宅勤務の場合だと手取りは20万円前半になります。1人暮らしや残業が多い店舗の場合には在宅手当、時間外手当、交通費が別途出ますので20万前半よりは高くなります。
ボーナスは7月と12月の年に2回で平成28年度の実績では約6ヶ月分になっています。
基本給からの賞与になるので思ったほどは高くない金額になります。
日本調剤の昇給について
年に1回あり、毎年4月に反映されます。1年目では査定に大きく反映しませんが、社内評価や全国勤務コースとエリア勤務コースではボーナスに差があり、年次が上がるたびに差が開いていきます。
勤務薬剤師や管理薬剤師は1年を通して約80万円になり役職が上がると100万円を超える可能性があります。
日本調剤の業務内容について
保険調剤薬局で行われる調剤、監査、投薬、薬歴記載、在庫管理や店舗運営を基礎に会社運営のセミナー講師を行います。また、在宅医療に関わる部署では輸液の混注や在宅に出向いて医療に携わる事が出来ます。
在宅医療部ではケアマネジャーや看護師、医師とのチーム医療も経験する事が可能です。その他、大学病院で実務研修の実績もあるので、病院で病棟業務やDI業務といった病棟薬剤師ならではの研修を行う事も出来ます。
大学病院への研修は新人から開始する事は難しく、ある程度のキャリアを積んだ薬剤師にチャンスが巡ってくるため、業務としてはレアな研修になる事が多いです。
病薬連携を活性化するためにトレーシングレポートを作成する業務もあり、疑義照会の実績数があり、やりがいが大きい業務です。
高度な知識を要求される小児在宅も実施している点や、OTC販売や健康サポート体制がある健康チェックステーションとして、体組成計の測定器を使用して患者さんの健康相談を受けたり、健康増進をアドバイスしています。
また、エリアマネージャーになると会社と店舗の架け橋的な役割で管理業務を行います。1人当たり約10店舗の人事配置や予算管理などコミュケーション能力と管理者としてのスキルが磨かれます。
大企業では薬剤師でも採用担当を担う事があるので、リクルート活動の手助けや説明会を現場を経験した薬剤師が伝える仕事もあるので、人を育てたり、見る目がある人には向いている業務になります。
日本調剤の休暇・福地厚生について
休みは週休2日制で基本はカレンダー通りの休みになります。年間休日は120日で一般的な企業と同等な日数です。
大きな店舗では薬剤師数が多いので、人事配置の補完が出来て有給休暇を消費する事が出来ます。管理薬剤師やエリアマネージャークラスになると、自由な休み希望は難しくなるので、新人や2年目はまだ有給を消費しやすいです。
女性薬剤師も多く仕事をしているので、育児休暇も充実しています。産前休暇として出産の6週間前から始まり、産後休暇を8週間、育児休暇を1年間(最大子供が1歳半)まで延長可能です。
その後も子供が小学生に上がるまで通常の仕事を最大2時間早く帰宅する事が出来る育児短時間勤務を行う事が出来ます。
さらに子供が病気になり帰らないといけない場合には、子供が1人あたり年5日の看護休暇を取得する事が出来ます。
また、福利厚生で育児に関してのお得なサービスが存在しています。「えらべる倶楽部」では割引で保育施設やベビーシッター、育児教育メニューや生活用品を活用出来るのでママ薬剤師には嬉しい内容が満載です。
女性薬剤師だけでなく、全ての薬剤師におすすめなのが、奨学金返済サポート制度という1人当たり最大252万円を支給してくれる社内制度がある事です。私立大学の薬学部であれば、奨学金を借りている学生もいるので企業がサポートしてくれる点は非常に嬉しい制度だと思います。
注意点は枠が最大20人までである事と、全国エリアで働く事が強制であるのでそれなりの業務負担を強いられるので、考えてから決意をした方がいいです。
他にも薬品使用料支給制度で日本調剤の薬局で処方薬を購入した時に本人負担額は全額会社負担になったり、OTC医薬品も社員価格で購入で出来る点は金銭的にも助かります。
家賃手当に関しては大手薬局チェーン店と同様レベルになります。全国勤務の引っ越し代は全額会社負担で、社宅も用意できる場合があるので、自己負担はほとんど無しで働く事が可能です。
日本調剤の平均勤続年数は?
