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ジョブデポ薬剤師の評判は?現役薬剤師が辛口で口コミを語る!

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今回は、ジョブデポ薬剤師の利用体験談を詳細に説明していきます!

薬剤師で転職を考えている方で、ジョブデポ薬剤師の評判や口コミ、コンサルタントの質が気になっている方は是非参考にしていただければ幸いです! 

以下、目次となります。 

目次

 

ジョブデポ薬剤師とは

薬剤師の転職先だけでなく、医師、看護師、理学療法士、歯科衛生士、臨床工学士、保育士など、主に医療従事者の転職探しをサポートしてくれる転職サイトになります。

ジョブデポのメインは看護師向けの転職支援が強く、転職に成功するとお祝い金が貰える点が特徴と言えます。最大40万円のお祝い金が出ますが、職業によっては20万円と下がる事もあります。

事業としては転職サイト「ジョブデポ」の運営や、ホームページ作成に加えて、キャリアコンサルティングや、勤務先の希望を電話で対応して、本人の希望に合った企業への人材紹介を行っています。

登録の流れとして、医療従事者のジョブデポ薬剤師では、簡単な基本情報を入力した後にコンサルタントの方から電話があります。

全体的にビジネスライクな対応なので、転職先に目星を付けている方には向いていると言えます。約8割が非公開求人になり、全体としては8万件の求人が用意されています。

より詳細な情報については、以下のジョブデポ薬剤師 の公式サイトを参照してください!

 

ジョブデポ薬剤師の利用のメリット

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まず、ジョブデポ薬剤師の利用のメリットからお話します!

薬剤師の転職サイトは非常に多いですが、ジョブデポ薬剤師ならではのメリットもある為、気になる方は是非一読を!

1.お祝い金制度

ジョブデポを活用する最大の利点は、転職後に貰えるお祝い金制度になります。

お祝い金は、ジョブデポを介した転職先であれば、調剤薬局でもドラッグストアでも病院でも良く、一律で40万円を手に入れる事が可能です。(※実際には、税金がかかるので手に入る金額は37万円程度になります。)

このお祝い金については、ジョブデポを介して転職を行えば何度でもゲット出来るので、2回目以降も活用する事でまとまったお金を得る事がメリットになるでしょう。 

しかし、お祝い金を受け取るためには、いくつかの条件があるので注意する必要があります。

第一に、転職先で雇用期間3ヵ月を実際に働いた経歴がないとお祝い金は貰えません。極端な話、2か月半転職先で働いて辞めてしまったらお祝い金は発生しない事になります。

第二に、紹介先の面接を受けるだけや、ジョブデポに登録するだけではお祝い金は貰えません。また、雇用形態がアルバイトやパートによる転職であれば、一律5000円のお祝い金にダウンします。

第三に、企業と個人でコンタクトを取り、先に面接してしまうとジョブデポからお祝い金が出ませんので、企業に先にコンタクトを取るのは避けた方が良いです。

ジョブデポは、企業からの紹介料として転職が確定すると転職先から一定の報酬を受け取ります。よく言われるのは、薬剤師の年収の約3割から5割になり、例えば、年収600万円の転職先に決まった場合は一括でジョブデポに180万円から300万円が企業から支払われます。

実際には他の薬剤師の転職サイトも同じ様な割合で報酬を得ていますが、ジョブデポの場合、他のエージェントに比べると広告費を削って運営しており、現場の薬剤師同士の口コミ紹介が多いため、企業からの報酬を薬剤師に還元しやすい体制になっています。

広告費を抑えているので、ネットなどで認知したことがある薬剤師は少ないと思います。しかし実際に大学時代の同級生もジョブデポを使った事があり、薬剤師の一部では、密かに口コミが広がっています。

私もジョブデポについては「転職すると40万円貰える転職会社」という認識が強かったです。

2.友人紹介制度

ジョブデポを紹介した薬剤師と紹介された薬剤師に、報酬として各5万円を受け取る事の出来る独自のシステムになります。

薬剤師向けの他の転職エージェントの場合、紹介した人に対して3000円分のアマゾンギフト券やハーゲンダッツの無料券、他にも多くて1万円分のクオカードなど、上限があり、現金支給ではないことがほとんどです。

