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薬剤師の休みについて!職種ごとの違いや土日休みの職場、休日が多い業種について解説!

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今回は薬剤師の休みについて、職場ごとの違いや、土日休みが取り易い職場について、詳しく説明していきます!

休みが少なく困っている薬剤師や、他の職種では土日休みがどうなっているか気になっている方は、ぜひ参考にして下さい!

 以下、目次となります。

目次

 

薬剤師の休みについて!職場ごとに解説!

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薬剤師の休みは職場によってどのように異なるのでしょうか。本項では、それらについて詳細に説明していきます。

①:病院の場合

基本的に、土日祝日休みが多いです。

病院の外来が開かれるのは、原則平日だけになり、外来に合わせて土日が休みになる病院が殆どです。

しかし、土曜日に関しては、休みではない職場もあり、土曜日の午前中だけ勤務をする病院も存在しています。

また、急性期病院や病床数の多い病院に就職をすると、週2日の休みではなく、週1.5日の休みになる特徴があります。

私が前職で勤めていた病院では、休みのベースが土曜日半日休みプラス、日祝休みで週に1.5日程度の休みになっていました。

日曜日に勤務を行う事もありましたが、平日に代休を貰う事が出来、月のシフトの中で平日休みが1日選択出来るというシステムになっていました。

マンパワーが充実している病院では、積極的に有給休暇取得を推奨していて、固定の休みである土日に加えて、平日に休みを取得しやすい病院もあります。

その他、救急を開いている病院では、ゴールデンウィークや年末年始に関しても出勤をする事があるので、年間の休日は他の職種と比べても少ない傾向になります。

病院薬剤師については、以下でもまとめているため、合わせて参考にして下さい!

ある程度休みのベース決まっていて、働く病院によっては年間休日が少ない点が特徴と言えるでしょう。 

②:調剤薬局の場合

平日プラス日祝日の休みが多い職場になります。

調剤薬局では、クリニックの休診日に合わせて休みが発生するケースが多いです。

例えば、門前のクリニックが木曜日休みである場合は、薬局も木曜日と日曜日の週2日の休みになります。

様々なクリニックから処方が集まる調剤薬局の場合は、日曜日以外薬局を開いている企業も多いです。

土曜日も半日や1日薬局がオープンしているので、この場合は、現場の薬剤師同士でシフトを作成して、週2日の休みになる様に休みを組んでいます。

この様に調剤薬局に勤める薬剤師は、平日プラス日曜日で、休みを比較的自由に選べる特徴があります。

会社によっては週2.5日や週3日で働く事が出来る薬局もあるので、他の職種と比べると年間休日の日数は多く貰う事も出来る職場になります。

ゴールデンウィークや、薬局の経営者の考えによって半分程度オープンしているところもあるので、様々な休みの形態がある職場とも言えます。

調剤薬局薬剤師については、以下の記事も合わせて参考にして下さい!

ちなみに私は調剤薬局に勤務をしていて現在、週2.5日のお休み頂いています。

③:ドラッグストアの場合

完全シフト制になり、日曜日プラス不定期の休みを貰える場合が多いです。

週休2日制が基本になりますが、月曜日から土曜日までノンストップで働く週もあったり、次の週には平日に2回の休みと日曜日が1日休みになったりと、会社のシフト状況で休みが定まらない特徴があります。

週に必ず2日休む事が出来る「完全週休2日制」ではありませんので、休みが偏りがちです。

逆に言えば、薬剤師が休みの希望を出す事が出来、職場によっては連休を作りやすい環境になっています。

ドラッグストアの店舗間では、薬剤師同士で応援を行うので、薬剤師数が多い大手企業ほどフォロー体制が整っている傾向です。

日曜日に関して、ドラッグストアの営業はしていますが、処方箋受付の窓口は閉まっている事もあり、薬剤師でも日曜日休みを取得する事が可能です。

ドラッグストアの薬剤師については、以下でも詳しく語っています!