日本調剤の社員の平均勤続年数は約6年になっていますが、20代の社員では3年を目安に退職する薬剤師もいます。
業務量が繁忙やノルマも厳しく求められる事があり、有給休暇も店舗によっては取得する事が難しい事が原因に挙げられます。新入社員は200人には届きませんが、それだけの数が毎年入ってくるとなると、数パーセントの薬剤師は1年目や2年目に転職を考えて退職をする薬剤師は存在します。
日本調剤のキャリアの積み方は?
日本調剤では大企業ならではのキャリアプランが複数存在しています。1年目からはエリアごとに分かれている各薬局店舗に配属して勤務薬剤師として現場のノウハウを学び、患者さんと接します。
2年目よりサブリーダー研修が始まり、リーダーとしての基礎を学び、早ければ3年目から新任の管理薬剤師として1つの薬局を任せられます。
5年目以降からはエリアマネージャーになるために研修を行いキャリアを形成していきます。通常の小規模調剤薬局では、ここまでの流れが一般的になりますが、2年目から管理薬剤師を経験しないで、日本調剤の人事担当として人材発掘に力を入れる部署に変わったり、研修資料作成や研修の講師として教える薬剤師担当になれる教育情報部に異動出来る点が、日本調剤の強みになります。
管理薬剤師を経験した後も在宅医療に特化した在宅医療専門チームに部署を変えてキャリアを積めますし、マーケティングや店舗を開発する部署も用意されているので現場でキャリアを積み終わった薬剤師でも別のキャリアプランを用意されています。
他に処方箋解析を行う部署やエリアマネージャーから支店長になったり、経営コンサルティングや面薬局の開発部署など様々なルートでキャリアを形成出来ます。
30代から役職が付くと、日本調剤の本部や経営に関わる部署に携わる事が出来るので目標を持って働く事が出来ます!
日本調剤の求人内容の紹介!
私が実際に薬剤師の転職サイトを用いて、コンサルタントから紹介された日本調剤の求人について、記載します!
求人は水物のため、同じ内容の求人はないかも知れませんが、参考程度に目を通して頂ければ幸いです!
求人例1.横浜駅より徒歩圏内で管理薬剤師の正社員募集
年収 | 500万円~550万円 |
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勤務時間 | 9時~19時(週休2日)状況により残業あり。 |
処方箋枚数 | 約40枚/日 |
年収は経験や年齢に応じて前後するため、基本的に高すぎる年収はどの求人もありません。日本調剤で生え抜きの勤務薬剤師や管理薬剤師もおおよそ550万円前後貰っている人が多いので、その金額よりも高くなる可能性は少ないです。
ごく一般的な求人になるので、日本調剤へ転職を考えている方は、このあたりが基準になるかも知れません!
私の見た求人は、調剤経験があれば管理薬剤師経験はなくても内定可能でした。
求人例2.麻布十番駅から徒歩6分の保険薬局の勤務薬剤師
年収 | 400万円~500万円程度(24歳~30歳をモデルとして換算) |
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勤務時間 | 9時~19時(休憩60分) |
処方箋枚数 | 不明 |
日本調剤の新人や2年目以降の給料の平均になります。他の薬局でエリアマネージャーや管理薬剤師を経験していると多少の給料交渉は可能ですが、高額な給料アップは望めません。コニュニケーション能力はある事が前提で話が進みましたので、苦手な人は注意が必要かもしれません。
急性期病院や総合病院前では、1日当たり100枚の処方箋は覚悟しておいた方が良いです。
まとめ
いかかでしたでしょうか?日本調剤は大きな病院前に敷地を確保して、次々と新しくて他の企業が行っていない施策を練り進出している企業です。
病院前に薬局を展開している事から、多くの診療科からの処方や薬剤師としての学べる知識も非常に多い印象を受けました。
在宅医療や保険アドバイスまで幅広く手掛ける姿勢は、保険調剤薬局だけではない攻め方をしている企業で注目度が高かったです。
日本調剤の薬剤師と話していて印象的だったのが、自分が目指したい薬剤師像を叶えることが出来る企業であると話していた点でした。
日本調剤について知りたい人や興味がある薬剤師の方に何か感じてくれれば幸いです。
それではまた。
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