しかし、ジョブデポでは、現金支給であり、他のエージェントに比べても高額な点がメリットと言えます。

ただし、登録後にジョブデポを介した求人に転職を成功させて、約3か月の間、転職先で働いた実績を確認して初めて紹介料が入ります。

つまり、周りの知人や先輩などに紹介されて登録しただけでは、お互いに紹介料の5万円を得る事は出来ません。

紹介料の単価が低い大手の転職エージェントでは、登録後の電話対応と実際にコンサルタントの方と会ってエントリーシートを記入した後に報酬が貰えるパターンが多いです。

報酬単価が高いジョブデポは、紹介料獲得に関してハードルが高いので、紹介者も紹介された側も、絶対に転職しようと心に決めていないと中々条件が厳しいと思います。

周りに転職したがっている薬剤師がいれば、お互いに嬉しいメリットになる事でしょう。 

3.時間がかからない

実際に私がジョブデポを活用してみて、かかった時間は、登録時間に1分程度、電話でのヒアリングに約15分で、非常にスムーズに進める事が出来ました。自宅にいながら電話1本で行える点も時間短縮に繋がっていると思います。

基本的にジョブデポ薬剤師に関しては、エージェントの会社に訪問する事がないので、他の転職会社に比べても求人を探すまでの作業は最も早かったです。

特に1番最初に行う登録に関しては、必要最低限の個人情報を記載するだけなので、空いた時間にでも登録は可能です。

電話でのヒアリングでは、希望している転職先はありますか?という質問が用意されているので、事前に企業名を伝えておけばよりスムーズに進める事が可能です。

私も個人薬局と、地元の小規模薬局、製薬企業名を先に吟味していて、ジョブデポのコンサルタントに伝えたので、非常にスムーズに求人情報を調べてくれる事になりました。

他のエージェントに比較して、「もう終わり?」と思うほどあっさりしていたので、こちらのスキルや強みを聞かれることもありませんでした。

ジョブデポ薬剤師の利用のデメリット

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メリットの裏には、当然デメリットがあります。本項では、ジョブデポ薬剤師のデメリットを辛口で記載しています!

正直かなりデメリットが多いですが、気になる方は、是非読んでみて下さい。

1.公開求人が被っている

実際にホームページを確認して頂けると分かるのですが、企業名や病院名で検索画面から絞り込みを行ったり、公開求人を調べていくと、同じ内容で募集をかけている求人が複数あります。

例えば病院の正社員募集として1つの求人件数としてカウントして、同じ病院のアルバイトに関しても求人のカウントを1つにして合計2つの求人として見なしている場合があります。

同じ企業名で複数被っている求人の詳細を比較してみても、参考にならない点が多く、ジョブデポに登録して詳細を聞かなければ分からない仕組みになっているので、これは大きなデメリットに感じました。

求人の数は多いかもしれませんが、色々な求人が知りたい方には少し残念な転職サイトと言えます。  

2.電話対応が悪く、メール対応も遅い

これは私の実体験になります。

ジョブデポに登録した後、タイミングが合わず、時間を指定して折り返し電話を依頼したことがあります。しかし、コンサルタントの方は、指定された時間からかなり遅れて電話をしてきました。

私は過去にも、他の薬剤師の転職サイトを活用して、時間指定で折り返し電話をお願いをした事がありますが、設定時間ピッタリか、数分早い時間に電話が鳴る事がほとんどで、指定時間を過ぎてから電話が鳴ることはありませんでした。

コンサルタントから電話が遅れた事に対するお詫びもなく、何事もなかったかの様に話を進めてきた点も、非常に残念に感じました。

また、上述した電話対応以外にも、メール対応についてもレスポンスが悪かったです。

行きたい企業や、興味がある企業を5つほど名前を挙げて説明をした後に、どのくらいで求人情報が分かりますかと質問したところ、2、3日でメールか電話を差し上げますと伝えられました。

しかし、実際に連絡が着たのはかなり後になってからであり、コンサルタントの口から具体的な日数を伝えられたのにも関わらず、対応が後手になっていた点は、転職を考える薬剤師にとって大きなデメリットであると言えます。

たまたま私を担当したコンサルタントの質が悪かっただけかも知れませんが、他転職サイトでは無かったことなので、大きなマイナスに感じました。 

3.登録をしても非公開求人が見れない

ジョブデポではホームページ上に記載されている公開求人と、コンサルタントが把握していて、他の利用者が見る事が出来ない非公開求人の2つの求人情報があります。

他の薬剤師向けの転職サイトでは、会員登録後、非公開求人の詳細が閲覧出来たり、メールにて、非公開求人の詳細を送ってもらえることもありますが、ジョブデポ薬剤師はそれには対応していません。

