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薬剤師の残業は長い?職場ごとの傾向や残業代について語る!

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今回は薬剤師の残業について、その実態や残業代などを、現役薬剤師の私が体験談と共に語ります!

薬剤師で、残業が多く困っている方や、残業が少ない職場の上手い探し方を知りたい薬剤師の方は是非参考にして頂ければ幸いです!

以下、目次となります。

目次

 

薬剤師で残業が多い職場はどこ?

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薬剤師で残業が多い職場はどこなのでしょうか。企業や部署によりもちろん残業時間は異なりますが、その中でも比較的に残業が多い職場について、以下にピックアップしていきます!

1.製薬会社の薬剤師の残業

薬剤師が働く職業の内で、群を抜いて残業が長いのが、製薬企業に勤めるMRです。

朝が早く、エリアの医薬品卸企業の朝礼に間に合う様に支度を行います。メールの確認、仕事の優先順位の確認、訪問先への課題や勉強会の資料準備など、業務内容は非常に多いです。

また、プレゼンの準備は事前に済ませておく必要はあり、前日に夜遅くまでサービス残業をして用意する場合もあります。

さらに、最も残業として行わなければいけない仕事が、夕方からの勉強会と土日に行われる勉強会になります。

製薬企業が協賛となり、有名な医師が講演、Webセミナーなどで全国の医療従事者に勉強会を行うのですが、場所のセッティングから弁当の手配、事前準備やクロージングなど製薬企業に勤めるMRが行う仕事は多くあります。

夕方から始まる勉強会は基本的に19時か20時までには終了になりますが、その後の会場の戸締りなどを行わなければいけません。

現場で働くMRに確認しましたが、これらの勉強会のセッティングから終了までは、ほとんどがサービス残業になる様で、残業が付かない仕事がとても多いです。

多くの給料を貰っている背景には、長時間労働が軸となっているからだと感じました。

夜のお付き合いも減っているご時世ですが、まだまだ接待は残っている業界であり、終電近くまで1日を過ごす事は普通と思っていいでしょう。

企業専用の携帯電話も常に意識しておく必要がある、非常に大変な職場です。 

2.調剤薬局の薬剤師の残業

エリアや各企業の方針、時期によって残業時間や残業の割合は異なりますが、全体を通して残業が日常化している職種になります。

現在、大手調剤薬局を始め、多くの企業が残業削減を目指せと現場に命じています。具体的には月の残業時間を30時間以内に減らすことや、もっと現場を効率化させるような環境作りを実践する事、また、忙しくない日には、管理薬剤師が午後から他のスタッフを帰宅させて、勤務時間を調節したりと、細かく管理している企業が多いです。

棚卸しの時期や、体調が崩しやすい季節の変わり目では、いつもよりも患者数が増えて、薬歴を記載するために薬局を閉めた後も3時間程残って残業を行う店舗もあります。酷い場合、棚卸しの月に深夜まで残って残業をする薬局もあるようです。

残業が多い調剤薬局の薬剤師の特徴としては、人手不足が原因として挙げられます。

突如、退職してしまう薬剤師もいますし、他店舗が人数不足で応援に向かわなければいけない状況で、いつもは残業が1時間であるのに、残業が毎日2時間に増えてしまったりと原因は様々です。

また、来客する患者数が多ければ必然的に残業が多くなります。門前薬局ではクリニックの人気度や科によっても処方が重かったり、単純に調剤出来る内容の処方であったりと、こちらも様々な残業の要因が挙げられます。

逆に、残業が全くない調剤薬局も存在します。現在私が勤めている調剤薬局では月の残業時間が3時間もない超絶ホワイトな職場になっています。

門前の医師が終業時間の10分前にクリニックを閉める方針になっていて、それに沿って薬局も閉店準備を行っています。

患者さんが立て続けに来客する事もありますが、定時帰宅を目標としているので、数名分薬歴記載が残っていた場合でも次の日にまわして、残業がない様に調節しています。

もし、自分の薬局がやたらに残業が多いと感じたら、他の企業や店舗を気にしてみてもいいかもしれません!

