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薬剤師の平均年収は?職場別・地域別で一挙紹介!

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今回の記事では、薬剤師の平均年収について、男女別、職場別、また地域別で詳細に説明していきます!

自身が貰っている年収が、平均と比較してどう異なるのか気になる薬剤師や、年収の高い職場を知りたい薬剤師は、ぜひ参考にして頂ければ幸いです!

以下、目次となります。 

目次

 

男性薬剤師の平均年収はどれくらいなの?年齢別で紹介!

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男性薬剤師の平均年収は、年齢ごとにどのように変化していくのでしょうか。

政府の統計情報を参考に、以下の表にまとめてみました!

 年齢 20~29歳 30~39歳 40歳~49歳 50~59歳 60~69歳
平均年収(単位:万) 408 625 703 624 554

(参考:政府統計の総合窓口

男性薬剤師の場合は、1つの企業で正社員としてキャリア形成をしたり、転職により自身の市場価値を上げて平均年収を上げる方が多い印象です。

男性薬剤師の雇用形態はパートよりも正社員が多い傾向ですが、中には若くして派遣薬剤師として働いていたり、30代で独立をして年収が1000万円を超える薬剤師も存在しています。

男性薬剤師で最も年収が高くなる年齢は40歳~49歳の頃で、エリアを統括する役職に就いていたり、管理職として会社のマネジメント業務と業績を考える立場になっている方も出てきます。

40歳からでも資金と縁があり、法人化をしている薬剤師もいる事でしょう。

50歳を超えると製薬企業から調剤薬局未経験の薬剤師が転職を考えているケースや、企業が支払う事が出来る年収の上限に達してしまい、キャパオーバーになってしまう可能性も考えなければいけません。

男性正社員でも管理職と現場仕事と両極端に別れて、年収が上がる薬剤師とそうでない薬剤師と差が出る年代です。60歳からは正社員からパートに雇用形態を変更したり、定年後に週2、3回の勤務に減らす薬剤師がいるので、平均年収が下がります。 

私は現在30代で、会社から年収700万円以上を貰っています。

 

女性薬剤師の平均年収はどれくらいなの?年齢別で紹介!

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では、女性薬剤師の平均年収は年代ごとで、どのように推移していくのでしょうか。

以下の表に平均値をまとめてみました!

 年齢 20~29歳 30~39歳 40歳~49歳 50~59歳 60~69歳
平均年収(単位:万) 417 516 571 604 555

(参考:政府統計の総合窓口

男性薬剤師とは異なり、ライフイベントが発生するケースが多いのが女性薬剤師になります。

女性薬剤師の平均年収は結婚から産休までの間は、どうしても稼ぎが少なくなるので、生涯年収が下がります。子育てをある程度終えると、正社員で管理薬剤師やエリアマネージャーとして働く事が十分出来ます。

年収も一般職に比べると高い金額を手にする事が可能な職業です。特徴として50歳~59歳の層が最も平均年収が高い点が挙げられます。

私の周りにもいますが、女性薬剤師でも1店舗の個人薬局を経営をして、上手く軌道に乗せている薬剤師もいます。

独立をしていなくても大手の企業でキャリアを積めば、年収600万円の壁を突破するはさほど難しくありません。子供が小学生や中学生くらいになる年齢の30代後半や40代で職場復帰をして、正社員として勤務する事も可能です。

もちろんパートの薬剤師でも月に20万円程度、年収にして360万円は十分に狙える働き方も多いです。

派遣薬剤師のスポット勤務や週に2、3回勤務を行っているママ薬剤師は一定数いますが、必然的に正社員とは年収が劣ってしまうので、女性薬剤師よりも男性薬剤師の方が高年収という結果になっています。 

 

薬剤師の職場別の平均年収は?

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 薬剤師の職場ごとの平均年収は、どのようになっているのでしょうか。

以下、厚生労働省が提示している、賃金構造基本統計調査を参考に、薬剤師の職種ごとにグラフにまとめました! 

薬剤師の職場別の平均年収

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(参考:平成29年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省

また、上記を詳細な数値で見たい方は、以下の表を参考にして下さい!