つまり、非公開求人がどの程度存在していて、どんな内容なのかは、電話でしか分かりませんし、具体的に会社名や企業名を伝えても、果たしてジョブデポが本当にその企業を紹介する事が出来るのか分かりません。

非公開求人を中心に転職先を探したいと考えている薬剤師にとっては、これは大きなデメリットと言えます。

ホームページ上には8万件以上の求人情報を紹介出来ると記載がありますが、被っている求人を含めて公開求人が約3万件になります。

4.求人の検索に難があり信憑性がない

ジョブデポの公式サイトにて、公開求人の詳細を見てみると、募集要項が詳細ではない点や、MRで絞り込みをしても病院の求人に行きついてしまうなど、検索機能にかなり不具合がありました。

雇用形態についても、MRのみで調べた場合、表記上は4000件となっていますが、実際には全国で30件程度しか表示されないなど、差異もあります。

合わない数は非公開求人になると思いますが、コンサルタントにわざわざ詳細を聞かなければいけない点は、転職を考える薬剤師にとって、負荷が大きいと言えます。

他にもホームページ上の友人を紹介を促すページには「今なら5万円プレゼント」と記載がありますが、登録をする画面に入らせて、友人紹介の細かい説明記載がない点もマイナスでした。

実際には、上述した様に、紹介された友人が転職に成功しないと5万円がお互いに入る仕組みなので、紹介して登録しただけでは紹介料は発生しません。

また、実際の利用体験談として、私は転職先の候補に、公開求人で記載してある病院2つをピックアップして、詳細についてコンサルタントに調べるようにお願いしました。しかし、結果として「すべての病院が現在募集を締め切っている状態で、紹介出来ない。」と伝えられました。

古い求人情報が更新されることなく、ホームページ上に残っていることは、求人情報の信憑性を大きく損なうため、非常にマイナスだと判断しました。

5.コンサルタントの面接対策が弱い 

ジョブデポ薬剤師については、コンサルタントとは1度も会わないで企業の面接に挑みます。

他薬剤師向けの転職サイトである、リクナビ薬剤師マイナビ薬剤師では、必要であれば入念に面接の事前打ち合わせをしてくれるのに対して、ジョブデポでは面接日の日程調節のみを行って、後は本人にお任せする対応になります。

転職慣れをしている方にはスムーズかもしれませんが、慣れていない方や面接が久しぶりの方には向いていないと思った方が良いでしょう。

私が利用した際、転職先の雰囲気や人事担当の人柄などをコンサルタントに相談しても、即答する事が出来ず、濁した会話のままでした。

薬剤師向け転職エージェントの中には、企業担当のコンサルタントが在籍しているところもありますが、ジョブデポ薬剤師では、企業担当に特化したコンサルタントはいないため、人事担当との繋がりが弱く、企業ごとの面接の傾向も把握していません。

面接に不安がある方は、ジョブデポ薬剤師を活用するのを避けた方が良いかもしれません。 

6.登録内容を再びヒアリングされる

薬剤師免許を取得した日、いつ頃に転職を考えているのか、薬剤師の働き方と勤続年数など、登録時に必要な情報を事前に送ったのにも関わらず、同じ内容をヒアリングされます。

既に提出済みだと思いながら電話対応をしましたが、電話越しにメモを取っている様子が伺えたので、インターネット経由で記載、登録したジョブデポへの基本情報はコンサルタントの手元になかったのかもしれません。

登録時に同じ質問に答えましたと言いかけましたが、電話時間もヒアリングを含めて15分程度と短かったので、そこまで大きなデメリットとは言えませんが、やや煩わしいと感じた為、本項に記載しました。 

7.メールで求人情報を貰えない 

一般的に今まで活用した薬剤師向け転職サイトは、求人票をメール、もしくは文章で詳細に教えてくれるところが多かったです。しかし、ジョブデポ薬剤師の場合、電話のみの対応になり、薬剤師側で、電話越しに紹介先の企業をメモしなければいけません。

また、開示してもらえる内容は、企業のアウトラインだけで、年収と企業名、場所だけを伝えられて面接に挑む形になります。

私の場合、流石にその情報だけでは、転職を決意する事が出来ませんでしたので、薬剤師の人数と1日の処方箋枚数、主な処方元、薬剤師の年齢層、経営者が薬剤師かどうかなどを、再び聞いてもらう様にお願いをしました。

