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薬剤師で年収900万突破!余裕で達成するための8個のコツ!

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今回は薬剤師で年収900万円を突破する方法について説明します!

薬剤師で年収をもっと上げたい!と考えている方はぜひ参考にしていただければ幸いです。

以下、目次となります。

目次

 

薬剤師で年収900万突破のコツ!8個紹介!

薬剤師で年収900万円を突破するための具体的なコツを、本項では説明します!

ぜひ、自分にあった方法を見つけてみて下さい。

①:サラリーマン+せどりで稼ぐ

サラリーマンとして働く薬剤師が年収アップを目指すには、休みを活用して「せどり」にチャレンジすると良いでしょう。

せどりはクレジットカード決済によるポイント付与を使用したり、商売の感性や知見が得られるのでおすすめです。

最初はベースとなる固定給料をアップさせることを考えて下さい。例えば薬局薬剤師もしくは、ドラッグストア薬剤師として、年収600万円から年収700万円の固定給料を目指します。

勤務期間としては5年目以降になります。そして残りの金額をせどりで稼いでいきます。

具体的に年間の粗利を200万円から300万円を出すようにせどりを行うには、地方の古本屋やお宝商品が多い大手量販店、家電屋に朝早くから購入することが必要になるでしょう。

流行ものを購入すると、長期的に考えて売れない商品も出てくるので、keepaを使ってAmazonの売れ筋商品を狙うことを忘れずに取り組むようにしましょう。

薬剤師であればサラリーマンとして働きながら、休みの日をせどりに専念することで、年収900万円は到達できます!

 

②:薬局のダブルワークをする

薬局薬剤師は働く場所が多く人材に困っているケースがあり、ダブルワークとしても需要がある働き方です。

特に土曜日の午前中と午後は薬局経営者が人出不足に悩む曜日となり、薬剤師自らが積極的に土曜日のスポットとして働けば、日当8,000円から1万6,000円程度稼ぐことが可能です。

また派遣薬剤師として働くと、日付指定や月に1回だけのスポットで働くことが出来るので知っておくと良いでしょう。

薬局によってはダブルワークを推奨していないところもあるので、雇用契約書など確認して副業をしても良いかの確認は必要です。

地方の薬局にいけばいくほど、薬剤師を探している企業は多いので、年収900万円を目指すためには、地方が有利といえます!

薬剤師のダブルワークについては、以下の記事にもまとめているため、ぜひ参考にしてください。

 

③:ラウンダー希望で転職をする

手っ取り早く年収をアップさせたい薬剤師の方は、人材紹介会社を利用して「ラウンダー」として働ける企業を選択して下さい。

ラウンダーは複数店舗を掛け持ちして働いたり、欠員が出た時に穴埋めとして都合良く勤務する薬剤師を指すことが多いです。

ラウンダーとして募集をしている企業はある程度の資産を持っているケースが多く、残業を気にしないで積極的に働いてくれる薬剤師を求めています。

転職サイトに登録する際にやりがいよりも年収を900万円まで上げたい旨を伝えると、紹介会社も限りなく協力をしてくれるので希望金額を明確に伝えることが大切です。

年齢が若くてもラウンダーなら700万円からの年収を提示することもあるので、ラウンダーという働き方は知っておいて損はないでしょう。

 

④:地方の高収入求人を探し続ける

薬剤師の求人の中で高年収の特徴は、地方案件であることが挙げられます。

特に薬学部がない県からエリアを絞って探すと年収900万円の隠れた非公開求人を見つけることが可能となります。

例えば、島根県や長野県など薬学部がないエリアは薬剤師を求めている企業が多いので、薬学部が設置していない県を選択すると良いでしょう。

また年収900万円の求人は滅多に発生することがありません。

根気良く探したり、複数の転職エージェントに登録をして、機会を待つ姿勢も大切です。

単発で求人を探して諦めるのではなく、年間を通じて転職対策を行ったり、キャリアアドバイザーとの関係を良好にして転職に望むことが重要となっていきます。

 

⑤:薬局経営をする

リスクを負って自分自身がオーナーになることで、上限なく年収をアップすることが可能です。

年収900万円の年収に到達するためには役員報酬を毎月75万円に設定する必要があり、薬局の処方箋枚数を計算して枚数アップをさせる必要があるでしょう。

つまり処方箋枚数の応需をたくさんすれば年収は900万円以上を目指せるわけです。

薬局経営はやりがいがある分、責任感や孤独との戦いになるので、誰にでもできる訳ではありませんが、チャレンジ精神とリスクヘッジができる薬剤師は是非取り組みたい方法となっています。