 職場(職種) 平均年収
製薬企業の薬剤師(MRなど) 約750万円
大学教員 約700万円
ドラッグストアの薬剤師 約580万円
調剤薬局の薬剤師 約550万円
予備校講師 約550万円
CRO 約550万円
公務員薬剤師 約500万円
医薬品卸企業の薬剤師 約480万円
病院薬剤師 約450万円

以下の見出しで、それぞれの職種の平均年収について、詳細に解説していきます!

1位:製薬企業の薬剤師の平均年収

薬剤師の中で最も平均年収が高い職種が製薬企業になります。

後発品メーカーはあまり年収が期待出来ませんが、先発品メーカーでは平均年収が1000万円を超える企業も存在しています。

特に製薬企業は福利厚生が手厚く、家賃補助、手当の支給が大きい為、年収が他の職種と比べて高い傾向になっています。

ボーナスも大きい点が特徴で、先発メーカーの中にはボーナスが6ヶ月以上支給される場合があり、平均年収を押し上げている1つの要因になっています。

異動によって住む場所を変更しなくてはいけないデメリットはありますが、薬剤師を目指す方で、高収入を得たいと考えている方にとっては最初に選択をする職種と言えるでしょう!

より詳細については、以下のMRについて記載したエントリーも合わせて参考にして下さい。

2位:大学職員の平均年収

大学の教授クラスになると、年収1000万円以上を目指す事が可能です。教授になるには実力と研究テーマはもちろんの事、ある程度の運も持ち合わせていなければいけません。

年収目的で教授を目指す行為はおすすめしませんし、なりたいと思ってもなれるポジションではないと考えた方が無難です。

大学教員は大学院まで進学をして、学位を取得する必要があります。国立や私立によっても年収は異なりますが、どちらも年収が600万円からスタートするという事はありません。

准教授までキャリアを形成すると平均年収の700万円まで到達する可能性は高くなります。しかし助教や講師の歴が長い方は平均年収に届かないケースも出てくるでしょう。

3位:ドラッグストアの薬剤師の平均年収

調剤薬局と比べると平均年収が高くなっているのが、ドラッグストアに勤務する薬剤師になります。

平均年収は約580万円になり、新卒でも年収500万円を目指す事が出来る人気の職種です。年間休日が少ないので労働時間や勤務日数は多いのですが、大手だと1分毎に残業手当が出る会社もありますし、福利厚生や薬剤師手当もしっかりと付きます。

店長になると年収600万円も手が届く領域になり、昇格のスピードも3年から5年以内に行われる事が多いです。

薬学部を卒業すると殆どが調剤薬局、病院、ドラッグストアのいずれかに就職をする事が多いのですが、その3つの就職先の中で、最も平均年収が高く、キャリアと役職で将来的にも年収800万円に手が届きやすい働き方になります。

ドラッグストアの薬剤師については、以下のエントリーも参考にして下さい!

4位:調剤薬局薬剤師の平均年収

会社の規模や役職によって平均年収は異なりますが、調剤薬局の平均年収はおおよそ550万円前後に落ち着きます。

大手企業の若手薬剤師では年収400万円と低めになる反面、個人薬局や小規模薬局で人手が足りていないエリアでは、20代でも年収600万円を超える働き方も可能で、勤める企業によって差が開きやすい職種と言えます。

管理薬剤師になると調剤薬局の平均年収に近付き、更に上のキャリアである、エリアマネージャーや本社で企画担当や立ち上げの責任者になると、大きく年収アップが期待出来る職種です。

薬剤師が勤める職場の中でも最も就職口が多く、求められるスキルも一般の薬剤師業務が出来れば、比較的負担が少ない環境で、平均年収に近付く事が出来る職種と言えるでしょう。

調剤薬局薬剤師については、以下の記事にも詳細を記載しているので、合わせて参考にして下さい!