その時に、電話ではなくてメールで送って欲しいと訴えましたが、ジョブデポではメールで求人の情報を送っていないと伝えられ、電話で折り返しを待ちました。

メールでゆっくり求人内容を見たいと思う方にとっては、非常にデメリットになると思います。 

8.紹介出来ない職種の求人がある

ジョブデポ薬剤師は基本的に調剤薬局を紹介しているため、例えサイトの公開求人に記載してある内容でも、調剤薬局以外は断れらることがあります。

私が実際にジョブデポを利用した際に、求人に記載があった、製薬会社のMRと、治験に関わる仕事について調べてもらいましたが、結果はノーであり、全国どこに行っても現在紹介する事は出来ないといわれました。

調剤薬局の転職のみを考えている方にとっては、特筆すべきデメリットではないかもしれませんが、転職先の幅が狭まるという点では、薬剤師にとって大きな損失と言えます。

ジョブデポ薬剤師のコンサルタントの質について

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本項では、ジョブデポ薬剤師のコンサルタントについて詳しく説明していきます。

転職エージェントについては、担当者の当たりはずれが大きいです。私の担当エージェントがたまたま私に合わなかっただけかも知れませんが、実際に利用した際に感じたことついて、詳細に書いています。

1.提案力がない

基本的に転職先のマッチングに対して消極的な姿勢でした。

薬剤師から希望された内容は最低限調べるのですが、コンサルタントから「働く事に置いての優先順位は何か」、「どうして転職を考えたか」など、新しい観点から働き方を提示したり、紹介先のすり合わせを積極的に行うことは皆無でした。

コンサルタントと言う表現ではなくて、紹介者と表現した方が良いかもしれません。事前に次の就職先が決まっている方には良い点ですが、丸っきり初めての転職者では、かなり不満が残るコンサルタントと言えます。

提案力がないコンサルタントは、医療業界用語を並べても曖昧な返答をしませんので、気になる方は試しに質問してみましょう!

2.事務的に話を進める

上述した「提案力がない」という話にも繋がりますが、スピーディーな電話対応の裏には、マニュアル用紙に沿ったヒアリング方法をしていて、心がない事務的な対応が目立ちました。

私が質問された内容は、転職に関わる最低限度の情報で、「何故転職を考えたのか?」、「薬剤師の働き方で理想とする働き方は?」、「年収、休日、やりがいの中で優先順位はどれか?」など、相手に合わせたヒアリングは全くありませんでした。

コンサルタントと直接会えるタイプのエージェントでは、こちらの顔色を伺いながら、方向転換も可能であり、利用者もコンサルタントの雰囲気が分かるので、安心して話を進める事が可能です。

余計な感情を挟まないで淡々と進めたい場合には相性が良いですが、実際に転職を考えている方は、早く今の職場から脱却したいと考えていることが多く、その背景には、理解者がいて欲しいと追い込まれている場合もあると思います。

そのため、初めて利用する転職会社がジョブデポ薬剤師の場合には、コンサルタントがあまりにも淡泊で、冷たい印象持ってしまい、求人の詳細や情報を聞き辛くなってしまう恐れがあります。

3.交渉能力が低い

基本的に、ジョブデポ薬剤師の交渉能力は皆無と言って良いでしょう。

私は、薬剤師の資格の他にも、認定薬剤師とスポーツファーマシストの資格を取得しており、具体的にどの様に転職に有利なのかを質問しました。

しかし、転職先には伝えておくけれど、交渉については、コンサルタントを挟まないので面接時にお願いしますと伝えられました。

大手のエージェントでは、コンサルタントの方も利用者の長所を的確に掴み、先方に伝えてプラスアルファになるように働きかけてくれます。

ジョブデポ薬剤師のコンサルタントの場合、やはり電話だけでは利用者の長所は理解出来ないと思いましたし、実際に15分程度の短い時間で、相手企業に給料交渉や働き方を優遇するように伝えるのは無理があると思いました。

ジョブデポ薬剤師を活用する場合には、転職先の面談時に自分の力で企業に交渉を行った方が無難ですので、コンサルタントに過度に期待しない方がいいでしょう。

余談ですが、スポーツファーマシストに関してはどういった資格なのか全く分かっていない様子で、こちらでは対応していないと言わんばかりでした。 

4.薬剤師の専門用語を理解していない

病院薬剤師のキャリアの積み方など、薬剤師としての仕事内容や今後の薬剤師像、医療界の出来事や、やりがいを理解しているコンサルタントは少ないです。

また、中心静脈栄養の注射混注について、院外処方率とその言葉の意味、チーム医療の内容、抗ガン剤を扱える病院なのか、緩和医療を学べる病院かどうかなど、薬剤師としてスキルアップを目指す環境を理解していません。