3.病院薬剤師の残業

こちらも病院の規模や方針によって残業時間は異なりますが、院内処方が多く、薬剤師が不足しており、1人当たりの薬剤師が多くの病棟を担当している場合には、基本的に定時に帰宅する事が出来ないと考えていいでしょう。

しかし、小規模な病院でベット数も少なく、ほとんどが院外処方として実施している病院の場合、残業は1日1時間程度と19時までに帰宅出来ます。

19時までには病棟業務も終わらせる事が出来ますが、不意に上司から会議に出てくれと言われたり、病院の運用を考えるなど小さな案件から大きな案件まで仕事が増える事があり、年代や役職によって残業する機会が異なります。

私が勤めていた病院では1、2年目は基本的に毎日1時間程度の残業があり、半分サービス残業で半分残業手当が付く病院でした。

3年目以降から病棟業務や会議、学会発表に業務の導線を改善する案を考えるなどの仕事が増えていきましたので、平均すると毎日3時間は残業していて20時頃の帰宅が1つの目安でした。

逆に友人が勤めている病院では、基本的に残業はない病院で、18時には帰宅する事が出来る職場でした。その病院はベット数も100床以下の病院で薬剤師数も潤っていて、比較的ゆったりとした環境で仕事が出来る病院でした。

酷い病院では、薬剤師の当直終了時間が夕方の18時である病院もあり、朝9時から翌日の18時まで病院に拘束される職場もあります。

基本は朝までか、お昼までの当直制度を取っている病院が多いので、もしかすると、その病院の就業規則が酷かったのかもしれません。

病院の経営陣は薬局へ残業を減らすように業務命令を発令する場合があるので、残業代で懐を暖かくしている病院薬剤師にとっては痛手になります。

残業の定義が緩い病院では、全てにおいてサービス残業になる病院もあるので、就職前に就業規則は必ず確認しておきましょう。  

4.ドラッグストア

シフト制として拘束時間の中で8時間という設定にはなっていますが、ドラッグストアの薬剤師は基本的に1日10時間労働が普通だと思って良いでしょう。

ドラッグストアの店長を任せられる時期は比較的に早く、現場の全てを把握する事や整理を行わなければいけません。居残り作業はもちろんの事、現場スタッフの相談に悩みを解消するために業務後に話をしたり、売り上げを上げる為の会議など時間外に行う仕事が多いです。

他にも本社勤務であれば接待に近い営業も行う事もありますし、在宅業務を進めているドラッグストアも存在しているので、帰宅後にも作業が残っている場合もあります。

ドラッグストアに勤める薬剤師は昼頃に出勤する場合もありますので、帰りが22時を過ぎる事も十分にあり得ます。残業に関しては客層や繁忙度、人員不足も原因として挙げられます。

アルバイトやパートの薬剤師はもちろん残業はありませんが、深夜のドラッグストアでは閉店作業があるので閉店丁度に帰宅する事は少ない職場になります。 

薬剤師で残業が少ない職場はどこ?

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上記では、薬剤師の職場で残業が多いところを紹介しました。本項では逆に、比較的残業が無く、ホワイトな職場について説明します!

1.医薬品卸企業の薬剤師は残業が少ない

医薬品卸の薬剤師は、薬剤師の職場の中でも最も残業が少なく、年間休日や福利厚生も充実している働き方になります。残業はゼロではありませんが、医薬品卸の会社を見てみると基本的には大手上場企業になり、17時には営業を終えて18時には帰宅しているMSは一定数います。

私の薬局を担当しているMSも、19時前には自宅に帰れる会社に勤めています。また、医薬品卸に勤める薬剤師の業務として在庫管理、品質管理などの管理業務がメインになり、外回りや営業は基本的は行いません。

相手先に出向いて仕事を社内に持ち帰る事がないので、必然的に仕事が少なくて済みます。調剤、監査、疑義照会に投薬を行わないので後手に仕事が回る事も少ないでしょう。

残業をしたくない薬剤師には人気があり、調剤薬局やドラッグストアでに比べても離職率が低くてレアな働き方になります。

医薬品卸の薬剤師の業務の詳細については、以下のエントリーにまとめているので、興味がある人は参考にしてみて下さい!