また、薬局経営のビジネスモデルは門前のクリニックが集客に強く人気であれば長く生き残れる業界になります。

薬局経営で年収900万円を目指すには新規の独立案件や、M&Aの選択肢も考えるなど選択肢をいくつも持っておく必要があるので、行動をしたりメンターとなる相談者を探すのもおすすめです。

以下の記事に薬剤師の独立・開業方法などについてまとめいるため、そちらも合わせて参考にしてください。

 

⑥:派遣薬剤師と成果報酬型の副業を組み合わせて働く

フルタイムで高時給の派遣薬剤師で働きながら、別の事業で大きな金額を得る方法になります。

派遣薬剤師ではMAX年収650万程度の収入が限度となり、年収900万円には届くことが出来ません。一方で別の事業をして副収入を得る方法を組み合わせて収入をアップさせることが大切です。

例えば、成果を出せばその分だけ報酬を得ることができる保険の営業や不動産購入の紹介、M&Aの紹介や代行も1つの選択肢となるでしょう。

 

⑦:中小企業のNo.2を目指す

薬局の店舗数が5店舗から100店舗未満の会社で、No.2のポジションを狙って昇給をしましょう。

年収900万円の働き方は社長の右腕的な立場で営業をして仕事を取っていくだけでなく、人的なマネジメントも含めて、ストレスがある程度かかる働き方です。

私の友達の中でも30代で会社のNo.2のポジションになり、年収が残業含めて900万円を突破した薬剤師もいます。

その薬剤師は県をまたいで店舗の応援をしたり、施設営業を自らして処方箋枚数獲得の結果を残している方でした。

1年間で結果を出すのではなく、長期間会社に貢献をして代表の信頼を得ていることが大きいと感じます。

大手企業では役職獲得のポジション争いがあるため、中小で伸びている会社に自分自身を投資して、代表の右腕になることで年収900万円を目指す方法です!

 

⑧:大手ドラッグストアで昇給をする

ドラッグストア薬剤師として、10年以上働いて昇給をする方法です。

年収900万円はエリアマネージャーで、人事配置や店舗応援など会社のまとめ担当である働き方をする必要があります。地元コースで安定をした働き方よりも、全国コースでどこでも異動が可能な働き方をするとドラッグストアでも昇給がしやすいです。

誰よりも結果を出して、役職を上げることを意識しましょう。

そして薬剤師手当に頼るだけでなく、基本給をアップさせることにより、ボーナスが弾むように仕事に精を出すことで年収900万円の大台を突破します。

ドラッグストアのポジション争いも激化してますが、安定して稼ぐことが出来るのでリスクなく年収900万円を目指せる方法と言えます!

 

薬剤師で年収900万を達成する際の注意点!

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薬剤師で年収900万円を目指す際に、注意してもらいたい点について、本項では説明していきます。

①:税負担をチェックする

年収が上がると所得税もアップすることをおさえておきましょう。税率は以下になります。

課税所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円超~330万円以下 10% 97,500円
330万円超~695万円以下 20% 42万7,500円
695万円超~900万円以下 23% 63万6,000円
900万円超~1,800万円以下 33% 153万6,000円
1,800万円~超4,000万円以下 40% 279万6,000円
4000万円超 45% 479万6,000円

上記を見ると、年収900万円は所得税が22%から33%にアップするので、所得に応じた税率を考慮する必要があります。

そして大きな買い物や貯金をしておかないと翌年の住民税の支払いに追われてしまったり、ある程度年間のキャッシュの流れを予想しておく必要があります。

手取りが多く入るから大きな買い物をし過ぎないように、資金を確認して計画性のある支出を心がけましょう。

 

②:リスクを負う自覚を持つ

年収900万円を超える働き方は、時間を犠牲にするか、ある程度金銭的にリスクを取って自分以外に仕事をさせるかなど、リスクを許容して動く仕組みを作る必要があります。

薬剤師は年収800万円は薬局勤務を経験年数20年ほどすれば達成が目指せる金額です。

しかし年収900万円を超えるためには、薬剤師として経営サイドに参入をするか、自分自身で事業を立ち上げるかなどをしなければいけません。

そうすると常に仕事に追われる立場になったり、時に家族と過ごす時間を減らすなど、なにかしらのリスクを追いながら働く必要があります。

その状態を超える人が年収900万円を超えるラインだと考えています。

 