薬剤師の職場の中では、休みにバラツキがある働き方と言えます。

④:製薬企業の場合

土日祝日休みが多いです。

一般企業のサラリーマンであり、暦通りの休みが貰える職場と考えて差し支えありません。

毎週土曜日に出勤する訳ではありませんが、特定の日付では勉強会が1日中入り、仕事に追われてしまう事があるので注意して下さい。

また、日曜日には得意先とゴルフコンペを行うなど、会社外での付き合いも多くなる職業なので、休みがある様で実はあまり休めない働き方と言えるでしょう。

出世や付き合いに興味がない薬剤師は良いのですが、組織として動かなければいけない時には、土日を犠牲にしなければいけません。

ゴールデンウィークや年末年始は基本的にカレンダー通りで、祝日も休みになる事が多い点はメリットですが、ハードな面も併せ持つ職業になります。

営業職と研究職でも基本は土日祝日休みになりますが、時にプラスアルファで出勤をせざるを得ない働き方になります。 

⑤:公務員薬剤師の場合

土日祝日休みが多いです。

市役所や区役所に配属されている薬剤師は一般的にイメージしやすい、ザ・公務員という働き方になります。

公務員の薬剤師の方は、病院にも勤める方がいて、一概には言えませんが、職場によって土日も出勤する場合があります。

代休として平日休みを貰えますが、ゴールデンウィークや年末年始に働く場合は、代休ではなく、休日出勤手当として給料に反映するケースもあるので注意が必要です。

病院勤務以外の公務員薬剤師の方は、基本的に土日祝日休みになるので、まとまった連休が得られ易いメリットもある職業になります。

⑥:医薬品卸企業の場合

土日祝日休みが多いです。一般企業と同じ、暦通りの休日を取得出来ます。

時に営業所の当番で、土曜日や日曜日の勤務が発生しますが、代休として振替休みが可能な職場が多いです。

祝日やゴールデンウィーク、年末年始も基本的には休みになり、薬剤師が勤める職場の中でも安定した休みを取りやすい環境と言えるでしょう。

連休も取りやすく、有給休暇もしっかりと取得する事が出来るので、繁忙期以外ではプライベートも充実させる事が可能です。

医薬品卸の薬剤師については、以下のエントリーも合わせて参考にして下さい!

医薬品卸企業は、働き方改革にも順応性がある点が特徴になります。

 

薬剤師で土日休みが取り易い職場は?

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さて、土日休みが取り易い職場はどこなのでしょうか。以下に表にて、分かりやすくまとめてみました! 

  土日休みの取り易さ 特徴
病院 ★★★ ・土曜日に半日や1日勤務の職場もある
・日直で日曜日や祝日も勤務する場合がある
製薬企業 ★★★★ ・勉強会の企画によっては土日勤務が発生する場合がある
公務員 ★★★★★ ・病院勤務でなければ原則土日休み
医薬品卸企業 ★★★★★ ・営業所の勤務当番がなければ基本的に土日休み

上記から分かるように、病院、製薬企業、公務員、医薬品卸企業の4つの職場は、土日休みが取り易いです。

最も土日休みが取りやすいのは職業は公務員になり、公務員の病院勤めでなければ基本的に土日休みは確定しており、完全週休2日制で、連休も取りやすい環境と言えるでしょう。

反対に規模によって休みが取りにくかったり、変則的になる職場が病院勤務です。

例えば、夜勤や当直がない病院や、救急の受け入れを行っていない病院では安定して土日の休みを確保する事が出来ますが、夜勤や当直があり、薬剤師不足に陥っている病院では10連勤以上働くケースもあります。

その場合は土日ではなく、平日休みに代休が発生する事になります。

しかし、病院によっては代休ではなく、休日出勤手当として、休みがお金に変わる事もあるので、入社前には気を付けておきたいポイントになります!

 

薬剤師で休みが少ない方におすすめの対処法!

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休みが少なく、困っている薬剤師に向けて、以下におすすめの方法を記載していきます。

①:まずは信頼関係を構築すること

上司の協力を得て、会社を良くしていきたいという考えを、お互いに共有し、少しずつ環境を変える方法になります。

信頼関係の無いまま「休みを増やして下さい」と伝えても、上手くいく可能性は低いです。

出来れば1年以上、共に仕事をし、上司から「会社にとって必要不可欠な薬剤師」と思われるように、職場内でいつでも結果を出せる薬剤師を目指してみて下さい。

その上で、休みを申告すれば、上司も無碍に断ることができず、普段よりもずっと休暇を取得しやすくなるはずです!