2.企業における管理薬剤師は残業が少ない

レア度が高い企業求人で、薬品の品質管理をメインに行う、企業内に勤める管理薬剤師の職場になります。仕事の負担が少なくて残業をほとんど行わずに帰宅する事が可能です。

年収は他の職種と比べるとグッと低くなりますが、土日休みで16時までの勤務体系である企業もあり、プライベートを充実させたい薬剤師にとっても最も適している働き方になるでしょう。

仕事も管理業務から、受注確認、事務仕事、書類作成など慣れてしまえば簡単な仕事になります。

デメリットとしては、都心の求人は少なく、少し地方への出勤でないと空きがない状況なので、常に転職サイトを確認する必要がある点です。

残業で困っている方にはマッチした職場になるでしょう! 

薬剤師がサービス残業に対抗するためにすべきこと!

薬剤師の中で、サービス残業に苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。以下では薬剤師がサービス残業に対して対抗するために、是非して欲しい事について記載しています!

1.積極的に人材不足をアピールする

積極的に自分の職場が常に人材不足しているアピールを上司にしておきましょう。

自分自身が2人分の仕事を行っていたり、会社に貢献している事が前提条件になりますが、意見ではなく会社のサービス残業を無くすための提案として、小出しに上司に状況を伝える事が重要です。

管理薬剤師になっても、常にマンパワーのバランスを上司に報告して、困っている事を上司へアピールするべきです。そうしないと、上司はこの最低人数で現場がこなせていると思ってしまうので、人員補充はないがしろになってしまいます。

仮に人員が潤っている場合でも、出来るスタッフが気持ちよく働けるように、人事の配置には常に気を配ってください。

私は自らのツテで薬剤師を募集し、アルバイト出来る環境を整え、現在ではアルバイトが1名から4名に増員する事に成功しています。

2.就業規則の適正化

就業規則を厳密に守っている職場は、おそらく大手企業でも少数かもしれません。薬剤師の世界では、個人薬局や数店舗経営の薬局が多く、しっかりとした残業に対するマニュアルがない場合や、もしくはあってもグレーな場合が多いです。

まずは、自分が働いている職場の就業規則がどのようになっているのかを知っておく必要があります。

知識を増やしていけば次に転職した時にでも、突っ込んだ質問や、改善が出来る可能性があるので、サービス残業がある事が普通だと思わないで、自社の残業手当や制度がどうなっているかを把握して下さい。

適正化を行うに当たって、個人の意見を言ってしまうと、薬剤師の代役や人数が補充できてしまうため、代表やトップと直接意見の言える個人薬局や小規模チェーンに勤める方が向いている方法です。

今まではサービス残業を受け入れていたけれど、全額ではないにしろ残業手当を付ける様に改善を求めたりする事もいいでしょう。

薬局で働くスタッフ全員を味方に付ける事でよりスムーズに事柄が進みます。1人薬剤師であり他に薬剤師の替えがいない状態で交渉に入ると非常に効果的です。

あまり調子に乗りすぎると自分の立場も危なくなる可能性あるので、十分に注意して実行してみて下さい。 

3.職場を変更する

シンプルな方法として、今いる職場を離れれば、薬剤師はサービス残業から解放される事が可能です。職場を離れるといっても病院内でも担当する病棟の変更や、忙しくない店舗へ希望して異動を申し込む方法があります。

転職は大きなエネルギーを消費してしまうため、先ずは職場内で残業が少ない店舗や部署はどこかを把握してみて下さい。自ずと店舗や門前のクリニックによって残業の程度が分かってくるはずです。

大手であれば同期同士で集まる研修会や勉強会での席で話せば問題ないですし、エリアマネージャーや上司にも自分の気持ちをハッキリと伝えてもいいかもしれません。

薬剤師の転職サイトのコンサルタントには、各エリアに詳しい方がいるので自宅近くでサービス残業を行っていない職場と条件を加えて探してもらう方法もあります。

また、都心で人数が多い薬局では休みやすかったり、他のスタッフがいるので負担が分散出来て、比較的残業が少ないです。企業では、店舗における薬剤師数をチェックしてみてもいいでしょう。

様々な職場を見てきましたが、残業なしで帰宅出来る職場は必ずあります。何を優先にするかによりますが、今いる職場を変える事は逃げだとは思わずに、前向きな捉える事が、サービス残業に打ち勝つ最もシンプルな方法になるでしょう!

薬剤師の残業代ってどれくらい?