医療業界の専門用語を話したり、相談したりしても現場の担当者と話して下さいと、逃げに回ってしまう場面もありました。

基本的に私達薬剤師の考えを尊重してくれますが、本当に薬剤師の仕事を理解出来ているのか不安になる場面が多々ありました。

コンサルタントにもよるかもしれませんが、今までの転職エージェント中でも最も薬剤師を理解していないコンサルタントでした。 

5.時間にルーズ

少ない対応時間の間に、時間を守らなかった出来事が2つありました。

1つ目は電話時間の折り返しになり、2つ目は、求人情報を2、3日でまた連絡しますと行約束したにもかかわらず、蓋を開けてみると1週間後に連絡があった点になります。

また、遅れた事に対するお詫びや、途中経過の報告も無かったため、その点でもコンサルタントに対する信頼感がなくなりました。

求人を探してもらってからの1週間は、電話が鳴るかもしれないと携帯電話を気にしていたため、非常に不安でした。

ジョブデポ薬剤師の紹介求人の例

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本項では、実際にジョブデポ薬剤師で紹介を受けた求人について説明していきます。

求人情報については水物であり、同じ内容の求人はおそらくは無いですが、一つの目安として、考えて貰えれば幸いです。

1.年収550万円の個人薬局

私の地元から車で30分の個人経営の調剤薬局薬剤師の求人です。

在宅医療は行っていない薬局になり、正社員1人、パート3人の計4人で1日当たり40枚程度の処方箋をこなします。

内科クリニック門前で、具体的な処方内容は分かりませんと伝えられましたが、1包化が多く、処方箋が重い内容が多いと予想出来ました。

経営者が薬剤師であり、年収550万程度なら考慮してくれる求人になります。従業員の年齢層は50代と高めで、薬局継承者も考えての求人内容でした。

2.年収600万円から800万円の調剤薬局正社員

1日平均処方箋枚数が130枚オーバーの、人気がある医療機関の調剤薬局になります。

40代の薬剤師では年収800万円が可能な働き方ですが、勤務先が過疎地になり周りには遊べる環境が少ない点が難点になります。

面白いと思った内容はオンコール手当の制度があり、自宅からオンコールで薬局業務の対応をしなければいけません。

深刻な人手不足であり、その分を高額な年収でカバーしている求人になります。また、オンコール手当では1回当たり1万円の手当てが付くので、より年収を上げる事が出来る働き方になります。

3.地方病院勤務の薬剤師

一般的な薬剤業務に加えて、病院薬剤師として病棟やDI業務が学べる田舎の求人になります。

僻地ゆえに月給35万円から38万円と病院薬剤師にとっては高額な給料になり、想定年収は約600万円になります。

1日平均処方箋枚数は150枚で、薬剤師の職員数は不明と言った少しブラックな面もあり、もう少し詳細に知りたかった求人でもあります。

残業は月に10時間程度とありますが、いつの情報かジョブデポでは不安になったので、それ以上は聞きませんでした。週休2日ですが、完全週休2日体制ではなく、当直もあるので連勤になる可能性もある点も注意が必要になるでしょう。 

ジョブデポ薬剤師の口コミは?どんな人におすすめ?

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さて、ジョブデポ薬剤師について、その概要やメリット、デメリットが掴めましたでしょうか。

本項では、実際にどのような方がジョブデポ薬剤師を利用するべきかについて記載していきます。

1.転職を決意しているおり、お祝い金が欲しい方

ジョブデポ薬剤師はは、転職相談の相手としては不向きな企業になります。

働き方や薬剤師のやりがいを相談した所で、会話内容を濁されたり、曖昧な解答をするので、転職先をある程度絞っていて、絶対に転職をする意志がある方に向いているエージェントになります。

ファルマスタッフマイナビ薬剤師は、コンサルタントと直接会って仕事や薬剤師としての働き方の相談が可能です。しかし、ジョブデポ薬剤師は電話のみの会話になり、上述した様に、コンサルタントの質も他のエージェントに比べるかなり落ちます。

そのため、転職相談ではなく、ジョブデポのメリットである40万円のお祝い金制度を上手く活用する事が大切になってきます。

さらに周りにジョブデポを紹介出来る知人が居れば、紹介料の5万円も上乗せして貰えますので、事前に行きたい会社があり、転職を決意している場合には利用を検討してみましょう! 