②:発言権の強い上司に申告する

どの上司に休みを申告するのかも大切で、発言力の弱い上司に申告しても、意見を上へと吸い上げる事が出来ません。

おすすめは社長の右腕で、部長クラスの人材になります。

時に社長と部長の関係が悪いケースもありますが、部長を慕っている薬剤師が数多くいる場合、大きな力となってトップへと申告してくれるはずです!

余りにも組織が大きいと難易度が高くなりますが、比較的に小さな規模の会社で、休暇の申告が反映されやすい方法になります。

③:代休を本部に交渉する

中規模以下の企業に勤める薬剤師におすすめの対処法になります。

特に代休が発生しない職場で、代休手当になっている職場では、本部へ直接交渉する事をおすすめします。

意見箱に報告する事とは異なり、休みに対しての証拠や法的な根拠を準備してから交渉を行うと良い結果が得られるはずです。

具体的には年間休日の計算と適切な残業代が支払われているかを考える必要があります。年間休日が105日以下で残業手当が支払われていない場合には、記録として残しておく事がベターです。

本部と話し合いの場を設けさせてもらえないケースも出てくるので、事前に本部に話し合いの場を設けてもらう様に、上司から伝えてもらう事も視野に入れて下さい。

また、本部に1人乗り込んでも相手にされない可能性があります。当日は迷惑がかからない程度の仲間と一緒に挑むべきです。

労力はかかりますが、大元をおさえて代休を提案する対処法になります。

④:労働基準監督署に報告する

物的な証拠がありながらも、上司や本部が動いてくれない場合には労働基準監督署に通報をする事を視野に入れましょう。

労働基準関係では、電話で訴えるパターンと、メール窓口での報告フォームから訴えるパターン、直接報告をする3つのパターンがあります。

報告時には、事前に事業所の正式な場所や名称、番地やビルの氏名などを詳細に提示する必要があります。

他にも、現場で働く人数や労働時間なども分かるタイムカードやシフト表、会社の労働規約や自身の給料明細など証拠物を示せると、より効果的に動いてくれます。

大手企業であればあるほど、影響も大きくなるので経営陣のとして痛手となるはずです。

報告者に対しても具体的なアドバイスを提示される事もあり、必ず休みが増える訳ではありませんが、休日が法的にも少ない場合には知っておきたい対処法になります。

⑤:弁護士に相談してみる

休みが少ない状態で働いているので、労働基準監督署へ報告する時間が作れないと感じる方には、弁護士を介して報告する方法もあります。

デメリットは手数料がかかってしまう点になるので、金銭的に余裕を持つ必要があるでしょう。

その道のプロに任せるので、本気で会社から休みを増やしたいと考えている薬剤師にとっては、安心してお願いが出来るはずです。

会社がどのように休みを減らしているのか、雇用契約の内容と現場の休みを比べた時にどの程度、矛盾があるのかなど状況を確認して、弁護士に伝える必要があります。

弁護士に頼りっぱなしになるのではなく、労働基準監督署に提出する資料を集めることは、事前にしておくと良いでしょう。

⑥:大手企業に転職を考える

「逃げるが恥だが役に立つ!」と言うように、今の現状から抜け出す対処法の1つです。

一概には言えませんが、薬剤師の場合、小中規模の企業でブラックな環境のケースが目立ちます。

特に薬剤師不足で悩む僻地であったり、パワハラ上司がずっと在籍している企業では、離職率も高い傾向になります。

逆に、大手企業では、働き方改革の一環である残業の軽減を掲げている企業もあり、管理職にならなければ、休みに関してはホワイトな会社が多いです。

個人薬局で1人薬剤師にならない体制で、応援やフォローがある職場を探せば、休みも現状よりも増やす事が出来るはずです。

周りの薬剤師の知人にも職場の相談をしても良いですし、転職エージェントを利用して「年間休日が120日以上」ある職場を探していると、伝えても問題ありません。

今の環境を飛び出す勇気も1つの解決方法になるでしょう。

 

薬剤師で休みが少ない方が利用するべき転職サイト!