5位:予備校講師の平均年収

労働時間や出張時間が長い働き方で、残業手当や出張費の支給により、若くても平均年収500万円に到達出来る働き方になります。

大手予備校に勤めてる薬剤師は3年目にして手取りで40万円前後稼いでいました。ボーナスを合わせると年収500万円前後と、比較的に年収が高い職種になります。

小規模の予備校では福利厚生が弱くなってしまう可能性があり、年収にも影響が出る可能性を考えなければいけません。

しかし、殆どの薬剤師は有名どころの予備校で働いていて、薬剤師が働く職種の中では平均年収は手に入れる事が可能な働き方になります。

6位:CROの平均年収

新卒では年収が400万円以下になる事がありますが、役職が付く年齢では、年収700万円も可能な職種になります。

薬剤師の転職サイトでは、年収600万円前後の求人を見つける事は可能です。しかし未経験者では転職する事が難しく、新卒から経験を積まなければ年収は確約されませんし、役職者にならなければ満足する年収には到達する事は難しいです。

また、薬剤師以外でも看護師など他のコメディカルも従事する事が出来、希少性も高くはありません。飛び抜けて大きな年収を得る事は一握りで、薬剤師の働き方の中では平均的な年収と言えるでしょう!

CROの詳細については、以下の記事も参考にして下さい!

残業も多い部署もある為、残業代が出る事で平均年収が上がっている方もいます。

7位:公務員薬剤師の平均年収

薬剤師でも公務員は年功序列の色が強く、勤務年数で年収が変わる働き方になります。

20代、30代では大きな年収になる事はありませんので、若い時期に他の薬剤師と比べてしまうと、年収の差に愕然としてしまうことでしょう。

勤務する都道府県によって、差はありますが35歳で年収500万円が妥当なラインです。

もちろんキャリアを積んで、課長や部長のポジションになれば年収600万円以上は狙えます。しかし、働いている全員がポストをおさえる事は出来ませんので注意が必要です。

40歳を境に年収に差が出始めて、若い時に異なる業界で働く薬剤師と稼ぎを比較してしまうと、年収が少ないと感じてしまうことでしょう。

地方公務員よりも厚生労働省など国家公務員の方が狭き門になるので、平均年収も後半にグッと上がります。部署によっては残業を余儀なくされますが、しっかりと残業代が付くので平均よりも稼いでいる薬剤師も存在しています。

公務員薬剤師の詳細については、以下のエントリーも参考にして下さい!

8位:医薬品卸企業の薬剤師

医薬品卸の薬剤師は、大手企業であっても薬剤師手当が少額である点と、初任給が低い点が特徴です。

平均年収は480万円前後になり、周りと比べると満足する年収とは言えないでしょう。

営業所で勤務従事する管理薬剤師の中には、定年を終えて勤務している年配の薬剤師の方も一定数存在しています。60代を超えた年収は決して高くありません。エリアによりますが700万円以上の年収は、難しい職種になります。

新卒でDI業務や取引先への資料制作に関わると年齢とキャリアと共に安定した昇給を望めますが、卸企業が薬剤師の新卒を多く採用していなかったりと、薬剤師の中でも働き方がレアな職種になります。

医薬品卸の薬剤師の働き方については、以下の記事も参考にして下さい!

基本的に残業を行わない様に徹底していて、残業代も期待しにくい職種になるでしょう!

9位:病院薬剤師の平均年収

薬剤師が勤める職種の中で、最も年収が低い傾向であるのが病院勤務になります。

私は新卒で急性期病院に勤めましたが、1年目が300万円前半、ボーナスが支給される2年目以降も平均年収である450万円に達する事がありませんでした。

ところが勤務する病院でも残業が多い職場では年収500万円に到達する事もあります。

その他にもボーナスが6ヵ月分出る病院もあり、そうすると平均年収の450万円を超える病院ももちろんあります。

業績は病院によって異なり、黒字であればボーナスも弾む事がありますが、赤字の病院ではボーナスの支給がストップしてしまう病院もあるので、年収にも大きな影響を与えます。

薬局長になれば年収600万円を超える働き方が可能ですが、仕事が多くて、割に合わないという意見も耳にします。

薬局長になる前に中間層が転職をしたり、医師と共に独立する事も視野に入れて年収アップを狙うケースも珍しくありません。

奨学金をフルで借りている場合は病院の選択肢を予め除外している薬学生もいるはずです。

私の実体験で転職活動時期に年収700万円まで支給可能な病院を見つける事が出来ましたが、役職が薬局長で、面談や能力に応じて年収が決まる方針になっていました。

病院薬剤師の詳細については、以下も合わせてご一読下さい!