2.コンサルタントと直接会って話したくない方

初めての転職を考える時には、大手転職エージェントの方が、転職について不安感が解消されておすすめですが、転職に対して自分なりの道筋が出来ていたり、不安が無い方は、余計な事は聞かないジョブデポのコンサルタントが非常に合っています。

私も転職に関して流れなどの全体像をある程度把握しているので、気兼ねなくお目当ての求人をお願いしたり、電話故に言いにくい内容も言えてしまう点が良かったと思いました。

休みを使ってまでコンサルタントと会って話したくない、変に干渉されないで電話だけで転職をしたい方に向いているエージェントになります。  

3.時間をかけたくない方

ジョブデポ薬剤師への登録から電話対応までは、他のエージェントに比べて比較的時間をかけずに進む事が出来ます。

また、コンサルタントとは直接会って話す仕組みでないので、転職会社に集合したり、自宅周辺の喫茶店で話す事はありません。電話1本とメールだけで求人先を探してくれます。

電話対応に関しては夜の21時まで対応可能なので、帰宅後も電話を受け付けているのは嬉しいですし、忙しい方に手間を取らせません。

コンサルタントの方は、本当に必要な事以外は聞いてこないので、的確に希望を伝える事を推奨します。

企業薬剤師として、地元エリアから探しているといった曖昧な希望ではなくて、株式会社名とその支店名をコンサルタントの方に伝えると、より一層時間をかけずに進みますので是非実践してみて下さい。

ドラッグストアなど遅くまで働く事が余儀なくされる薬剤師には向いているエージェントになると思います。

時間がかかるエージェントでは、電話対応のヒアリングに1時間以上をかけて希望と働き方をマッチングしてくれますが、ジョブデポで私が実際にかかった電話時間は約15分になり、今まで利用したエージェントの中で最も短い時間でした。

逆に、私はこれでいいのか多少不安になりましたが、働き方が定まっていて煩わしい時間をかけたくない方には合っている印象です。  

4.友人と一緒に転職したい方

実際に私の同級生で、ジョブデポを利用して友人同士2人で一緒に転職した例があります。

地元に展開している中規模調剤薬局から、口コミでジョブデポを知り、同じ職場の先輩に「転職すると今の職場のボーナス分貰える」という言葉が引き金となり、同期同士で転職を決めました。

私も彼らから話を聞きましたが、転職をする理由として、残業が多く休みが少ない調剤薬局であった事、会社自体が中途採用の薬剤師が多くて、彼らよりも給料が低い事が理由でした。

ポイントは、2人とも既に転職先の情報や概要をおさえていた点であり、転職先には前の職場の先輩が働いていました。

直接先輩から企業へ紹介で入る事は可能ですが、お祝い金制度や紹介制度のあるジョブデポで上手く活用して、裏では内定が決まった状態で転職エージェントを利用しました。

もちろんジョブデポには、初めて活用して転職を成功させたので、お祝い金を各40万円分、紹介料として各5万円をゲットする事が出来ました。

転職先は一緒でなくていいので、友人や先輩後輩同士の間柄でジョブデポを活用すれば、お互いがハッピーになれるのでおすすめです。 

5.二回目以降の転職を考えている方

2回目以降の転職を考えている方は、前回お世話になった転職エージェントを再び利用する事に引け目を感じる方もいて、前とは異なるエージェントを探したい心理になると思います。

ジョブデポは、インターネットなど広告に関して他のエージェントと比較して弱く、現役薬剤師にはあまり知られていないエージェントになるので、2回目以降の転職を考えている薬剤師にもおすすめです。

大手エージェントを利用済みで、ひっそりと転職を考えている方は、チェックしてみて損がないかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

辛口評価でジョブデポ薬剤師の利用体験談を書かせて頂きました。最大のメリットは、お祝い金制度であり、転職先がおおむね心の中で決まっている薬剤師には、活用した方が良いエージェントです。

また、コンサルタントにも当たりはずれがあるのと同様に、各転職エージェントによっても対応の質が全く異なる事を再認識する事が出来ました。

少しでもこの記事が、何かの役に立てれば幸いです。

それでは、また!

 

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