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休みが少なく、真剣に転職を考えている薬剤師に向けて、おすすめの転職サイトを紹介していきます!

どれも私が利用したことがあるサイトばかりなので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです!

①:薬キャリ

知名度が高く、現役薬剤師も多く登録をしている転職エージェントになります。

転職を考える上で、自身で優先事項が決まっている方には、ストレスなく次の職場を見つける事が可能です。

休みが少ない状況を考えて、今後は家族との時間をもっと過ごしたいと思う薬剤師には、特におすすめです!

また、契約社員として週3、4回だけ仕事を行える求人や、定時上りの正社員求人、派遣薬剤師として残業を極力しない働き方も探す事が出来ますす。

全国どこでも求人を見つける事が出来る点も、地方に住む薬剤師にもマッチしています。

薬キャリの評判をより詳しく知りたい方は、以下の個別エントリーを参考にして下さい!

休みをどうにか改善したい薬剤師は是非活用したいエージェントになります。

②:マイナビ薬剤師

大手の実績とコンサル面の総合力が高い、薬剤師向けの転職エージェントになります。

コンサルタントは転職初心者に対して抜群のキャリアアドバイスをしてくれたり、注意するべきブラック企業の特徴を掴んでいる点が強みになります。

マイナビ薬剤師では大手の企業を提案する事が出来るので、福利厚生で休みを重視している会社を紹介する事が出来ます。

具体的に「有給休暇の取得率を教えて欲しい」と希望する企業を指名しても、問題なく対応してくれます。

仕事を続ける上で利用者の求める項目をシートに書き出すので、客観的に優先事項を確認する事も出来ます。

マイナビ薬剤師の評判については、以下の個別記事でも記載しているので、合わせてお読みください!

親身になってくれるコンサルタントに今勤めている会社の現状を相談すると、新しい発見が出来るはずです。

③:リクナビ薬剤師

複数同時に面接を行う事が出来る、大手の転職エージェントになります。

休みが求人票に記載されていても、実際に現場の見学を行わないと、安心出来ない方もいるはず。

リクナビ薬剤師では、希望を出せば、職場の見学も行う事が可能です。

ブランクがある薬剤師に対しても面接対策や履歴書の記入方法もフォローが手厚い魅力があります。

特に企業に対しての見学では、会社の終了時刻近くに行くことで、残業が通常化している企業かどうかも把握出来るでしょう。

休みが少なくて、動きが取りにくい薬剤師に対しては2、3社であれば同日に面談をする事が可能です。

リクナビ薬剤師の評判については、以下も参考にして下さい!

時間がない方にとっては、おすすめ出来るエージェントになります。

 

まとめ

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございます!

近年は「早く帰宅したい」、「休みを多く欲しい」と、いった新入社員の傾向が強いと感じています。

現場でもプライベートを充実させたい薬剤師はいますし、私も家族との時間を出来るだけ多く過ごしたいと思っています。

薬剤師の働き方では週1.5日の休みや週2.5日、週3日と、休みに幅をきかせながら働く事が可能です。

自分の裁量で休みなく働く事も出来ますし、少し疲れてしまった時にはパートや派遣薬剤師の単発の仕事で、部分的に働く事も容易です。

自分自身は何の為に働いているのか?を常に客観視してキャリアを形成していけば、きっと自分の理想や条件に合った働き方が見つかると思います。

  • 土日休みの多い職場は公務員医薬品卸企業を狙う事
  • 休みが少ない薬剤師は、現状を打破する為に情報収集や行動を起こす事
  • 体調が悪化する可能性がある職場では、逃げる事も大切である事

上記をヒントにして、今後の働き方を検討して頂ければ幸いです。

少しでも薬剤師の休みに関して理解が深まってもらえれば嬉しいです。

それでは、また!

 

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