病院は薬剤師の中でも生涯年収が低い働き方になるでしょう。

 

地域別の薬剤師の平均年収は?

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上記では、職場ごとの薬剤師の平均年収について言及しましたが、本項では、地域別の薬剤師の平均年収について説明していきます。

以下、地域別の薬剤師の平均年収をまとめた表になります。

地域別の薬剤師の平均年収

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(参考:平成29年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省

以下、見出しでエリア別に平均年収の詳細を見ていきましょう!

①:北海道エリアの薬剤師の平均年収

 都道府県 北海道
平均年収(万円) 516

北海道の平均年収は516万円になります。地域別に見ると全国平均の年収543万円よりも低い位置しているエリアです。

人口は札幌市が多く、薬剤師数も都心ほど集まりやすい地域になります。北海道の中でもあまりにも離れたエリアでは薬剤師が不足しているケースがあり、働く場所によっては高年収で働く事が出来る点は特徴があります。

遠隔地手当が支給される場合もありますし、派遣薬剤師の求人も繁忙期には募集が出る地域です。あるエリアでは派遣薬剤師の時給が4000円を超える求人もあります。

北海道では都市部の平均年収と過疎地の平均年収では差がある事を認識すると良いでしょう。 

②:東北エリアの薬剤師の平均年収

 都道府県 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島
平均年収(万円) 669 521 470 547 497 529

東北地域の平均年収は538万円になります。

県としては青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県が挙げられます。東北地方の中では青森県がダントツに平均年収が高く、600万円を超えている事が分かります。

需要と供給のバランスが崩れていて、薬局が多いのにも関わらず、薬剤師数が足りないという問題が発生している県になっています。

東北地方もエリアによっては薬剤師が不足している点が問題です。どの県でも常に人手を欲している企業があり、大手調剤薬局もM&Aを積極的に行っているエリアになります。

薬剤師の業界では、大手の方が中小企業よりも平均年収が低くなる傾向があり、参入のバランスで全国平均の年収と同様になっていると考えられます。 

③:南関東エリアの薬剤師の平均年収

 都道府県 埼玉 千葉 東京 神奈川
平均年収(万円) 533 519 569 532

南関東地域の平均年収は538万円になります。都県は埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県になり東北地域と同じ平均年収です。

特徴として各都県のバラツキは少ない事がわかります。南関東は薬局数と薬剤師数のバランスが一定していて、全国的にも人気のエリアです。

特に都心では企業の本社が多く管理職の薬剤師が多い為、平均年収が高くなっています。ベッドタウンであるその他の県も一定の年収を推移していて、薬剤師の需要は比較的に間に合っている印象です。

派遣薬剤師やパート薬剤師にとっても人気の地域で、薬剤師数が多い為、人気エリアでは時給が2000円を下回る場合もあります。

正社員とパート、アルバイト間で差が開きやすい地域とも呼べる事でしょう。 

④:北関東・甲信エリアの薬剤師の平均年収

 都道府県 茨城 栃木 群馬 山梨 長野
平均年収(万円) 522 655 548 509 543

北関東・甲信の平均年収は555万円になります。

県は茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、長野県で地域別では第3位になり、平均年収が高い地域だと分かります。

栃木、群馬、長野では合わせて薬学部が2つしか設立していないので、薬学生の育成や薬剤師の確保が難しい地域です。

需要に合わせた年収の微増も特徴で、友人の薬剤師は20代後半で年収700万円を超える方もいます。

地元の薬剤師以外では、地域密着型の企業へ就職をする方が少ない状況で、年収を上げないと薬剤師が集まらない点が平均年収を上げている要因になります。

薬学部の数が少ないエリアでは、平均年収にも影響を与えます。 

⑤:北陸エリアの薬剤師の平均年収

 都道府県 新潟 富山 石川 福井
平均年収(万円) 480 502 477 534

北陸地方の平均年収は498万円になります。県は新潟県、富山県、石川県、福井県の4つです。

全国平均年収よりも低い年収になり、新潟県と石川県に関しては年収500万円を下回っている事が分かります。

薬剤師の需要と供給のバランスが保たれている地域になりますが、北陸エリアでは残業時間の少なさが目立ち、「労働時間の減少」が平均年収を下げている要因の1つになっています。