③:病院薬剤師は年収900万円突破できない可能性がある

年収だけで考えると薬剤師は働く環境が大切です。常に会社や組織が売り上げを毎年アップさせているのかを考えて職場を選択しましょう。

例えば病院の多くは赤字経営と言われています。赤字であると残念ながら給料を多く貰うことが出来ません。

逆に毎年利益を出している調剤薬局やドラッグストアではボーナスも安定していますし、年収900万円を目指せる可能性はゼロではありません。

病院は医師や看護師にも給料を支払わなければいけませんし、薬剤師だけが高年収になれる状態ではない事実を知っておきましょう。

 

④:大手調剤薬局は年収900万円到達まで時間がかかる

大手調剤薬局は年収900万円を突破する可能性はあるものの、部長やエリアのトップ候補にならなければいけません。

年齢も40代後半から50代と新卒から働いても20年、30年ほど従事して会社の中である程度責任を任される、信頼されるポジションを勝ち取らなければいけません。

出世争いもありますし、政治力や根回しなどの準備が出来ない方はやや無謀かもしれません。

大手調剤薬局の方は出世争いのストレスを許容したり、年収900万円を突破するために時間がかかることを理解して仕事を行いましょう。

 

薬剤師で年収900万を突破する為に利用すべき転職サイト!

薬剤師で年収900万円を突破するために利用すべき転職サイトについて、本項では詳しく解説していきます!

①:マイナビ薬剤師

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マイナビ薬剤師は転職をはじめて行う薬剤師に対して、自己分析を含めた様々なフォローをしてくれる大手の転職エージェントです。

日本全国の求人をチェックすることが可能ですし、都心だけでなく地方求人にも強いのがマイナビ薬剤師の特徴です。

私も実際にマイナビ薬剤師を利用してみましたが、転職の正しい流れや退職時の注意点などを親切に教えてくれたのを覚えています。

マイナビ薬剤師の担当も対応が感じが良くて、キャリアアドバイザーはただ求人を横流しするだけでなく、転職がはじめての方の気持ちに寄り添ってくれる点が個人的にはおすすめでした。

以下の記事で、マイナビ薬剤師について詳しく解説しているため、ぜひ一読ください!

マイナビ薬剤師は初心者向けの転職サイトとして王道のNo,1評価を獲得している転職サイトです。

 

②:ファルマスタッフ

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ファルマスタッフは日本調剤系列の転職サイトです。ですが日本調剤に無理に転職を勧めるのではありません。

正社員求人、パート求人、派遣薬剤師や契約社員など複数の雇用形態の中からマッチした求人を提案してくれる点が良かったです。

私が担当をしてくれた方は本音で薬局業界の未来を話してくれたり、企業を選ぶ際の注意点などを具体的に話してくれた点が信頼をできると感じたポイントでした。

ファルマスタッフは担当者が薬局の仕組みを理解しているため、第二新卒など働いてから次のステップを目指す若手薬剤師におすすめのエージェントと言えるでしょう。

ファルマスタッフの登録方法などについては、以下を参考にしてください。

他、DI業務や企業などの求人にも対応してくれます。

 

③:ファーマキャリア

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高年収や好条件を目指す転職をする場合には、薬剤師専門のファーマキャリアはうってつけです。

なぜなら高年収をキャリアアドバイザーがプッシュしてくれますし、交渉もして内定を手伝ってくれるからです。

私を担当をしたキャリアアドバイザーはエリアの中で最も好条件の求人を2つ提示してくれて、年収800万円だったのを鮮明に覚えています。

以下の記事にファーマキャリアの登録方法や注意点などをまとめているため、ぜひ参考にしてください。

 

④:薬キャリ

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全国各地でスピード対応の転職を実施できるのが薬キャリです。

コンサルタントからは電話だけの対応になり、直接会って話すことがありません。その分求人の提案は非常に速くて、マッチすれば1週間で内定を獲得することが可能となります。

また、派遣薬剤師の働き方や福利厚生が整っているので、派遣薬剤師として年収を上げたい薬剤師は向いている転職サイトと言えるでしょう。

以下、薬キャリの登録方法や口コミなどをまとめているため、参考にしてください。

年収900万円の求人を長期的に待って探してみるのもおすすめです。

 

まとめ

年収900万円の求人はなかなか発生しないのが現実です。

しかし、自分自身で稼働時間を増やしたり、事業を開始してリスクをある程度取ることで年収900万円は目指すことが可能だと感じました。

他責思考よりも自責思考の薬剤師はこれからも求められますし、薬局のオーナーもそういった薬剤師には年収900万円を提示したいと思うはずです。

価値ある薬剤師を目指してスキルアップや自己投資に励んで年収900万円を目指しましょう!

全国の年収900万円を目指したい薬剤師に、少しでも届いてくれたら嬉しいです。

それではまた!