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働いている会社によって異なりますが、時給相場は2000円から4000円で、平均すると約3000円程度になります。

管理薬剤師になると手当としてが約3万円出ますが、残業代は全くでないこともあるので、注意が必要です。

私の友人は、管理薬剤師になる前が、残業が月に50時間ある調剤薬局で働いていて、手取りが35万円程度でした。10万円前後の残業代が出ていましたが、管理薬剤師になると管理手当は付くものの残業代が出ないシステムになり、手取りが少なくなったと嘆いていました。

また、他の調剤薬局では管理薬剤師までは残業代が付くけれど、その上のエリアマネージャーやブロック長から残業が出ない薬局もあるようです。

以下の体験談でも詳しくお話しますが、私の場合、病院時代の残業代は時給1800円程度になり、こちらも役職が付いて管理側になると残業を管理する役割に変わり、役職者は一切の残業代が出ない病院でした。

それぞれ働く企業や経営方針で異なるので、1度自分が働く残業代を確認してみると良いと思います。 

薬剤師で残業が少ない職場の探し方!

さて、では残業が少ない職場はどのように探せば良いのでしょうか。以下では、残業に困っている薬剤師が、それを解消するために、効果的な職場の探し方を記載します。

1.同僚に相談して新鮮な情報を得る

同期や仲が良い薬剤師が、異なる職場や他店舗で働いている時に有効な方法です!

大手調剤薬局チェーンでは入社式から始めの研修期間に多くの出会いがあるので、相談出来る同期を作っておくと良いでしょう。

時期が過ぎると、それぞれ全国の薬局やドラッグストアに配属になりますが、同じ店舗に3人以上の同期が配属される事は、余程の事がない限りはありません。基本は1人か2人で勤務する流れになります。

調剤薬局に関しては特にエリアや店舗によって残業時間が異なるので、各エリアや店舗の情報を得る事は大きなメリットになります。

例えば、新規で立ち上げる薬局に関しては残業が少ない傾向にあります。門前クリニックに患者数がまだ少ないので、処方箋枚数も少なくなり比較的ゆとりを持って仕事を行う事が出来るでしょう。

この様な情報のネットワークを駆使して、常に残業が少ない職場を探します。さらに深く突っ込むと、企業全体の仕組みや人事が学べたり、自らが指定した店舗に異動を希望して、残業が少ない職場を勝ち取る事も大企業なら可能です。

これには自社の人事担当の方と関係を良好にしておく必要と、上司からの信頼が必須になります。自分本意のワガママである場合は控えた方がいいでしょう。

狭い薬剤師の業界だからこそ、悪い噂は直ぐに広まりますし、仲の良い関係作りをして常に他の職場の情報をキャッチしておきましょう。続けていれば必ずいい残業の条件が巡って来るはずです!

2.薬剤師の転職サイトを活用する

薬剤師の転職サイトは、あくまでも参考の1つとして意見や、各企業のリサーチとして活用するといいでしょう。

転職会社のコンサルタントは転職を希望する前提で話を進めるので、しっかりと月の残業時間が10時間以内の調剤薬局であったり、サービス残業の有無をはっきりと知りたい事を伝えて、直ぐには転職を希望していない旨を伝えましょう。

コンサルタントの中には、そんな求人はありませんという方もいるかもしれませんが、その言葉を受け入れず、違う切り口で質問し、リサーチを行います。

薬剤師の人数はどのくらいいるのか、応援はあるのか、処方箋枚数と何科なのかなど、残業に繋がるワードで質問攻めにして情報を収集する事が重要です。

コンサルタントによっては、エリア担当のコンサルタント、正社員やアルバイト、派遣薬剤師などの働き方別のコンサルタント、対企業で担当しているコンサルタントなど、強いジャンルが異なります。

私も最新の薬剤師界の動向を把握するためだけに活用する事もありますし、色々なコンサルタントと話していく内に自分と相性が良いコンサルタントを見つける事も出来ます。

転職エージェントは、あくまでも補助です。残業をしたくないと相談するのではなくて、今いる職場はこれだけ残業があるけれど、他の職場の残業はどうか?減らす働き方はあるのかなど軽い気持ちで相談してみるのも良いかもしれません。

実際に私が活用した転職サイトでは、ファルマスタッフ が非常におすすめで、親身になって相談に乗ってくれました。以下のエントリーに実際に利用した体験談を記載しているので、興味のある方は是非参考にして下さい!

また、更に詳しい情報が知りたい方は、以下の公式サイトを確認してみて下さい!