北陸で働く薬剤師の友人に話を聞いてみると、決して安い給料で働いてる訳ではありませんでした。正社員ではボーナスも支給がありますし、パートや派遣薬剤師も時給が特別に低いという訳ではありません。

働き方改革の残業削減もありますが、労働時間によっても平均年収が左右される良い例と言えるでしょう。

⑥:東海エリアの薬剤師の平均年収

 都道府県 岐阜 静岡 愛知 三重
平均年収(万円) 531 684 531 434

東海地域の平均年収は545万円になります。岐阜県、静岡県、愛知県、三重県の4つの県で計算しています。

三重県と静岡県を比較してみると年収が200万円以上の差が出来ている点が特徴です。

静岡県では派遣薬剤師の求人も多く、半島などあまり人が行きたがらないエリアでは時給が跳ね上がります。

愛知県でもエリアによって年収に差があり、都心部では年収500万円が相場でも、少しエリアを拡大すると年収600万円以上の求人を容易に探す事が可能です。

静岡県が平均年収を上げていて、全国平均よりもやや高い年収の地域と言えるエリアと言えます。 

⑦:近畿エリアの薬剤師の平均年収

 都道府県 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山
平均年収(万円) 486 483 509 574 776 530

近畿地域の平均年収は559万円になります。滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県の6つの府県で、全国エリアで最も平均年収が高い結果になりました。

特に奈良県は、全都道府県の中でNo1の平均年収になります。奈良県では現場で働く薬剤師の数が足りていない状況で、薬剤師における需要と供給のバランスが崩壊している点が要因と言えるでしょう。

他にも奈良県は薬学部が設置していない県になり、薬剤師が集まってくる事も難しいと予想されます。

もちろん京都や和歌山のアクセスが悪いエリアでは年収が高い求人もあり、近畿でも平均年収はバラツキがあります。

大阪は派遣薬剤師やパートの時給はやや低く、全国平均よりも低い値になっています。 

⑧:中国エリアの薬剤師の平均年収

 都道府県 鳥取 島根 岡山 広島 山口
平均年収(万円) 499 647 491 593 559

中国エリアの平均年収は557万円になります。鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県の5つの県から成るエリアで全国平均年収よりも高い年収で、地域別で見ると第2位に位置しています。

5つの県の内、3つの県が全国平均を上回っていて、労働時間の増加や薬剤師が不足している地域である事が要因になっていると考えられます。

薬剤師の平均年齢も関係していて、若手が集まらないエリアでは必然的に年収も高くなり、統計結果では、広島の平均年齢が45.5歳、山口が41.8歳と他の地域と比べると年齢が高い薬剤師が働いている点も特徴です。

全国的にも見ても平均年収が高いエリアになるので高年収を目指すのであれば、視野に入れたいエリアになるでしょう! 

⑨:四国エリアの薬剤師の平均年収

 都道府県 徳島 香川 愛媛 高知
平均年収(万円) 478 510 623 543

四国エリアの平均年収は538万円になります。徳島県、香川県、愛媛県、高知県になり、全国平均よりもやや低い年収になっています。

徳島には私立の薬学部があり、薬学生の積極的な受け入れや、そのまま地元エリアで働く薬剤師が一定数存在しています。

四国の学生から入学を受けやすい点も、薬剤師の確保に繋がっていてるはずです。結果的に徳島では薬剤師数が多く、薬局や病院などの職場がそこまで多くない点も年収が高くないポイントになります。

愛媛県は薬剤師数の不足と労働時間、薬剤師の平均年齢どれも少し高い値を出していて、平均年収も応じて上がっている結果が出ています。  

⑩:九州エリアの薬剤師の平均年収

 都道府県 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島
平均年収(万円) 531 519 535 513 569 489 626

九州地方の平均年収は540万円になります。福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県になりますが、鹿児島が626万円で宮崎が489万円と、平均年収の差が大き県もある地域になっています。

九州地方で最も薬剤師数が多い県は福岡になりますが、年収が全国に比べて低くなり過ぎていない点も特徴の1つです。

その他の県では薬剤師不足が目立ちます。九州全体の薬学部は大分、鹿児島がありませんので、薬剤師の供給が過熱しているエリアと言えます。

地元に根ざした薬局も多く、地元の薬剤師にとっては働きやすい地域と言えるとかもしれません。 

⑪:沖縄エリアの薬剤師の平均年収

 都道府県 沖縄
平均年収(万円) 507

沖縄の平均年収は507万円になります。人口当たりの薬剤師数が少ない点が特徴になりますが、平均年収は他の地域と比べると低い傾向になっています。

働いている年齢層がやや若い点が年収を下げている原因の1つで、他にも沖縄には薬学部がありませんので、地元の方は沖縄を出なければ薬剤師になる事が出来ない点もネックです。

沖縄県は労働における最低賃金が全国でもワーストクラスになっていて、薬剤師の時給に関しても時給が1800円~と本州に比べると低い設定になっています。

正社員も調剤薬局で年収450万円の求人があり、お世辞にも高年収とは言えないエリアになるでしょう。 

  

平均年収を上げたい薬剤師が利用するべき転職サイト!

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平均年収を上げたいと考えている薬剤師に、ぜひ利用してもらいたい転職サイトについて、本項では説明していきます。

どれも実際に私が利用したことがある転職サイトのため、参考にしてみて下さい!

①:ファルマスタッフ

キャリアを考慮して、高収入の求人を選抜してくれる力強い転職エージェントです。

業界に詳しいコンサルタントが各現場まで足を運んでいるので、年収を優先的に考えている薬剤師に合った、理想の職場を提案してくれます。

派遣薬剤師の求人も時給4000円オーバーや5000円の求人も見つける事が出来ますので、働き方を問わずに平均年収を上げたいと思っている薬剤師にピッタリな企業になります。

実際にコンサルタントに相談した時には具体的に「年収を50万円上げる事が出来る」と自信を持って言われた事もあり、給料交渉も行ってくれるため、負担を少なくして転職に臨む事が可能です。

時にレアな求人も掲載しており、中でも年収1000万円の求人を発見した事がある、おすすめの転職エージェントになります!

より詳細について知りたい方は、以下のファルマスタッフの評判を書いた個別記事も参考にして下さい!

②:薬キャリ

薬剤師の転職エージェントの中でも、派遣薬剤師や契約社員における雇用形態で、高収入を目指す事が出来る企業になります。

派遣薬剤師のフォロー体制が抜群であったり、年収800万の契約社員の求人も揃っていた点が魅力的でした。

コンサルタントの相談していく中で、具体的な求人の提示をしてくれたり、レスポンスが迅速だったので、直ぐにでも転職を決意していたり、早めに次の職場を探している薬剤師にとってはおすすめの紹介会社になります。

雇用形態に応じたコンサルタントが在籍しており、現役薬剤師からの口コミや認知度が高い点も評価出来る企業と言えます。

より詳細については、以下の薬キャリの評判を書いた記事も参考にして下さい!

③:マイナビ薬剤師

薬剤師向けの大手転職エージェントで、コンサルタントが親身になって将来のキャリアプランや薬剤師としてのやりがいを提案してくれる、魅力的な企業になります。

経験値が高い薬剤師であったり、特別な資格を持ち合わせている薬剤師は、コンサルタントが年収交渉の材料にしてくれるので、利用時には包み隠さずにアピールすると、メリットが倍増します。

逆に転職を初めて行う方にもおすすめで、コンサルタントは利用者がどんな事を求めているのかを第一優先に考えてくれる点も良かったです。

より詳しい情報については、以下のマイナビ薬剤師の評判を記載した記事にもまとめているため、合わせてご一読下さい!

マイナビ薬剤師は古くから企業との繋がりと実績があり、総合力の高い転職エージェントになります。

 

まとめ

ここまで読んで頂きまして、ありがとございます!

薬剤師の平均年収は地域における薬剤師数や労働時間の長さによって左右される事が分かりました。

その中でも特に薬剤師が行きたがらない僻地エリアであったり、首都からアクセスが悪い職場になると平均年収は上がる傾向と捉えていいでしょう。

現在の職種では最大どのくらいの年収になる見込みがあるのかを考えて、働く場所を掛け合わせると理想とする年収に近付けるかもしれません。

この記事を読んで少しでも何かの役に立てれば幸いです。

それでは、また! 

 

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