転職エージェントに話を聞きに行っても、必ず転職しなければいけない訳ではありませんので安心して下さい。 

3.職場を直接見学する

調剤薬局や病院、ドラッグストアなどの一般的な企業は、余程の事がない限りは本人希望により1日の業務の流れを見学する事が可能です。

直接転職フェアの企業ブースで相談してもいいですし、企業ホームページから相談や電話で聞いてみても問題はありません。また、転職エージェントに登録をして、コンサルタント経由で聞いてもらうことも可能です。

コンサルタントには、見学してから決めたいと言えば基本的に企業の現場を見学する事が出来ます。

私は転職活動時に、気になる調剤薬局の中でなるべく1番多く処方箋をこなしている店舗を聞いて、その店舗の見学を夕方指定で行いたいと数件相談しました。

ポイントは処方箋枚数を会社で1番多く集めている忙しさの分析と、残業が発生する可能性がある夕方以降の現場を見る事です。

実際に夕方18時にアポイントを転職エージェントに取ってもらい見学を2時間程したのですが、見学先は20時以降も医療事務、薬剤師が帰る気配がなかったので日常的に残業が行われている会社だと判断しました。

直接説明をしてくれる代表や人事担当にも聞いてもいいかもしれませんが、本当に現場を理解出来ているのは、その店舗で働く薬剤師になります。

自分の目で確認する事が最も納得できる方法になるので、周りに流されずに直接見学してみましょう。 

実際に薬剤師で残業していた時に辛かった体験談

私が勤めていた病院では、就業規則における終業時間が17時15分であったにも関わらず、誰1人として、その時間に帰る事が出来ない薬局でした。どんなに仕事が出来て、早く帰りたい人でも最短で18時になります。

その理由として、薬局内の後片付けと明日の準備、医師の外来時間の延長が主な原因になります。他には、病棟業務の雑務や記事作成などで、隙間時間を使って行う優秀な薬剤師でも、就業規則通りに帰宅出来る薬剤師は誰1人いませんでした。

このことに対して、年次が上がるに連れて耐性がついたため、苦痛に思う事は少なくなりましたが、残業代が思った以上に低かったことが切実に辛かったです。

手取りが思ったよりも伸びていないと感じた時に、月20時間程の残業代を計算した事がありましたが、時給にすると約1800円程度で、他の職場でアルバイトをした方が、間違いなく稼げると確信した事があります。

因みに30時間の残業代が出た月は、60時間の残業をしていました。半分がサービス残業になっていて、全ての残業が給料に反映されない病院でした。

昔はもっと酷くてほとんどがサービス残業になっていると聞いたことがあり、ゾッとした経験があります。

また、病院からは残業を減らせと薬局に命令が来たこともあり、お昼休憩から1回も座る事が出来ない程の忙しさの中で、仕事をしていました。薬剤師の調剤量として、1人当たり40枚の処方箋という目安があると思いますが、単発の処方や注射箋を含めると残業時間だけで1人40枚は調剤する忙しさであった点は、今考えると異常でした。

当たり前の話になりますが、自己研鑽としての時間は残業としてみなされませんので、残って薬の勉強をしたり、疾患や検査値について電子カルテを用いて勉強する事は全く残業としてカウントされません。

その中で学会発表を行うためのデータ収集や資料作成時間、グラフやポスター作りに関しても同様に残業扱いにはならなかったので、始めの頃は気が進まない状態で学会発表の準備をしていました。

病院も縦社会のサラリーマンであり、成果を残さないとボーナスに響くかもしれないと感じていた私は、必死に学会発表を行いました。

結果的には発表を行う事で良い経験になったと感じますが、自分や家族に対する時間が全く取る事が出来なかった点は辛かったです。 

まとめ

いかかでしたでしょうか?

薬剤師の主な勤め先である調剤薬局やドラッグストア、病院では基本的に残業が蔓延化している事が、今回の記事を書いてみて再確認出来ました。

国家資格である薬剤師は、アルバイトやパート、派遣薬剤師で高額な時給で時間を区切って働く方がメリットがあるのでは?と思ってしまうくらいに、現場の薬剤師は辛い状況が多いです。

また過去を振り返り、私の勤めていた病院もほとんどの薬剤師が残業をしていたので、組織として、残業が習慣化されている問題もあります。

この記事が少しでも皆さんの役に立てれば嬉しいです。

それでは、また。 

 

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